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公開番号
2025107944
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-22
出願番号
2024001531
出願日
2024-01-09
発明の名称
短下肢装具
出願人
個人
代理人
主分類
A61H
3/00 20060101AFI20250714BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】
内反・尖足の強い痙性下肢麻痺者に多く使用されている両側金属支柱付き短下肢装具に、足継手の可動範囲の調整機能に加えて、調整可能な足関節底屈制動機能と足関節底屈位から背屈位へ素早く回復し、下腿部を前方へ押し出すことによる推進機能を持たせること。弛緩性麻痺の膝折れ防止と足部荷重中心の前方移動による部分的荷重集中を避けることを目的とした調整可能な背屈制動機能を持たせること。
【解決手段】
両側金属支柱付き短下肢装具の剛性を損なわない形状で、足継手の直上部23、23’、23”に底背屈方向に弾力性を有する撓み部分を設け、部品の選定・交換と足継手の自由可動範囲の調整機能により、弾性強度の調整を可能とした短下肢装具。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
両側金属支柱付き短下肢装具の両側支柱の足継手近位部に撓み部分を設けることで、足継手が自由可動範囲の調整機能を担い、撓み部分は底屈制動、背屈制動、推進機能を担うことで、両側金属支柱付き短下肢装具の剛性を損なうことなく、双方の機能を有する短下肢装具。
続きを表示(約 680 文字)
【請求項2】
両側に設けた支柱本体部分20’、21’、前記支柱本体部分20’、21’の上端部で前記支柱本体部分20’、21’を連結している下腿カフ10、下腿カフベルト70、前記支柱本体部分20’、21’の下端部に設けた足継手30’、31、前記足継手30’、31に上端部で連結したアブミ40、前記アブミ40、の下端部と一体化した足部60とより構成された短下肢装具において、前記支柱本体部分20’、21’の一部に撓み部分23、23’、23”を設けたことを特徴とする請求項1記載の短下肢装具。
【請求項3】
前記撓み部分23、23’、23”は、前記支柱本体部分20’、21’の一部に滑らかに形状を変化させ、前後方向に撓む形状部分を設けたことを特徴とする請求項1~2記載の短下肢装具。
【請求項4】
前記撓み部分23、23’、23”が、前記足継手30’、31に近接して配置されていることを特徴とする請求項1~3のいずれか一項に記載の短下肢装具。
【請求項5】
前記支柱本体部分20’、21’を鋼材で作製する場合、撓み部分23、23’のみに焼き入れを行い、他の部分は装具製作時に加工し易いよう焼き入れを行わない状態を特徴とする請求項1~5のいずれか一項に記載の短下肢装具。
【請求項6】
前記支柱本体部分20’、21’の撓み部分23、23’を分割し、23”の1枚ないし複数枚の板バネを用い、平易に交換可能にすることで、弾性力を容易に調整出来ることを特徴とする請求項1~5のいずれか一項に記載の短下肢装具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
脳卒中、脳性麻痺、脊髄損傷などにより、下肢に麻痺を生じ、裸足では歩行困難な場合、回復期には膝上部までの長下肢装具や膝下までの短下肢装具が使用され、生活期では短下肢装具が多く使用される。
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【0002】
麻痺のタイプには、痙性麻痺と弛緩性麻痺があり、痙性麻痺の場合は足部の内反尖足を生じ易く、立脚時は足部の前外側部接地、反張膝となり、立位保持や歩行が不安定になる。
【0003】
痙性麻痺者の短下肢装具は、1.尖足の矯正、2.内反の矯正、3.立脚期の足関節の底屈制限または底屈制動機能、4.足関節底屈位から背屈位への素早い回復による推進機能、5.遊脚期の足関節背屈保持機能を有する装具が使用される。
【0004】
弛緩性麻痺の場合は、筋出力低下により、膝折れ、下垂足など支持性や運動性が低下する為、6.足関節背屈の補助、7.足関節の背屈制限による膝折れ防止、8.足関節の背屈制動による足関節の可動域の拡大および足部荷重中心の移動機能を有する装具が使用される。
【0005】
強度の内反尖足がある場合は、強い矯正力がないと歩行困難な為、両側金属支柱付き短下肢装具が使用される。
【0006】
両側金属支柱付き短下肢装具は、図1、図2のように、下腿カフ10、支柱20、足継手30、31(図1はシングルクレンザック足継手、図2はダブルクレンザック足継手を示す)、アブミ40、足部60、カフベルト70で構成され、剛性が高く、内反尖足の強い痙性麻痺者に使用される。
【0007】
足継手には、箱型、シングルクレンザック、ダブルクレンザック足継手などが用いられ、足関節の底屈・背屈可動範囲は調整ネジ50、51、52またはアブミ40と足継手間隙の調整により設定する。
【0008】
可動範囲は、膝折れのリスクのない痙性麻痺では、足関節背屈制限角度は自由にする方が、椅子からの立ち座り動作が行い易く、歩幅も拡大し易い。
【0009】
足関節底屈制限角度は、遊脚期に前足部が床に接しないように軽度背屈位から0度に設定される。
【0010】
膝折れのリスクの高い弛緩性麻痺では、足関節背屈制限角度は、軽度背屈位に設定し、膝折れを防止する。
(【0011】以降は省略されています)
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