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公開番号2025005170
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-16
出願番号2023105234
出願日2023-06-27
発明の名称除菌システム
出願人個人
代理人個人
主分類A61L 9/14 20060101AFI20250108BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】人の健康に影響を及ぼす恐れのある除菌液を使用せずとも、空間内に存在する菌やウイルスを不活化することが可能な除菌システムを提供する。
【解決手段】本発明の除菌システムは、常水を水処理して精製水を生成する水処理手段、及び、精製水を超音波振動により微粒子化して噴霧する噴霧手段によって構成される。噴霧手段は霧化タンク、霧化デバイス、送風口から送風する送風機、送出口、第一バッフルプレート及び第二バッフルプレートを備える。第一バッフルプレートは霧化タンクにおける幅方向一端側の内面と所定の間隔を隔てて配置される第一エッジ部を備え、送風口は霧化タンクの天面において、第一接続部よりも幅方向一端側寄りで、かつ、第一エッジ部よりも幅方向他端側寄りに配設される。第二バッフルプレートは、幅方向他端側の内面と所定の間隔を隔てて配置される第二エッジ部を備え、送出口は第二接続部よりも幅方向他端側寄りに配設される。
【選択図】図1

特許請求の範囲【請求項1】
常水を水処理して精製水を生成する水処理手段、及び、
前記精製水を超音波振動により微粒子化して噴霧する噴霧手段であって、
所定の幅を有し前記精製水を貯留可能な霧化タンクと、
前記霧化タンク内において前記精製水を霧化して微粒子を生成する超音波振動子が幅方向に複数配設された霧化デバイスと、
所定の回転数を保持可能な送風部材を備え、前記精製水の微粒子を搬送するための搬送エアを、前記霧化タンクに設けられた送風口から前記霧化タンク内に吐出する送風機と、
前記霧化タンクに設けられ、前記微粒子を前記搬送エアとともに送出する送出口と、
前記超音波振動子のうち幅方向一端側に配設された超音波振動子によって発生する精製水の液柱を受けるよう配設される第一バッフルプレートと、
前記超音波振動子のうち幅方向他端側に配設された超音波振動子によって発生する精製水の液柱を受けるよう配設される第二バッフルプレートとを備え、
前記第一バッフルプレートは、前記霧化タンクの幅方向一端側に向けて側方又は斜め下方に傾斜して配設されるとともに、前記霧化タンクにおける幅方向一端側の内面と所定の間隔を隔てて配置される第一エッジ部と、前記霧化タンクの天面の内側に接続される第一接続部を備え、
前記送風口は、前記霧化タンクの天面において、前記第一接続部よりも前記霧化タンクの幅方向一端側寄りで、かつ、前記第一エッジ部よりも前記霧化タンクの幅方向他端側寄りに配設され、
前記第二バッフルプレートは、前記霧化タンクの幅方向他端側に向けて側方又は斜め下方に傾斜して配設されるとともに、前記霧化タンクにおける幅方向他端側の内面と所定の間隔を隔てて配置される第二エッジ部と、前記霧化タンクの天面の内側に接続される第二接続部を備え、
前記送出口は前記第二接続部よりも前記霧化タンクの幅方向他端側寄りに配設される、噴霧手段、
によって構成される除菌システム。
続きを表示(約 940 文字)【請求項2】
常水を水処理して精製水を生成する水処理手段、及び、
前記精製水を超音波振動により微粒子化して噴霧する噴霧手段であって、
所定の幅を有し精製水を貯留可能な霧化タンクと、
前記霧化タンク内において前記精製水を霧化して微粒子を生成する超音波振動子が幅方向に複数配設された霧化デバイスと、
所定の回転数を保持可能な送風部材を備え、前記精製水の微粒子を搬送するための搬送エアを、前記霧化タンクに設けられた送風口から前記霧化タンク内に吐出する送風機と、
前記霧化タンクに設けられ、前記微粒子を前記搬送エアとともに送出する送出口と、
前記超音波振動子のうち幅方向一端側に配設された超音波振動子によって発生する精製水の液柱を受けるよう配設される第一バッフルプレートと、
前記超音波振動子のうち幅方向他端側に配設された超音波振動子によって発生する精製水の液柱を受けるよう配設される第二バッフルプレートとを備え、
前記第一バッフルプレートは、前記霧化タンクの幅方向一端側に向けて側方又は斜め下方に傾斜して配設されるとともに、前記霧化タンクにおける幅方向一端側の内面と所定の間隔を隔てて配置される第一エッジ部と、前記霧化タンクの天面の内側に接続される第一接続部を備え、
前記送風口は前記霧化タンクの幅方向一端側の側面において、前記第一エッジ部よりも上方に配設され、
前記第二バッフルプレートは、前記霧化タンクの幅方向他端側に向けて側方又は斜め下方に傾斜して配設されるとともに、前記霧化タンクにおける幅方向他端側の内面と所定の間隔を隔てて配置される第二エッジ部と、前記霧化タンクの天面の内側に接続される第二接続部を備え、
前記送出口は前記第二接続部よりも前記霧化タンクの幅方向他端側寄りに配設される、噴霧手段、
によって構成される除菌システム。
【請求項3】
前記水処理手段が、逆浸透膜処理、イオン交換処理、活性炭吸着処理、紫外線処理、限外ろ過膜処理、又は、蒸留のうちいずれか一つあるいはその組み合わせによって構成される、
請求項1又は2に記載の除菌システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、除菌システムに関し、特に、空気中に浮遊するウィルスや細菌を、アルコールや塩素系の薬剤を用いずに除菌するための技術に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
空気中には様々なウイルスや細菌が浮遊しており、人体に取り込まれると各種疾病の原因となるため、除去することが望ましい。また、学校や病院、駅や商業施設、オフィスビルなど不特定多数の人が往来する場所では、様々なウイルスや細菌が持ち込まれるため、感染の拡大を抑制するためには、施設内の各所を効果的に除菌することが特に望ましい。
【0003】
除菌の方法として、ウイルスや細菌を不活化する効果のある、アルコールや塩素系の除菌液を用い、人の手が触れる箇所や床などを清拭することが考えられる。ただし、このような方法は、人が触れると想定される様々な箇所をこまめに清拭する必要があり、大変な手間がかかるため、実用的ではない。
【0004】
また、アルコールや塩素系の除菌液を霧化して空間内に噴霧することで、空気中に浮遊する菌に接触させて不活化することが考えられている(特許文献1)。
【0005】
特許文献1に記載されるようなこの方法は、噴霧手段から自動的に除菌液を噴霧させればよく、人手を用いなくても効果的に除菌を行うことができるため、様々な場所において活用されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特許第6473910号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、空間内に広く噴霧された除菌液は、ウイルスや細菌を不活化させるだけでなく、鼻や口を通じて人体に取り込まれることにもなるため、人の健康に影響を及ぼす恐れのある除菌液を噴霧することに対して敬遠する声も少なくない。
【0008】
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、人の健康に影響を及ぼす恐れのある除菌液を使用せずとも、空間内に存在する菌やウイルスを不活化することが可能な除菌システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本願発明の発明者らは、常水から不純物を除去した精製水を、超音波振動による霧化とバッフルプレートによる選別によってブラウン運動を起こすことができる程度に微粒子化させて噴霧することで、空間内に存在する菌やウイルスを効果的に不活化することができることを見出し、本願発明に至った。
【0010】
本発明では、以下のような解決手段を提供する。
(【0011】以降は省略されています)

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