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公開番号2025134272
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-17
出願番号2024032074
出願日2024-03-04
発明の名称眼科装置
出願人株式会社ニデック
代理人
主分類A61B 3/107 20060101AFI20250909BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】 構成を複雑にせずに、パターン指標をより均一に照明可能にする。
【解決手段】 被検眼の角膜形状を測定する眼科装置は、被検眼の角膜形状を測定するためのパターン指標が形成された測定パターン指標板と、測定パターン指標板を背後から照明してパターン指標を被検眼の角膜に投影する平板状の面発光パネルと、を備え、面発光パネルは、光を導光する導光板と、導光板の端部に配置された照明光源と、導光板の裏面側に配置され、前記照明光源からの光を前記導光板の表面側に反射させる反射パターンと、を有し、反射パターンの密度が、面発光パネルとパターン指標との位置関係に対応して調整されている。
【選択図】 図2
特許請求の範囲【請求項1】
被検眼の角膜形状を測定する眼科装置であって、
被検眼の角膜形状を測定するためのパターン指標が形成された測定パターン指標板と、
前記測定パターン指標板を背後から照明して前記パターン指標を被検眼の角膜に投影する平板状の面発光パネルと、
を備え、
前記面発光パネルは、光を導光する導光板と、前記導光板の端部に配置された照明光源と、前記導光板の裏面側に配置され、前記照明光源からの光を前記導光板の表面側に反射させる反射パターンと、を有し、
前記反射パターンの密度が、前記面発光パネルと前記パターン指標との位置関係に対応して調整されていることを特徴とする眼科装置。
続きを表示(約 950 文字)【請求項2】
請求項1の眼科装置であって、
被検眼の角膜に投影された前記パターン指標の指標像を撮影する撮影光学系を備え、
前記反射パターンの密度は、前記撮影光学系の撮影光軸に対する前記パターン指標と前記面発光パネルとの位置関係に対応して調整されていることを特徴とする眼科装置。
【請求項3】
請求項1又は2の眼科装置であって、
前記測定パターン指標板は前記面発光パネルに対して傾斜した傾斜部を有し、
前記傾斜部の外周側には、前記面発光パネルから出射された照明光を反射させることで、照明光を前記傾斜部に形成された前記パターン指標に導光するための反射板が配置され、
前記面発光パネルは、前記反射板の配置位置に対応したサイズを有することを特徴とする眼科装置。
【請求項4】
請求項3の眼科装置であって、
被検眼の角膜に投影された前記パターン指標の指標像を撮影する撮影光学系を備え、
前記測定パターン指標板は前記撮影光学系の撮像光軸を中心とした平坦部を備え、
前記傾斜部は前記平坦部の外周側に配置され、
前記反射パターンの密度は、前記平坦部に対応する前記面発光パネルの表面での照明光量に対して、前記傾斜部に形成された前記パターン指標に対応する前記面発光パネルの表面での照明光量が相対的に弱くなるように調整されていることを特徴とする眼科装置。
【請求項5】
請求項1~4の何れかの眼科装置であって、
前記面発光パネルは、アライメントに利用される光束又は角膜形状測定以外の被検眼の光学特性の測定に利用される光束の少なくとも一つを通過させるために形成された光通過穴を有し、
前記反射パターンの密度は、前記光通過穴の形成位置に応じて調整されていることを特徴とする眼科装置。
【請求項6】
請求項1~5の何れかの眼科装置であって、
前記面発光パネルは、被検眼が位置する正面方向から見た場合、前記測定パターン指標板の形状に対応して、四角形より多角の多角形に形成され,
前記照明光源は、前記多角形の各辺に配置されていることを特徴とする眼科装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、被検眼の角膜形状を測定する眼科装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
被検眼の角膜に角膜形状を測定するためのパターン指標(例えば、多数のリングパターン指標)を投影し、角膜に形成されたパターン指標像を撮影することにより、詳細な角膜形状を測定する眼科装置が知られている。この種の眼科装置においては、透光部と遮光部とが交互に形成されたパターン指標板を背後から照明する照明ユニットが設けられている。
【0003】
従来の照明ユニットとしては、例えば、面発光板の面発光によりパターン指標を背後から照明する構成が提案されている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2000-279383号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、角膜形状を測定するためのパターン指標の投影においては、さらなる改良が望まれる。例えば、特許文献1の構成においては、面発光板を略球面状に形成し、パターン指標部が面発光板の表面に一体的に形成された構成であったり、パターン指標板の背後に円錐形状の2つの面発光板を用いる構成であったりし、面発光板の形状が複雑で、製造が難しい問題がある。また、特許文献1では、半球状のパターン指標板の背後に平板状の面発光板を複数に分割して配置する構成が開示されているが、面発光板に対するパターン指標板の位置が場所によって異なると、パターン指標を均一に照明し難い問題がある。
【0006】
本開示は、上記従来技術に鑑み、構成を複雑にせずに、パターン指標をより均一に照明できる眼科装置を提供することを技術課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示における典型的な実施形態が提供する眼科装置は、 被検眼の角膜形状を測定する眼科装置であって、被検眼の角膜形状を測定するためのパターン指標が形成された測定パターン指標板と、前記測定パターン指標板を背後から照明して前記パターン指標を被検眼の角膜に投影する平板状の面発光パネルと、を備え、前記面発光パネルは、光を導光する導光板と、前記導光板の端部に配置された照明光源と、前記導光板の裏面側に配置され、前記照明光源からの光を前記導光板の表面側に反射させる反射パターンと、を有し、前記反射パターンの密度が、前記面発光パネルと前記パターン指標との位置関係に対応して調整されていることを特徴とする。
【図面の簡単な説明】
【0008】
眼科装置の外観図である
検眼ユニットに配置される光学系と、眼科装置の制御系の概略構成図である。
測定パターン指標板の構成を説明する図である。
面発光パネルの構成を説明する図であり、面発光パネルの部分断面図である。
面発光パネルの構成を説明する図であり、面発光パネルを正面方向から見た図である。
反射板が設けられていない場合の面発光パネルのサイズと、反射パターンの調整を説明する図である。
反射板が設けられている場合の面発光パネルのサイズと、反射パターンの調整を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[概要]
以下、典型的な実施形態の1つについて、図面を参照して説明する。なお、以下の<>にて分類された項目は、独立又は関連して利用されうる。
【0010】
本開示の眼科装置(例えば、眼科装置1)は、測定パターン指標投影ユニット(例えば、測定パターン指標投影ユニット110)を備える。例えば、測定パターン指標投影ユニットは、測定パターン指標板(例えば、測定パターン指標板120)と、面発光パネル(例えば、面発光パネル130)と、を備える。例えば、測定パターン指標板には、被検眼の角膜形状を測定するためのパターン指標(例えば、パターン指標122)が形成されている。例えば、眼科装置は、撮影光学系(例えば、正面撮影光学系150)を備える。例えば、撮影光学系は、検眼の角膜に投影されたパターン指標の指標像を撮影するために使用される。例えば、眼科装置は、画像処理手段(例えば、制御部50)を備えていてもよい。画像処理手段は、撮影光学系によって撮影されたパターン指標像を解析して角膜形状を得るために使用される。
(【0011】以降は省略されています)

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