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公開番号2025077725
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-19
出願番号2023190144
出願日2023-11-07
発明の名称染毛料組成物
出願人株式会社ダリヤ
代理人
主分類A61K 8/37 20060101AFI20250512BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】毛髪のつやおよび毛髪のうるおいに優れた染毛料組成物を提供する。
【解決手段】直接染料を含有する染毛料組成物であって、(A)セバシン酸ジイソプロピル、(B)アルモンド油、ホホバ油、ツバキ油、オリブ油またはローズヒップ油から選ばれる1種以上、(C)ヒオウギエキス、ケンフェリアパルビフロラ根茎エキスまたは真珠母貝エキスから選ばれる1種以上を含有し、前記(A)成分の含有量が0.0001～3質量%であり、前記(B)成分の含有量が0.0005～1質量%であり、前記(C)成分の含有量が0.0000003～0.003質量%であることを特徴とする染毛料組成物。
【選択図】なし

特許請求の範囲【請求項１】
直接染料を含有する染毛料組成物であって、
（Ａ）セバシン酸ジイソプロピル、
（Ｂ）アルモンド油、ホホバ油、ツバキ油、オリブ油またはローズヒップ油から選ばれる１種以上、
（Ｃ）ヒオウギエキス、ケンフェリアパルビフロラ根茎エキスまたは真珠母貝エキスから選ばれる１種以上を含有し、
前記（Ａ）成分の含有量が０．０００１～３質量％であり、
前記（Ｂ）成分の含有量が０．０００５～１質量％であり、
前記（Ｃ）成分の含有量が０．００００００３～０．００３質量％
であることを特徴とする染毛料組成物。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、染毛料組成物に関し、毛髪のつやおよび毛髪のうるおいに優れた染毛料組成物に関する。
続きを表示（約 1,100 文字）【背景技術】
【０００２】
近年、手軽に髪の色を変化させることのできるヘアカラーリング剤は、多くの人に使用されている。ヘアカラーリング剤には、永久染毛剤、半永久染毛料、脱色剤、一時着色料など様々な種類があり、それぞれのニーズによって使用される。
【０００３】
半永久染毛料は、染毛効果の持続性は永久染毛剤には劣るものの、毛髪へのダメージが少なく、手軽に使用できるため、現在多くの人に使用されているヘアカラーリング剤である。
【０００４】
半永久染毛料は、酸性染料を用いたヘアマニキュアと、塩基性染料やＨＣ染料を用いたカラートリートメントに分類される。ヘアマニキュアは、染色性が優れている反面、皮膚へも染着しやすい。また、酸性染料を毛髪に浸透させるためにベンジルアルコールを用いていることで、特有の溶剤臭により使用者に不快感を与え、使用後の毛髪にごわつきが生じるといった問題がある。
【０００５】
一方、カラートリートメントは、ヘアマニキュアに比べ染色性は低いものの、不快な溶剤臭を発することはない。また、トリートメントであることから、使用後の毛髪につややうるおいなどを付与することができるため、消費者からの需要が高く、これまでに様々なカラートリートメントが提案されている。
【０００６】
例えば、特許文献１には、染色性が良好であり、皮膚の染色を抑え、塩基性染料の経時安定性が良好である、グリセリン、１，３－ブチレングリコールおよび塩基性染料を含有し、ｐＨが４～６である染毛料組成物が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００７】
特開２０１９－６４９４７号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００８】
特許文献１の染毛料組成物は、良好な染色性を示すことが開示されているが、トリートメントとしての仕上がりに関しては検討されておらず、毛髪のつややうるおいが不十分であった。
【０００９】
そこで本発明は、上記課題を解決するものである。つまり、毛髪のつやおよび毛髪のうるおいに優れた染毛料組成物を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【００１０】
本発明者は、（Ａ）セバシン酸ジイソプロピル、（Ｂ）アルモンド油、ホホバ油、ツバキ油、オリブ油またはローズヒップ油から選ばれる１種以上、（Ｃ）ヒオウギエキス、ケンフェリアパルビフロラ根茎エキスまたは真珠母貝エキスから選ばれる１種以上を含有させることにより、上記課題を解決することを見出し、本発明を完成するに至った。
（【００１１】以降は省略されています）

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