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公開番号
2025175819
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-12-03
出願番号
2024082097
出願日
2024-05-20
発明の名称
テスト肺
出願人
個人
代理人
個人
主分類
A61M
16/00 20060101AFI20251126BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】カビや細菌による汚染を防ぐことによって汚染の危険性と洗浄による負担を軽減し、かつ、適度な交換時期を視認可能にすることによって交換による費用負担を権限可能な、テスト肺を提供する。
【解決手段】人工呼吸器回路2に着脱可能に接続する接続部8と、接続部8と着脱可能に接続し、互いに相対的に動くことが出来る着脱可能なバネ弾性を有する二つの垂れ蓋12を備えるシェル部10と、シェル部10と着脱可能に接続し、二つの垂れ蓋12の間に配置される、肺バッグ11と、を備え、接続部8は、疎水性の通気フィルタ100を有するフィルタ部9を内包し、フィルタ部9の状態を確認するための確認孔13を更に備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
人工呼吸器を試験するためのテスト肺であって、
人工呼吸器回路に着脱可能に接続する接続部と、
前記接続部と着脱可能に接続し、互いに相対的に動くことが出来る着脱可能なバネ弾性を有する二つの垂れ蓋を備えるシェル部と、
前記シェル部と着脱可能に接続し、前記二つの垂れ蓋の間に配置される肺バッグと、を備え、
前記接続部は、疎水性の通気フィルタを有するフィルタ部を内包し、前記フィルタ部の状態を確認するための確認孔を更に備える、
ことを特徴とするテスト肺。
続きを表示(約 190 文字)
【請求項2】
前記疎水性の通気フィルタは、バクテリアフィルタである、請求項1に記載のテスト肺。
【請求項3】
前記フィルタ部は、二酸化炭素吸収材をさらに備える、請求項1または2に記載のテスト肺。
【請求項4】
前記接続部は、前記フィルタ部の状態と、前記接続部の内部の状態と、を確認可能な透過性素材で形成されている、請求項1に記載のテスト肺。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、テスト肺に関する。更に詳細には、本発明は、例えば、麻酔器や人工呼吸器の動作確認や動作維持の為に、人間の肺の代わりに用いられるテスト肺に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、この種のテスト肺としては、例えば、特許文献1に開示されたものが知られている。特許文献1に開示されたテスト肺は、互いに相対的に動くことが出来る二つの垂れ蓋の間に配置された肺バッグを持ち、注入口を持ち、またシミュレーション・パラメータを調整するための調整手段を持ち、テスト肺が、コンパクトなユニットとして構成され、また肺のパラメータの調整によって色々な肺のタイプのシミュレーションを可能にする。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特表2008-520321号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
人工呼吸器等の機器を用いて人工的に呼吸を行う場合、人体に快適に呼吸を行わせるため、前記機器が人体に送り込む空気は、適度な湿度に調整されて送り込まれる。送り込まれる前記空気は、適度な湿度で調整されているため、前記機器の回路がカビや細菌に汚染される場合がある。特に、前記人体に接続する回路に交換可能に接続し、繰り返し使用するテスト肺が原因となって前記回路を汚染する場合が見受けられた。
【0005】
しかしながら、特許文献1に開示されたテスト肺においても、前記人工呼吸器に接続し動作確認や動作の維持を行った場合、前記テスト肺に適度な湿度の空気が入るため、接続を解除した後に前記カビや細菌による汚染を完全に防ぐことは困難である。
【0006】
そこで、従来のテスト肺や特許文献1に開示された前記テスト肺においては、例えば、都度洗浄を行う、または前記肺バッグを交換することによって前記カビや細菌による汚染を防いでいた。すなわち、目視できない増殖前のカビや細菌による汚染を防ぐために、高頻度の洗浄による労力負担や、高頻度の前記肺バッグの交換による費用負担に課題があった。
【0007】
本発明は、従来技術における前記課題を解決するためになされたものであり、カビや細菌による汚染を防ぎ、かつ、適度な交換時期を視認可能なテスト肺を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記目的を達成するため、本発明に係るテスト肺の構成は、
(1)人工呼吸器回路に着脱可能に接続する接続部と、
前記接続部と着脱可能に接続し、互いに相対的に動くことが出来る着脱可能なバネ弾性を有する二つの垂れ蓋を備えるシェル部と、
前記シェル部と着脱可能に接続し、前記二つの垂れ蓋の間に配置される、肺バッグと、を備え、
前記接続部は、疎水性の通気フィルタを有するフィルタ部を内包し、前記フィルタ部の状態を確認するための確認孔を更に備える、ことを特徴とする。
【0009】
本発明の自動撹拌機の上記(1)の構成は、以下のような作用効果を奏する。
すなわち、上記(1)の構成によれば、前記疎水性の通気フィルタを有する前記フィルタ部を内包した前記接続部によって、前記人工呼吸器から送り込まれる湿度を含む空気の内、水分が前記肺バッグ内に侵入することを防ぐことによって、カビや細菌による汚染を防ぐことが可能となる。また、前記肺バッグ内での前記カビや細菌の増殖を防ぐことも可能である。また、前記接続部が、疎水性の通気フィルタを有するフィルタ部を内包し、前記フィルタ部の状態を確認するための確認孔を更に備えることにより、適切な交換時期を視認することが可能となる。
【0010】
さらに、上記(1)の構成によれば、それぞれ耐久性が異なる、前記フィルタ部を内包する前記接続部と、バネ弾性を有する二つの前記垂れ蓋と、当該垂れ蓋を着脱可能に備えるシェル部と、および前記肺バッグと、が着脱可能に接続されることにより、交換が容易となりユーザの費用負担を軽減することが可能である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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