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公開番号
2025007105
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-17
出願番号
2023108295
出願日
2023-06-30
発明の名称
クリップ
出願人
個人
代理人
個人
主分類
A61B
17/122 20060101AFI20250109BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】臓器を傷つけるおそれや手術中にずれ落ちてしまうおそれを軽減させつつ、電気的信号を安定的に伝達することができるクリップを提供する。
【解決手段】
本発明に係る挟持力を調整するクリップ1は、第一の台部材2と、台部材に支持される第一の導電性板部材31と、先端が重ね合わされる第二の導電性板部材32と、第二の導電性板部材を覆うように配置され、第一の台部材に軸部材4を介して回転可能に支持される第二の台部材5を備えたクリップであって、第二の台部材は、スライドすることにより第一の導電性板部材と第二の導電性板部材の間の挟持力を調整することを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
第一の台部材と、
前記第一の台部材に支持される第一の導電性板部材と、
前記第一の導電性板部材と先端が重ね合わされる第二の導電性板部材と、
前記第二の導電性板部材を覆うように配置され、前記第一の台部材に軸部材を介して回転可能に支持される第二の台部材と、を備えたクリップであって、
前記第二の台部材は、前記第一の台部材に対してスライドすることにより前記第一の導電性板部材と前記第二の導電性板部材の間の挟持力を調整するクリップ。
続きを表示(約 480 文字)
【請求項2】
前記第一の導電性板部材と前記第二の導電性板部材は、一枚の板ばねによって構成されている請求項1記載のクリップ。
【請求項3】
前記第二の台部材には、長手方向に沿った長孔が形成されており、
前記軸部材は前記長孔を貫通しており、
前記軸部材が前記長孔内を移動することにより前記スライドを実現する請求項1記載のクリップ。
【請求項4】
前記第一の導電性板部材及び前記第二の導電性板部材に接続される導電ワイヤと、を備える請求項1記載のクリップ。
【請求項5】
前記第一の台部材先端近傍及び前記第二の台部材先端近傍の少なくともいずれかに凸部が設けられている請求項1記載のクリップ。
【請求項6】
前記第一の導電性板部材及び前記第二の導電性板部材の少なくともいずれかの先端近傍に滑止機構が設けられた請求項1記載のクリップ。
【請求項7】
前記第一の導電性板部材及び前記第二の導電性板部材の少なくともいずれかの先端近傍に貫通孔が形成されている請求項1記載のクリップ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、クリップに関し、より具体的には外科手術等の医療用に用いられるクリップに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
心臓外科手術においては、心臓の表皮をクリップで挟み、心臓の拍動を調整する(ペーシングする)ために電気的な信号を供給する。現状、心臓の表皮を挟むクリップとしては、いわゆるワニ口クリップが使用されることが多い。
【0003】
ワニ口クリップは、一対の先端それぞれが鰐の口のようにギザギザが形成されており、これらが組み合わさることで、挟持対象物からずれ落ちにくい構造となっているため、科学実験において非常によく用いられているものではあるが、心臓等人間の臓器に用いる場合、このギザギザが表皮に傷をつけてしまうおそれは否定できない。
【0004】
なお、上記ワニ口クリップ以外に外科手術に用いることができるクリップとしては、例えば下記特許文献1に記載の技術がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
実公平05-030736号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上記特許文献1に記載の技術等の例では、先端までの距離を長く確保しなければならず、挟み込む力が弱く、手術中にずれ落ちてしまうおそれがあるといった課題がある。また、上記ペーシングするための電気的な信号を供給することについての課題も残る。
【0007】
そこで、本発明は、上記課題に鑑み、臓器を傷つけるおそれや手術中にずれ落ちてしまうおそれを軽減させつつ、電気的信号を安定的に伝達することができるクリップを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決する本発明の一観点に係るクリップは、第一の台部材と、第一の台部材に支持される第一の導電性板部材と、第一の導電性板部材と先端が重ね合わされる第二の導電性板部材と、第二の導電性板部材を覆うように配置され、第一の台部材に軸部材を介して回転可能に支持される第二の台部材と、を備えたクリップであって、第二の台部材は、第一の台部材に対してスライドすることにより第一の導電性板部材と第二の導電性板部材の間の挟持力を調整するものである。
【0009】
また、本観点において、限定されるわけではないが、第一の導電性板部材と第二の導電性板部材は、一枚の板ばねによって構成されていることが好ましい。
【0010】
また、本観点において、限定されるわけではないが、第二の台部材には、長手方向に沿った長孔が形成されており、軸部材は長孔を貫通しており、軸部材が長孔内を移動することによりスライドを実現することが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)
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