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公開番号2025104284
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-09
出願番号2024212537
出願日2024-12-05
発明の名称フレグランス製品
出願人株式会社コーセー
代理人弁理士法人 井手・小野国際特許事務所
主分類A61K 8/24 20060101AFI20250702BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】優れた沈殿物発生抑制効果を有するフレグランス製品を提供する。
【解決手段】成分(A)香料成分及び成分(B)リン酸二水素ナトリウムを含有するフレグランス組成物が、金属製ボールを備えるロールオン容器に充填されたフレグランス製品。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
成分(A)香料成分及び成分(B)リン酸二水素ナトリウムを含有するフレグランス組成物が、金属製ボールを備えるロールオン容器に充填されたフレグランス製品。
続きを表示(約 510 文字)【請求項2】
前記フレグランス組成物が、さらに、成分(C)リン酸一水素ナトリウム及びクエン酸ナトリウムの群から選択される1種又は2種を含有する請求項1に記載のフレグランス製品。
【請求項3】
前記成分(A)の含有量が、前記フレグランス組成物全量中1~35質量%であり、
前記成分(B)の含有量が、前記フレグランス組成物全量中0.0005~0.2質量%である請求項1又は請求項2に記載のフレグランス製品。
【請求項4】
前記成分(A)が、リナロール、ジヒドロジャスモン酸メチル、ゲラニオール、安息香酸ベンジル、α-イソメチルイオノン、α-ヘキシルシンナムアルデヒド、リモネン、シトラール、ヒドロキシシトロネラール、アニシルアルコール、酢酸ゲラニル、バニリン、テルピネオール、酢酸リナリル、ベンズアルデヒド、オイゲノール、及びインドールからなる群から選択される1種又は2種以上である請求項1又は請求項2に記載のフレグランス製品。
【請求項5】
前記成分(B)に対する前記成分(C)の含有質量割合((C)/(B))が、0.1~10である請求項2に記載のフレグランス製品。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、フレグランス製品に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
香水、コロンなどのフレグランス製品は、香り付け、リラックス効果、体臭のマスキング等の目的で用いられ、香料やアルコールを含むフレグランス組成物をスプレー容器やロールオン容器に充填された形態で提供されている。
【0003】
ロールオン容器は、フレグランス組成物を噴霧することなく、ボールを介して塗布部に直接塗布することができ、衣服等への付着を防ぐとともに、適用範囲及び適用量の調整が容易であることから、フレグランス製品の容器として利用されている。
【0004】
例えば、特許文献1には、アルデヒド香料やエタノールを含む制汗デオドラント組成物をポリプロピレン製のボールを備えるロールオン容器に充填したフレグランス製品について記載されており、ロールオン容器を用いることで、制汗デオドラント組成物を肌に高密着に塗布でき、制汗効果を発現できるとされている。
【0005】
一方、フレグランス組成物のアルコール度数が高い場合等には、ポリプロピレン製などのプラスチック製ボールを劣化させ、液漏れを生じさせるおそれがあるため、劣化が生じにくいステンレスなどの金属製ボールを備えるロールオン容器が使用されている。
【0006】
しかしながら、本発明者らが、フレグランス組成物を、金属製ボールを備えたロールオン容器に収容したフレグランス製品を保管していたところ、金属製ボール部分に着色した沈殿物が発生し、塗布した際に塗布部分に汚れが生じることが確認された。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2016-113447号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明は、金属製ボールを備えるロールオン容器を用いたフレグランス製品において、保管中の沈殿物の発生を抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明者らは、上記課題を解決するために鋭意検討を行った結果、香料を含むフレグランス組成物にリン酸二水素ナトリウムを加えることにより、金属製ボールを備えるロールオン容器に収容しても、保管中の沈殿物の発生を抑制できることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0010】
上記課題を解決するための手段には、以下の態様が含まれる。
[1]成分(A)香料成分及び成分(B)リン酸二水素ナトリウムを含有するフレグランス組成物が、金属製ボールを備えるロールオン容器に充填されたフレグランス製品。
[2]前記フレグランス組成物が、さらに、成分(C)リン酸一水素ナトリウム及びクエン酸ナトリウムの群から選択される1種又は2種を含有する[1]に記載のフレグランス製品。
[3]成分(A)の含有量が、前記フレグランス組成物全量中1~35質量%であり、前記成分(B)の含有量が、前記フレグランス組成物全量中0.0005~0.2質量%である[1]又は[2]に記載のフレグランス製品。
[4]前記成分(A)が、リナロール、ジヒドロジャスモン酸メチル、ゲラニオール、安息香酸ベンジル、α-イソメチルイオノン、α-ヘキシルシンナムアルデヒド、リモネン、シトラール、ヒドロキシシトロネラール、アニシルアルコール、酢酸ゲラニル、バニリン、テルピネオール、酢酸リナリル、ベンズアルデヒド、オイゲノール、及びインドールからなる群から選択される1種又は2種以上である[1]又は[2]に記載のフレグランス製品。
[5]前記成分(B)に対する前記成分(C)の含有質量割合((C)/(B))が、0.1~10である[2]に記載のフレグランス製品。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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