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公開番号
2025116887
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-12
出願番号
2024011386
出願日
2024-01-30
発明の名称
半導体装置
出願人
株式会社デンソー
,
トヨタ自動車株式会社
,
株式会社ミライズテクノロジーズ
代理人
弁理士法人ゆうあい特許事務所
主分類
H01L
25/07 20060101AFI20250804BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】第1配線部、第2配線部、第3配線部が高温になることを抑制できる半導体装置を提供する。
【解決手段】、第1半導体チップ31および第2半導体チップ32は、第1配線部101と第2配線部102とに逆向きの電流が流れ得るようにオン、オフが制御され、第1配線部101、第2配線部102、および第3配線部103は、第1半導体チップ31および第2半導体チップ32を挟んで第1ヒートシンク21側および第2ヒートシンク22側と反対側に纏めて配置され、第1配線部101と第2配線部102とは、対向して配置される部分を有し、第1半導体チップ31および第2半導体チップ32を挟んで第1配線部101、第2配線部102、および第3配線部103と反対側に配置され、第1配線部101および第2配線部102と対向して配置される第3ヒートシンク23および第3配線部103と対向して配置される第4ヒートシンク24を有するようにする。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
半導体装置であって、
スイッチング素子が形成された第1半導体チップ(31)および第2半導体チップ(32)と、
前記第1半導体チップが配置される第1ヒートシンク(21)と、
前記第2半導体チップが配置される第2ヒートシンク(22)と、
前記第1半導体チップおよび前記第2半導体チップを封止し、樹脂材料で構成される封止部材(50)と、
前記第1半導体チップと接続される第1配線部(101)と、
前記第2半導体チップと接続される第2配線部(102)と、
前記第1半導体チップと前記第2半導体チップとを接続する第3配線部(103)と、を備え、
前記第1半導体チップおよび前記第2半導体チップは、前記第1配線部と前記第2配線部とに逆向きの電流が流れ得るようにオン、オフが制御され、
前記第1配線部、前記第2配線部、および前記第3配線部は、前記第1半導体チップおよび前記第2半導体チップを挟んで前記第1ヒートシンク側および前記第2ヒートシンク側と反対側に纏めて配置され、
前記第1配線部と前記第2配線部とは、対向して配置される部分を有し、
前記第1半導体チップおよび前記第2半導体チップを挟んで前記第1配線部、前記第2配線部、および前記第3配線部と反対側に配置され、前記第1配線部および前記第2配線部と対向して配置される第3ヒートシンク(23)および前記第3配線部と対向して配置される第4ヒートシンク(24)を有する半導体装置。
続きを表示(約 810 文字)
【請求項2】
前記第1~第4ヒートシンクは、厚さが同じとされている請求項1に記載の半導体装置。
【請求項3】
前記第1配線部は、前記封止部材上に配置される第1端子部(111)を含み、
前記第2配線部は、前記封止部材上に配置される第2端子部(121)を含み、
前記第3配線部は、前記封止部材上に配置される第3端子部(131)を含み、
前記第1半導体チップ、前記第2半導体チップ、前記第1端子部、前記第2端子部、および前記第3端子部は、前記第1半導体チップと前記第1ヒートシンクとの積層方向において、前記第1半導体チップと前記第2半導体チップとの配列方向に沿って、前記第3端子部、前記第1半導体チップ、前記第2半導体チップ、前記第1端子部、前記第2端子部の順に配置されている請求項1または2に記載の半導体装置。
【請求項4】
前記第1配線部と前記第3配線部は、前記積層方向において、前記第1ヒートシンク上に位置する部分で対向して配置されると共に前記第1ヒートシンク上に位置する部分において前記第1配線部が前記第3配線部と非重複となる部分を有するように形成され、
前記第1配線部は、前記非重複となる部分が前記第1ヒートシンクと接続されることで前記第1半導体チップと接続されている請求項3に記載の半導体装置。
【請求項5】
前記第1配線部は、前記第2配線部を挟んで前記第3ヒートシンクと反対側に配置される部分を有しており、
前記第3配線部は、前記第2ヒートシンクと接続されて前記第2半導体チップと接続されると共に、前記第1半導体チップのうちの前記第1ヒートシンク側と反対側の部分と接続され、
前記第2配線部は、前記第2半導体チップのうちの前記第2ヒートシンク側と反対側の部分と接続されている請求項4に記載の半導体装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、第1半導体チップおよび第2半導体チップを有する半導体装置に関するものである。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来より、第1半導体チップおよび第2半導体チップを有する半導体装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。具体的には、この半導体装置は、第1半導体チップが第1ヒートシンク上に配置され、第2半導体チップが第2ヒートシンク上に配置されている。そして、この半導体装置は、第1半導体チップと接続される第1配線部、第2半導体チップと接続される第2配線部、および第1、第2半導体チップと接続される第3配線部を有している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-154937号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のような半導体装置では、第1半導体チップで発生する熱が第1ヒートシンクから放出され、第2半導体チップで発生する熱が第2ヒートシンクから放出される。しかしながら、上記のような半導体装置では、第1半導体チップと接続される第1配線部、第2半導体チップと接続される第2配線部、および第1、第2半導体チップと接続される第3配線部も発熱する。このため、現状では、上記のような半導体装置において、第1配線部、第2配線部、および第3配線部の熱を放出し、第1配線部、第2配線部、および第3配線部が高温になることを抑制したいという要望がある。
【0005】
本開示は、第1配線部、第2配線部、第3配線部が高温になることを抑制できる半導体装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の1つの観点によれば、半導体装置は、スイッチング素子が形成された第1半導体チップ(31)および第2半導体チップ(32)と、第1半導体チップが配置される第1ヒートシンク(21)と、第2半導体チップが配置される第2ヒートシンク(22)と、第1半導体チップおよび第2半導体チップを封止し、樹脂材料で構成される封止部材(50)と、第1半導体チップと接続される第1配線部(101)と、第2半導体チップと接続される第2配線部(102)と、第1半導体チップと第2半導体チップとを接続する第3配線部(103)と、を備え、第1半導体チップおよび第2半導体チップは、第1配線部と第2配線部とに逆向きの電流が流れ得るようにオン、オフが制御され、第1配線部、第2配線部、および第3配線部は、第1半導体チップおよび第2半導体チップを挟んで第1ヒートシンク側および第2ヒートシンク側と反対側に纏めて配置され、第1配線部と第2配線部とは、対向して配置される部分を有し、第1半導体チップおよび第2半導体チップを挟んで第1配線部、第2配線部、および第3配線部と反対側に配置され、第1配線部および第2配線部と対向して配置される第3ヒートシンク(23)および第3配線部と対向して配置される第4ヒートシンク(24)を有している。
【0007】
これによれば、第3ヒートシンクは、第1配線部と対向するように配置されていると共に、第2配線部と対向するように配置されている。第4ヒートシンクは、第3配線部と対向するように配置されている。このため、第1~第3配線部で発生し得る熱を第3ヒートシンクおよび第4ヒートシンクから放熱し易くでき、第1~第3配線部が高温になることを抑制できる。
【0008】
なお、各構成要素等に付された括弧付きの参照符号は、その構成要素等と後述する実施形態に記載の具体的な構成要素等との対応関係の一例を示すものである。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第1実施形態における半導体装置の断面図である。
図1に示す半導体装置の平面図である。
第1半導体チップおよび第2半導体チップの回路構成を示す図である。
半導体装置に流れる電流を示す断面模式図である。
半導体装置に流れる電流を示す平面模式図である。
半導体装置に流れる電流を示す平面模式図である。
第2実施形態における半導体装置の断面図である。
第3実施形態における半導体装置の断面図である。
他の実施形態における半導体装置の断面図である。
他の実施形態における半導体装置の断面図である。
他の実施形態における半導体装置の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、同一符号を付して説明を行う。
(【0011】以降は省略されています)
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