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公開番号
2025029327
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-06
出願番号
2023133877
出願日
2023-08-21
発明の名称
化粧料
出願人
株式会社ファンケル
代理人
主分類
A61K
8/81 20060101AFI20250227BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】
即時的にシワが改善されたと感じることができ、べたつき感がなく、保湿感に優れた化粧料を提供すること。特に抗シワ剤としてナイアシンアミド、トラネキサム酸、ウルソール酸、L―アスコルビン酸、レチノールを含有する化粧料における即時的シワ改善効果と優れた使用感の化粧料を提供すること。
【解決手段】
次の(A)、(B)、(C)、(D)及び(E)を含有する化粧料。
(A)(アクリル酸Na/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマー及び/又は(アクリル酸ヒドロキシエチル/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマーを化粧料全量に対し0.75~4質量%
(B)シリコーンエラストマーを化粧料全量に対し1~4.5質量%
(C)トリエチルヘキサノイン、ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン、リンゴ酸ジイソステアリル及びダイマージリノール酸ジ(イソステアリル/フィトステリル)から選ばれる1種以上を含む油
(D)水
(E)抗シワ剤
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
次の(A)、(B)、(C)、(D)及び(E)を含有する化粧料。
(A)(アクリル酸Na/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマー及び/又は(アクリル酸ヒドロキシエチル/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマーを化粧料全量に対し0.75~4質量%
(B)シリコーンエラストマーを化粧料全量に対し1~4.5質量%
(C)トリエチルヘキサノイン、ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン、リンゴ酸ジイソステアリル及びダイマージリノール酸ジ(イソステアリル/フィトステリル)から選ばれる1種以上を含む油
(D)水
(E)抗シワ剤
続きを表示(約 430 文字)
【請求項2】
(B)シリコーンエラストマーが(ジメチコン/ビニルジメチコン)クロスポリマー、(ジメチコン/フェニルビニルジメチコン)クロスポリマー及び(ビニルジメチコン/ラウリルジメチコン)クロスポリマーから選ばれる1種以上を含むものである請求項1に記載の化粧料。
【請求項3】
(D)水を化粧料全量に対し50~80質量%含有する請求項1又は2に記載の化粧料。
【請求項4】
(C)トリエチルヘキサノイン、ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン、リンゴ酸ジイソステアリル及びダイマージリノール酸ジ(イソステアリル/フィトステリル)から選ばれる1種以上を含む油を化粧料全量に対し10~30質量%含有する請求項1又は2に記載の化粧料。
【請求項5】
(E)抗シワ剤がナイアシンアミド、トラネキサム酸、ウルソール酸、L―アスコルビン酸及びレチノールから選ばれる1種以上を含むものである請求項1又は2に記載の化粧料。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、シワ改善剤を含有する化粧料に関する。
続きを表示(約 5,200 文字)
【背景技術】
【0002】
シワ予防・シワ改善効果を目的として、シワ改善剤を含有した化粧料が上市されている。
このシワ予防・改善を目的とした化粧料は、有効成分として含有されるシワ改善剤により、すでに発生しているシワ或いはこれから発生しつつあるシワを、化粧料を連用することにより根本的に軽減していくものである。
【0003】
このような化粧料として各社から様々な技術が開示されている。
例えば、特許文献1(特開2018-172379号公報)には、(A)25℃で固体の紫外線吸収剤1~8%、(B)25℃で液状の極性油、(C)ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油および/またはポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、(D)ニコチン酸アミド 2~10%、(E)部分架橋型オルガノポリシロキサン重合物を含有する水中油乳化化粧料が、シワ・たるみといった皮膚老化現象に対して、予防と改善の両側面からのアプローチが可能であり、べたつきのないみすみずしい使用感で、かつ経時安定性にも優れる化粧料になると説明されている。
また、特許文献2(特開2022-055773号公報)には、抗シワ剤(ナイアシンアミド等)と、化粧料の全質量に対する含有率が10質量%~95質量%である油剤(シリコーンゲル等)と、前記油剤の屈折率に対する屈折率差の絶対値が0.1以上1.0以下であり、かつ化粧料の全質量に対する含有率が0.5質量%~10質量%である粉体Xと、を含有する化粧料が開示され、抗シワ剤によるシワの根本的な改善効果に加えて、化粧料の使用開始直後からシワの改善感が体感できると説明されている。
特許文献2のように、皮膚への使用開始直後からシワの改善感(シワが改善されたように感じる感覚)が実感できる化粧料は、消費者にとって大変好ましいことであり、継続使用の動機付けとなる魅力的な品質である。このため処方設計技術者はこぞって研究を進めているが、前記技術をもってしても即時的にシワが改善されたように感じる効果は十分ではなかった。
【0004】
さらに関連する周辺技術として以下が知られている。
例えば特許文献3(WO2018/143061号公報)には、凸凹補正化粧料として、(a)部分架橋型オルガノポリシロキサン、(b)吸油性シリコーン複合球状粉体、(c)25℃で粘度が1~100mm2/sの油剤:8~85質量%を含有し、成分(a)と成分(b)の合計量が10~35質量%、(a)/(b)で表される成分(b)に対する成分(a)の質量比が0.02~0.55である凹凸補正化粧料が開示されている。凸凹が補正されるため即時的にシワが改善される効果に応用可能な技術ではあったが、その効果は十分ではなかった。さらに、肌の状態等によっては、かさついた使用感(しっとりしない、保湿感が足りない)になる恐れが感じられた。
【0005】
化粧料に含有可能なシワ改善剤としては、ナイアシンアミド、トラネキサム酸、ウルソール酸、L―アスコルビン酸、レチノール等が知られている。
ナイアシンアミドは、別名ニコチンアミド(nicotinamide)/ナイアシン/ビタミンB3とも呼ばれる、ニコチン酸のアミド化合物である。ナイアシンアミドは水溶性ビタミンで、ビタミンB群の一つである。ナイアシンアミドが欠乏するとペラグラなどの欠乏症となる。ナイアシンアミドは、外用薬の成分としてニキビ(尋常性ざ瘡)の治療や、美容目的で化粧品に配合される。日本では、医薬部外品の化粧品に、シワ改善の有効成分(リンクルナイアシン)、美白作用の有効成分(ニコチン酸アミド)として承認されている。
トラネキサム酸は、人工的に合成されたアミノ酸の一種であり、炎症やアレルギーを引き起こすプラスミンの働きを阻害する機能を有している。この効果により、肌の状態を改善することが知られており、化粧料への配合が好まれている。近年、シワ改善目的の使用も増えつつある。
ウルソール酸は、ローズマリー等の植物に含有される5環性のトリテルペン酸であり、マトリックスメタロプロテアーゼの発現を減少させることで、皮膚に含まれるコラーゲンの分解を抑制することが知られている。そのためシワ改善を目的としてしばしば化粧料に配合されている。ウルソール酸は化粧料にそのまま、或いはウルソール酸塩として配合されている。
L―アスコルビン酸は、ラクトン構造を有している有機化合物の1種であり、コラーゲンの産生促進効果を有していることから、抗シワ化粧料に配合される。アスコルビン酸は、そのまま、或いはその誘導体として配合されている。アスコルビン酸の誘導体としては、例えばリン酸アスコルビルMg、アスコルビルグルコシド、3-O-エチルアスコルビン酸、テトラヘキシルデカン酸アスコルビルなどが知られている。
レチノールは、ビタミンAに属する油溶性のビタミンで、表皮ヒアルロン酸産生促進効果を有していることから抗シワ剤としてしばしば化粧料に配合されてきた。レチノールは、その誘導体として使用することもできる。レチノールの誘導体としては、例えばレチナール、レチノイン酸、酢酸レチノール、プロピオン酸レチノール、パルミチン酸レチノールなどが知られている。
上記代表的な抗シワ成分の中で、ナイアシンアミドは低刺激性であることから、シワ改善の有効成分として第一に選択される成分である。一方シワ改善効果を付与するためには、化粧料中に3~7質量%ほどの高い配合が求められ、ナイアシンアミドを高含有すると使用感が低下することが知られており、経験的には3質量%以上含有するとべたつきが認識された。
ナイアシンアミドを高含有した化粧料の技術としては、特許文献4、5、6、7が開示されている。これらの技術では有効成分に起因するべたつきを抑制する効果はある程度達成されているが、即時的にシワが改善されたように感じる効果は実現できていない。
トラネキサム酸、ウルソール酸、L―アスコルビン酸、レチノールを含有した化粧料においても、従来技術では即時的にシワが改善されたように感じる効果は実現できていない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2018-172379号公報
特開2022-055773号公報
WO2018/143061号公報
特開2022-82669号公報
特開2019-131553号公報
特開2020-128363号公報
特開2019-131547号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は、即時的にシワが改善されたと感じることができ、べたつき感がなく、保湿感に優れた化粧料を提供することを課題とする。特に抗シワ剤としてナイアシンアミド、トラネキサム酸、ウルソール酸、L―アスコルビン酸、レチノールを含有する化粧料における即時的なシワ改善効果と優れた使用感の化粧料を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は以下の構成である。
(1)次の(A)、(B)、(C)、(D)及び(E)を含有する化粧料。
(A)(アクリル酸Na/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマー及び/又は(アクリル酸ヒドロキシエチル/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマーを化粧料全量に対し0.75~4質量%
(B)シリコーンエラストマーを化粧料全量に対し1~4.5質量%
(C)トリエチルヘキサノイン、ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン、リンゴ酸ジイソステアリル及びダイマージリノール酸ジ(イソステアリル/フィトステリル)から選ばれる1種以上を含む油
(D)水
(E)抗シワ剤
(2)(B)シリコーンエラストマーが(ジメチコン/ビニルジメチコン)クロスポリマー、(ジメチコン/フェニルビニルジメチコン)クロスポリマー及び(ビニルジメチコン/ラウリルジメチコン)クロスポリマーから選ばれる1種以上を含むものである(1)に記載の化粧料。
(3)(D)水を化粧料全量に対し50~80質量%含有する(1)又は(2)に記載の化粧料。
(4)(C)トリエチルヘキサノイン、ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン、リンゴ酸ジイソステアリル及びダイマージリノール酸ジ(イソステアリル/フィトステリル)から選ばれる1種以上を含む油を化粧料全量に対し10~30質量%含有する(1)~(3)のいずれかに記載の化粧料。
(5)(E)抗シワ剤がナイアシンアミド、トラネキサム酸、ウルソール酸、L―アスコルビン酸及びレチノールから選ばれる1種以上を含むものである(1)~(4)のいずれかに記載の化粧料。
【発明の効果】
【0009】
本発明により、化粧料を皮膚に塗布した直後から即時的にシワが改善されたように感じることができ、べたつき感がなく保湿感に優れた化粧料が提供される。
即時的シワ改善されたような感覚(洗顔すれば元の肌状態に戻るが、塗布直後から視覚的・皮膚感覚的にシワがなくなったように感じられる一時的な感覚。以下、即時的シワ隠し効果・即時的シワ改善効果と呼ぶ場合がある)が得られると、消費者は化粧料を挫折することなく継続して使用することが出来るので、その結果、長期連用による薬剤(抗シワ剤)による高いシワ改善効果(根本的な真のシワ改善効果)が期待できる。
一般的にシワを改善するための化粧料は、化粧料に含有できるシワ改善剤の特性上、皮膚への長期連用を経て徐々にシワ改善の効果が発揮されるものであるが、消費者によっては効いているのかいないのか分からない商品は、高額なことも相まって、途中で挫折し継続購入にはつながらないケースが散見された。さらには処方設計において高いシワ改善効果を期待して高濃度で配合される抗シワ剤特有の使用感の悪さ(例えば「べたつき」など)が顕在化した商品は、肌にとって将来的には良い効果をもたらすことが頭では分かっていても、消費者の継続的使用の妨げとなり、やがて化粧料の使用自体をやめてしまうことが問題であった。
本発明の、即時的シワ隠し効果、さらにべたつきがなく保湿感に優れる使用感を実現した化粧料は、消費者の商品の継続使用が期待でき、これは従来技術では見られない各段に優れた効果である。本発明の化粧料はシワ改善を目的とした化粧料に限られるものではないが、シワ改善を目的とした化粧料に最適である。特にナイアシンアミド、トラネキサム酸、ウルソール酸、L―アスコルビン酸及びレチノールから選ばれる1以上を含む抗シワ剤は、消費者に高く評価された成分であり、これを含有し、かつ保湿性とべたつかない使用感を実現している本発明は、非常に有用である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明は、化粧料を肌に塗布した直後から視覚的・感覚的にシワが改善されたように感じることができるものであり、かつ使用感にも優れた化粧料に関する。特にシワを改善するためのシワ改善剤(ナイアシンアミド、トラネキサム酸、ウルソール酸、L―アスコルビン酸及びレチノール)を含有した化粧料において、有効な技術である。
すなわち本発明は、(A)(アクリル酸Na/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマー及び/又は(アクリル酸ヒドロキシエチル/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマーを化粧料全量に対し0.75~4質量%と、(B)シリコーンエラストマーを化粧料全量に対し1~4.5質量%と、(C)トリエチルヘキサノイン、ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン、リンゴ酸ジイソステアリル及びダイマージリノール酸ジ(イソステアリル/フィトステリル)から選ばれる1種以上の油と、(D)水と、(E)抗シワ剤とを含有した、使用直後からシワが改善されたように感じることができ、かつべたつかずに保湿感に優れた化粧料に関する。
本発明の化粧料は、医薬部外品を含む。
以下に、本発明の構成成分について詳細に説明する。なお、本明細書において、「A~B(A、Bは数字)」との記載は、A、Bの値を含む数値範囲、すなわち、A以上B以下を意味する。
(【0011】以降は省略されています)
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