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公開番号2025169839
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-14
出願番号2024082930
出願日2024-05-01
発明の名称簡易担架
出願人個人
代理人
主分類A61G 1/00 20060101AFI20251107BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】通路や階段などの狭隘な場所でも少ない人数で搬出することができ、救助者の身体的負担を軽減し、救助者・傷病者共により安全で、傷病者を安心して搬送することができる簡易担架を提供する。
【解決手段】本体1の背面に2本のバンド3aが中央部3bでX型に交差し縫い付けられ、バンドの端末にはそれぞれバックル4が付属する。本体の端、頭側、足側、左側、右側にそれぞれ取っ手2が縫い付けられ、本体の端2カ所に傷病者を固定するバンド5が縫い付けられる。頭側・足側の救助者それぞれの上半身にハーネスを装着する。それぞれのハーネスはバンド、本体と接続するバックル、バンドの長さが調節用アジャスターで構成され、バンドは背面でX型に交差し縫い付けられる。ハーネスを装着した救助者と傷病者を乗せた本体をバックルで接続する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
本発明における簡易担架は、本体1と2本のハーネス7a・7bで構成される。
本体の背面には2本のバンド3aが本体中央部3bでX型に交差し縫い付けられ
ていることを特徴とする簡易担架。
続きを表示(約 490 文字)【請求項2】
バンドの端末には、それぞれバックル4a・4b・4c・4dが付属し、バックル部でバンドの長さが調節出来る簡易担架。
【請求項3】
本体の端、頭側2a・2b、足側2c・2d、左側2e・2f・2g・2h、右側2i・2j・2k・2lにそれぞれ取っ手が縫い付けられることを特徴とする簡易担架。
【請求項4】
本体の端2カ所5a・5bにバンドが縫い付けられ、バンドはそれぞれ長さが調節できるバックルが付属する。バンドにて傷病者の両腋下および両下肢を締め付け、傷病者の本体からの脱落を防止することを特徴とする簡易担架。
【請求項5】
本体足側に足袋6を縫い付け、本体から両下肢の脱落を防ぐ簡易担架。
【請求項6】
頭側・足側の救助者の上半身に、ハーネスを装着する(2セット)。それぞれのハーネスはバンド7a・7b、本体と接続するバックル8a・8b・8c・8d、バンドの長さが調節用アジャスター9a・9b・9c・9dで構成され、バンド7c・7dは背面でX型に交差し縫い付けられるハーネスを特徴とする簡易担架。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、狭隘な通路や階段などにおいて、救助者2名で傷病者を搬出でき、かつ救助者の身体的負担を軽減することができる簡易担架である。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
この種の簡易担架は、本体1の端、頭側2a・2b、足側2c・2d、左側2e・2f・2g・2h、右側2i・2j・2k・2lに取っ手がそれぞれ縫い付けられている。傷病者を簡易担架に乗せた後、その取っ手を用いて搬送するものである。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
従来の簡易担架は、本体に傷病者を乗せ、救助者が本体端に縫い付けられている取っ手を持ち搬送するものである。左側および右側に取っ手がついており、複数の救助者が頭側・足側・左側・右側からこの取っ手を持ち、傷病者を搬送する。
【0004】
しかしながら、屋内で搬送する際、日本家屋では一般的に幅が約90cmであることから、左側・右側に救助者が入ることは物理的に困難であることが課題であり、そのため、頭側・足側の2名の救助者のみで搬送が可能で、かつ2名でも身体的負担が掛からず搬送出来る簡易担架を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本体1の背面に2本のバンド3aが中央部3bでX型に交差し縫い付けられ、バンドの端末にはそれぞれバックル4a・4b・4c・4dが付属し、バックル部でバンドの長さが調節出来る。本体の端、頭側2a・2b、足側2c・2d、左側2e・2f・2g・2h、右側2i・2j・2k・2lにそれぞれ取っ手が縫い付けられ、本体の端2カ所5a・5bに傷病者を固定するバンドが縫い付けられ、バンドはバックルにてそれぞれ長さが調節できる。頭側・足側の救助者それぞれの上半身にハーネスを装着する。それぞれのハーネスはバンド7a・7b、本体と接続するバックル8a・8b・8c・8d、バンドの長さが調節用アジャスター9a・9b・9c・9dで構成され、バンド7c・7dは背面でX型に交差し縫い付けられる。ハーネスを装着した救助者と傷病者を乗せた本体をバックルで接続することにより、課題が解決できる。
【発明の効果】
【0006】
本発明においては、本体1にX状に縫い付けられた2本のバンドと、救助者の上半身に装着されたハーネスをバックルで接続することにより、頭側および足側の2名の救助者で傷病者を搬出することが出来る。
【0007】
頭側と足側の救助者で搬出することが可能のため、一般的な日本家屋における廊下や階段、狭隘な場所での搬出が容易である。
【0008】
ハーネスを用いて簡易担架を持ち上げる為、取っ手を持ち上げる従来型と比較し、救助者の身体的負担が軽減される。また、両手を本体から離すことが出来、廊下や階段の手すりに掴まりながら搬送することが出来る為、救助者の安全、傷病者の安心の向上が期待出来る。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明に係る簡易担架の本体の正面図である。
本発明に係るハーネス2セットの正面図である。
傷病者を簡易担架に乗せた図である。
救助者の上半身にハーネスを装着した図(正面・背面)である。
本体とハーネスのバックルを接続した図(頭側・足側)である。
本発明にて傷病者を搬出している図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
図3、図4、図5、図6は本発明に係る簡易担架の実施例を示す。図3において傷病者を簡易担架本体1の上に乗せ、傷病者の足を足袋6の中に入れ、傷病者の両腋下部から5aのバンドを通し、バックルで接続、傷病者の両下肢上を5bのバンドで通しバックルで接続、それぞれのベルトを締め付け、本体と傷病者を固定する。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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