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公開番号
2025005321
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-16
出願番号
2023105517
出願日
2023-06-27
発明の名称
美爪料
出願人
株式会社コーセー
代理人
主分類
A61K
8/898 20060101AFI20250108BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】化粧膜のマットさ及び化粧膜の均一性に優れ、更に重ね塗りがしやすく、爪の凹凸補正効果に優れる美爪料を提供する。
【解決手段】次の成分(A)~(C);
(A)式(1)OCN-R
1
-NCO(1)(式中、R
1
は炭素数2~9のアルキレン基を示す)で表されるイソシアネート化合物に基づく構造単位と、式(2)
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(式中、nは1~100の整数を示す)で表されるジメチコノールに基づく構造単位と、式(3)HO-R
2
-OH(3)(式中、R
2
はエーテル結合を有していてもよい直鎖または分岐の炭素数2~9のアルキレン基を示す)で表されるアルキレングリコールに基づく構造単位とを有するシリコーンポリウレタン
(B)分子量200以下の油剤
(C)成分(A)以外の油相増粘剤
を含有する美爪料。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
次の成分(A)~(C);
(A) 下記式(1)
OCN-R
1
-NCO (1)
(式中、R
1
は炭素数2~9のアルキレン基を示す)
で表されるイソシアネート化合物に基づく構造単位と、
下記式(2)
JPEG
2025005321000012.jpg
17
58
(式中、nは1~100の整数を示す)
で表されるジメチコノールに基づく構造単位と、
下記式(3)
HO-R
2
-OH (3)
(式中、R
2
はエーテル結合を有していてもよい直鎖または分岐の炭素数2~9のアルキレン基を示す)
で表されるアルキレングリコールに基づく構造単位とを有するシリコーンポリウレタン
(B)分子量200以下の油剤
(C)成分(A)以外の油相増粘剤
を含有する美爪料。
続きを表示(約 280 文字)
【請求項2】
前記成分(B)がエステル油及び炭化水素油から選ばれる1種又は2種以上である請求項1に記載の美爪料。
【請求項3】
前記成分(C)が有機変性粘土鉱物及び無水ケイ酸から選ばれる1種又は2種以上である請求項1又は2に記載の美爪料。
【請求項4】
前記成分(B)に対する前記成分(A)の含有質量割合(A)/(B)が0.03~0.4である請求項1又は2に記載の美爪料。
【請求項5】
前記成分(C)に対する前記成分(A)の含有質量割合(A)/(C)が0.3~6である請求項1又は2に記載の美爪料。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、美爪料に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
美爪料に求められる主な効果は、例えば、爪に光沢を与え、うるおいのある印象を与えるものや、膜厚な化粧膜により爪に立体感を付与し、美しく際立たせるもの等がある。また、理想的な化粧膜を仕上げる上で、爪に塗布する際の使用性も非常に重要な要素である。特に爪は表面に凹凸があるため塗りにくい部位であることから、美しい仕上がりを具現化する上で重ね塗りのしやすさや、凹凸を補正することは非常に大切である。これらの品質に加え、近年マットな質感を与えることができる美爪料が非常に人気である。そこで、マットな質感でありながらも、化粧膜の均一性が高く、重ね塗りがし易く、爪の凹凸補正効果に優れた美爪料が求められていた。
【0003】
これまでに特定の空隙率を有する多孔質粉体と皮膜形成剤とを特定量含有することにより、少量の粉体でマット感を演出でき、塗りやすく、乾燥速度が速く、経日での持ちが良い美爪料が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
また、振って使用する際にはツヤ感のある仕上がり、静置で使用する際はマット仕上がりになるデュアル仕上がりを具現化できるシリカ、ナイロンパウダー及びマイカから選ばれる1種以上を含有する、美爪化粧料が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2000―256137号公報
特開2002-332214号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、従来の技術では、マット感を演出でき、塗りやすく、乾燥速度が速く、経日での持ちが良い化粧料の検討はされているが、化粧膜のマットさと塗りやすさだけでなく、化粧膜の均一性及び爪の凹凸補正効果に優れる美爪化粧料の開発は行われていない。そこで、光の拡散反射による凹凸補正効果に優れた球状粉体と塗膜の均一性の高い被膜形成剤を組み合わせた美爪化粧料に着目した。しかしながら、凹凸補正効果に優れた球状粉体と被膜形成剤を組み合わせただけでは、マットさと凹凸補正効果には優れるものの、球状粉体の分散性が悪く化粧膜が不均一となってしまい、さらに塗布時の使用性に関しても塗りやすさに欠けるという課題がみられた。
【0007】
すなわち本発明は、化粧膜のマットさ及び化粧膜の均一性に優れ、更に塗布時に塗りやすく、爪の凹凸補正効果に優れる美爪料の開発を課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記の状況を考慮し熟考を重ねた結果、特定のシリコーンポリウレタンと分子量が200以下の油剤を混合することで、シリコーンポリウレタンが分子量200未満のエステル油に微細に分散し、これらを爪に塗布することで、マットな質感を持つ化粧膜となることを見出した。また、従来の課題であった粉末の分散によるマットな質感の付与と比較して、シリコーンポリウレタンが凹凸補正効果を持ち、均一な化粧膜を形成することを見出した。さらに鋭意検討を行った結果、これらに加えて油性増粘剤を配合することにより、塗りやすさが向上し、さらに、より本発明の効果を高めることができることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0009】
すなわち本発明は、以下の技術を含有するものである。
[1]
次の成分(A)~(C);
(A)下記式(1)
OCN-R
1
-NCO (1)
(式中、R
1
は炭素数2~9のアルキレン基を示す)
で表されるイソシアネート化合物に基づく構造単位と、
下記式(2)
JPEG
2025005321000001.jpg
17
58
(式中、nは1~100の整数を示す)
で表されるジメチコノールに基づく構造単位と、
下記式(3)
HO-R
2
-OH (3)
(式中、R
2
はエーテル結合を有していてもよい直鎖または分岐の炭素数2~9のアルキレン基を示す)
で表されるアルキレングリコールに基づく構造単位とを有するシリコーンポリウレタン
(B)分子量200以下の油剤
(C)成分(A)以外の油性増粘剤
を含有する美爪料を提供するものである。
[2]
前記成分(B)がエステル油及び炭化水素油から選ばれる1種又は2種以上である[1]に記載の美爪料を提供するものである。
[3]
前記成分(C)が有機変性粘土鉱物及び無水ケイ酸から選ばれる1種又は2種以上である[1]又は[2]に記載の美爪料を提供するものである。
[4]
前記成分(B)に対する前記成分(A)の含有質量割合(A)/(B)が0.03~0.4である[1]又は[2]に記載の美爪料を提供するものである。
[5]
前記成分(C)に対する前記成分(A)の含有質量割合(A)/(C)が0.3~6である[1]又は[2]に記載の美爪料を提供するものである。
【発明の効果】
【0010】
本発明により、マットさ及び化粧膜の均一性に優れ、更に重ね塗りがしやすく、爪の凹凸補正効果に優れる美爪料を提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
(【0011】以降は省略されています)
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