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公開番号
2025025658
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-21
出願番号
2023130651
出願日
2023-08-10
発明の名称
脈波測定方法
出願人
個人
代理人
主分類
A61B
5/02 20060101AFI20250214BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】これまで、測定が困難であった、検査に協力的でない、ペットなどの動物の動脈硬化を、非侵襲で容易に診断することを可能になる。
【解決手段】ペットなどの動物、あるいは、未熟児や小児等を、心弾図検出用のセンサを装着したハンモックに下げ、脈波検出用センサと組合せて、大動脈を含む脈波伝搬速度を、容易に、しかも非侵襲で測定する手段を提供するものである。本発明によれば、ペットの高齢化が進む中で、増加の傾向がある、心血管疾患を早期に見つけることができるようになり、大切なペットの動脈硬化症の早期発見という、動物病院の顧客のニーズに応えることができるものである。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
胸部が触れる付近に、振動を検出できる、第1のセンサを組み込んだ、ハンモックに被検体を下げることで、心弾図を検出する、心弾図測定方法。
続きを表示(約 360 文字)
【請求項2】
請求項1の心弾図測定方法に、脈波検出用の第2の振動検出センサを追加し、第1のセンサの心弾図との時間差を測定。大動脈弁と脈波発生点の血管長を、求めた時間差で割ることで、脈波伝播速度を求める、脈波伝播速度測定方法。
【請求項3】
脈波検出用の第2の振動検出センサを、被検体の尾の根本に巻くことを特徴とする、請求項2の脈波伝播速度測定方法。
【請求項4】
脈波検出用の第2の振動検出センサを、請求項1記載のハンモックの股関節付近に組み込むことを特徴とする、請求項2の脈波伝播速度測定方法。
【請求項5】
第1のセンサの心弾図と、第2のセンサ脈波のピークペアの時間差を測定するにあたり、手動で、ピークペアを選定することを特徴とした、請求項2の脈波伝播速度測定方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、脈波測定方法及び生体情報測定方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
愛玩動物(ペット)の飼育頭数・平均寿命は、ともに、年を追うごとに伸びており、特に、平均寿命は、ここ10年で犬猫ともに1歳程度長くなっている。しかも、このコロナ禍で、頭数と寿命の伸びは増大している。
【0003】
このような、ペットの高齢化は、運動不足と相まって、様々な疾患件数増加の原因となっている。なかでも、これまで、犬猫では少なかった、心血管疾患の原因となる、動脈硬化病変数も増加してきているため、動物病院においては、大切なペットの動脈硬化症の早期発見ニーズが増えてきている。
【0004】
ヒトでは、脈波伝搬速度(Brachial-Ankle Pulse Wave Velocity、baPWV)が、動脈硬化の指標として、広く用いられているが、ペットでは、体型も多様であるため、体長からの血管長の推定が簡単ではなく、baPWVはペットには適していない。
【0005】
また、無麻酔下では、PWV計測の際、体動を止めることが困難であることが多く、測定結果に、アーチファクトが混入してしまう。また、動き回るペットに検査用のセンサを取り付けることは容易ではない。
【0006】
さらに、脈波の検出にしばしば使われている、光電脈波センサは、体毛除去が必要となってしまうため、ペットにはあまり向いていない。
【0007】
また、いわゆる、ペットだけではなく、動物園等で飼育されている動物など、検査に協力的でない、動物、あるいは、未熟児や小児等の動脈硬化を、非侵襲で容易に診断する手段はほとんど提供されていないのが現状である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
先述の通り、検査に協力的でない、ペットなどの動物、あるいは、未熟児や小児等の動脈硬化を、非侵襲で容易に診断する手段に関する先行技術文献は少ない。ここでは、ヒトで多用されている、baPWVのベースとなる特許と、ネコの脈波検査装置に関する発明を掲載する。
【0009】
特開2002-301034
PWV(baPWV)のベースとなる発明である。上腕と足首にカフを巻いて、脈波の到達時間差を測定する。ソフトウエア的なノイズ対策が織り込まれているが、基本的に、被験者が、測定に協力的であるという前提の検査方法である。
【0010】
特表2022-552988
ネコなどの脚を有する動物の血圧測定のための検査装置に関する発明である。光電脈波センサを取付けた測定台に、前後の足裏部がセンサに当たるように、ネコを座らせ、血圧などの生体情報を測定するという装置であるが、ネコを、無麻酔下で、一定時間、おとなしく、座らせることが容易とは思えない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
(【0011】以降は省略されています)
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