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公開番号
2025177655
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-12-05
出願番号
2024084684
出願日
2024-05-24
発明の名称
毛髪化粧料
出願人
株式会社ダリヤ
代理人
主分類
A61K
8/34 20060101AFI20251128BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】塗布性、洗い流し時の指通りおよび乳化安定性のよい毛髪化粧料を提供する。
【解決手段】パーマ剤処理後にpHが8以上となった毛髪に対して適用される毛髪化粧料であって、(A)クエン酸、グリコール酸またはレブリン酸から選ばれる1種以上、(B)炭素数14~22のアルキル鎖を有する高級アルコール、(C)塩化ステアリルトリメチルアンモニウムまたは塩化ベヘニルトリメチルアンモニウムから選ばれる1種以上を含有し、前記(A)成分の含有量が1~5質量%であり、20℃おける粘度が20,000~60,000mPa・sであることを特徴とする毛髪化粧料。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
パーマ剤処理後にpHが8以上となった毛髪に対して適用される毛髪化粧料であって、
(A)クエン酸、グリコール酸またはレブリン酸から選ばれる1種以上、
(B)炭素数14~22のアルキル鎖を有する高級アルコール、
(C)塩化ステアリルトリメチルアンモニウムまたは塩化ベヘニルトリメチルアンモニウムから選ばれる1種以上
を含有し、
前記(A)成分の含有量が1~5質量%であり、
粘度が20,000~60,000mPa・sであることを特徴とする毛髪化粧料。
続きを表示(約 270 文字)
【請求項2】
(A)クエン酸、グリコール酸またはレブリン酸から選ばれる1種以上、
(B)炭素数14~22のアルキル鎖を有する高級アルコール、
(C)塩化ステアリルトリメチルアンモニウムまたは塩化ベヘニルトリメチルアンモニウムから選ばれる1種以上
を含有し、
前記(A)成分の含有量が1~5質量%であり、
粘度が20,000~60,000mPa・sであって、パーマ剤処理後の毛髪が濡れている状態で毛髪化粧料を毛髪に塗布する工程、洗い流す工程、毛髪を乾燥させる工程、とからなる毛髪化粧料の毛髪処理方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は塗布性、洗い流し時の指通りおよび乳化安定性のよい毛髪化粧料に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
現代においてパーマネントウェーブ剤や縮毛矯正剤等を行う方法としてパーマ剤が広く用いられている。パーマ剤はアルカリ剤と還元剤を含む第1剤と、酸化剤を含む第2剤を組み合わせたものなどが広く使用されている。このようなパーマ剤の第1剤に含有されているアルカリ剤は毛髪内のpHを上昇させることにより毛髪表面のキューティクルを開いて、毛髪内部に還元剤を浸透させる。
【0003】
しかし、一方でパーマ剤の第1剤に含有されるアルカリ剤は毛髪のpHを上昇させ毛髪表面のキューティクルを開くことにより毛髪の表面や内面にダメージを与える。このパーマ剤の第1剤に含有されるアルカリ剤は酸化剤を含有する第2剤を処理した後も毛髪に残留している場合が多く、パーマ処理後にさらに毛髪の表面や内面にダメージが進み、毛髪の指通りが悪くなる。このような毛髪をケアする目的として、パーマ剤処理後に毛髪のキューティクルを引き締めることができる毛髪化粧料が一般的に使用されている(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2000-119143号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、従来技術では、パーマ剤による処理後の毛髪内のpHを低下させる機能は十分検討されてなくダメージの軽減はいまだ不十分であるため、毛髪のキューティクルが開いた状態となり洗い流し時の指通りが悪く、これを改善する余地があった。また、パーマ剤による処理で上昇した毛髪内のpH低下を目的として、毛髪化粧料に酸性物質を多く含有させる場合、毛髪化粧料の乳化安定性を維持できず、毛髪化粧料の分離や水吐きなどが起こる場合があった。更に、パーマ剤の第1剤に含有するアルカリ剤によってキューティクルが開きダメージを受けた結果、毛髪の内部物質が流出し吸水性が高くなった状態となっているため、ダメージ軽減を目的とした毛髪化粧料を適用しても、この吸水性の高さから、均一にムラなく塗布することができず、結果的に毛髪化粧料の機能を十分発揮することが困難となり、パーマ剤による処理後の毛髪内のpHを低下させる機能が不十分となり、ダメージの軽減はいまだ不十分となる場合があった。
【0006】
すなわち本発明の目的は、パーマ剤処理後にpHが8以上となった毛髪内のpHを低下させ、洗い流し時の指通りを良好にする毛髪化粧料およびその使用を提供することである。また、乳化安定性および塗布性が良好である毛髪化粧料を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者は、前記課題を解決するために鋭意検討した結果、パーマ剤処理後にpHが8以上となった毛髪に対して適用される毛髪化粧料であって、
(A)クエン酸、グリコール酸またはレブリン酸から選ばれる1種以上、
(B)炭素数14~22のアルキル鎖を有する高級アルコール、
(C)塩化ステアリルトリメチルアンモニウムまたは塩化ベヘニルトリメチルアンモニウムから選ばれる1種以上
を含有し、
前記(A)成分の含有量が1~5質量%であり、
20℃おける粘度が20,000~60,000mPa・sであることを特徴とする毛髪化粧料が上記の課題を解決することを見出し、本発明を完成させた。
【発明の効果】
【0008】
本発明により、塗布性、洗い流し時の指通りおよび乳化安定性のよい毛髪化粧料を提供する。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明を詳細に説明する。なお、含有量を示す単位は、特に明記しない限り全て質量%である。
【0010】
本発明は、パーマ剤処理後にpHが8以上となった毛髪に対して適用される毛髪化粧料であって、
(A)クエン酸、グリコール酸またはレブリン酸から選ばれる1種以上、
(B)炭素数14~22のアルキル鎖を有する高級アルコール、
(C)塩化ステアリルトリメチルアンモニウムまたは塩化ベヘニルトリメチルアンモニウムから選ばれる1種以上
を含有し、
前記(A)成分の含有量が1~5%であり、
20℃における粘度が20,000~60,000mPa・sであることを特徴とする毛髪化粧料である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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