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公開番号
2025127412
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-01
出願番号
2024036340
出願日
2024-02-20
発明の名称
エア誘導コルセット
出願人
個人
代理人
主分類
A61F
5/02 20060101AFI20250825BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】安静時に腰痛部局所への圧迫感がなく、起き上がる動作時に装着作業の手間がなく、腰痛部を適切に押圧し、動作時に腹腔内圧上昇による腰椎や椎間板を安定化できるようにする。
【解決手段】エア誘導コルセットは、腰背部に負荷をかける必要がない時に腹巻のように装着し、寝起きするときなど腰背部に負荷をかける必要が生じた時に腰痛部局所への押圧力を加えることと同時にエア誘導コルセットを緊張させることでコルセットからの張力による圧迫力を加え、腹腔内圧上昇による腰椎および椎間板を安定化することができる。また、安静時など腰背部に負荷をかける必要がなくなった時腰痛部への押圧力をゆるめることと同時にコルセットの緊張を緩和し腹部から腰背部への圧迫感を取り除くことができる。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
被着者の腹部から腰背部にかけて全周性に装着される両端が面ファスナーで固定されるコルセット本体と、
前記コルセット本体の背面に設けられたエア供給装置と、
前記コルセット本体の正面に設けられたセルと、
前記エア供給装置と前記セルとの間に空気を通す管と、を備える
エア誘導コルセット。
続きを表示(約 770 文字)
【請求項2】
請求項1に記載のエア誘導コルセットにおいて、
前記エア供給装置に備わる前記スイッチをオンにすることで前記セルが空気で膨張し、
前記エア供給装置に備わる前記スイッチをオフにすることで前記セルの空気を排出すること、を特徴とするエア誘導コルセット。
【請求項3】
請求項2に記載のエア誘導コルセットにおいて、
腹部から腰背部に全周性に腹巻のように装着し、
前記スイッチをオンにすることで前記セルが膨張し、腰背部に与える押圧力と、
前記セルが膨張することで前記エア誘導コルセットは適度に締め縮められることで、腹部から腰背部に対して全周性に加わる張力と、を備えていることを特徴とするエア誘導コルセット。
【請求項4】
請求項3に記載のエア誘導コルセットにおいて、
腹部から腰背部に全周性に腹巻のように装着し、
前記記載のエア誘導コルセットの圧迫力が必要でない時には、
前記セルの膨張後前記スイッチをオフにすることで、
前記セルが収縮し腹部から腰背部への押圧力を解除する機能と、
腹部から腰背部におよぼす張力を解除する機能と、を備えていることを特徴とするエア誘導コルセット。
【請求項5】
請求項4に記載のエア誘導コルセットは、
好ましくは、前記エア誘導コルセット本体に取り外し可能な外布部と内布部とを備え、
前記内布部は被着者の下着の外側に位置するが、摩擦係数の小さいできるだけすべりの良い繊維を用いることで、膨張した前記セルはからだの周りに偏りなく張力を与えることができ、比較的均一にからだの中心部に向かって張力による圧迫力をかけることが可能となる、ことを特徴とするエア誘導コルセット。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、被着者が装着するエア誘導コルセットのセルに空気を注入することによって膨隆したセルにより被着者の腰背部へ押圧力が得られ、同時にエア誘導コルセットの締め付け張力による圧迫力で腹腔内圧の上昇により腰椎及び椎間板の安定化が得られることに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
安静で腰背部痛が軽減するような腰椎椎間板ヘルニアや軽度の腰椎圧迫骨折などは、夜間など就眠時のコルセット装着は必須ではないが、夜中のトイレ移動時などで起き上がるときに疼痛がある時は、体動による腰背部への負担を軽減する目的でコルセットを使用することがある。なお、腰背部とは、上は胸骨の剣状突起部から後方の背部で、下は骨盤部までの部分のことである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
腰背部痛を有する患者は、腰背部への負担を軽減する目的でコルセットを装着することがあり、さまざまな特徴を有するコルセットが開発されている。
【先行技術文献】
【】
【0004】
第7345944号 トリガーポイント圧迫ベルト
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記特許文献1の技術によれば、患者の体の筋付着部に生じている痛みの箇所(トリガーポイント)を継続的にトリガーポイント圧迫ベルトによって圧迫することで筋付着部障害の改善効果が期待される。
【0006】
筋付着部の疼痛に対しては、トリガーポイント圧迫ベルトは有効である。腰椎や腰椎椎間板が原因となる腰痛に対しては腰部の安定性を獲得するためのコルセットが必要とされる。医学的に就眠時などの安静時や動きのない座位や立位時には腰背部への負担は小さいことが知られている。また、起き上がる動作時など動的な負荷が腰背部にかかるときは椎体や椎間板へせん断力がはたらき腰背部への負担が増強することが知られている。安静時に腰背部局所への圧迫感がなく、起き上がる時などの動作時に装着作業の手間がなく、腰背部痛のある局所を適切に圧迫し、動作時に腰椎や椎間板を安定化できるようなコルセットはなかった。
【0007】
本発明は、上記のような事情に鑑みてなされたものであり、安静時と体動時の両方に対応し、腰痛のある局所と腰椎や椎間板との二つの領域に対応することが可能なエア誘導コルセットを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するべく本願発明は、上記のような事情に鑑みてなされたものであり、腰背部に負荷がかからない時に腹巻のように装着し、寝起きするときなど腰背部に負荷をかける必要が生じた時に上記エア誘導コルセットによって腰痛部局所への押圧力と上記エア誘導コルセットの張力による圧迫力を加え、腰痛部局所への押圧力と上記エア誘導コルセットの張力による圧迫力を加える必要がなくなった時に上記エア誘導コルセットを腹巻のような状態にもどすことができれば、使用状況の変化にも対応することが可能となる。
【0009】
具体的に、本発明は、被着者の腹部から腰背部に装着されるコルセット本体で、上記エア誘導コルセット本体の外側に設けられたエア供給装置と、上記エア誘導コルセット本体の内側に設けられたセルと、上記エア供給装置と上記セルとの間に空気を通す管とからなる。なお、腰背部とは、上は胸骨の剣状突起部から後方の背部で、下は骨盤部までの部分のことである(請求項1)。
【0010】
上記エア誘導コルセットは、上記エア供給装置に備わる上記スイッチをオンにすることで上記セルが空気で膨張し、上記エア供給装置に備わる上記スイッチをオフにすることで上記セルの空気を排出することができる(請求項2)。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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