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公開番号
2025149612
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-08
出願番号
2024050362
出願日
2024-03-26
発明の名称
電子装置
出願人
株式会社デンソー
代理人
個人
,
個人
主分類
H05K
7/14 20060101AFI20251001BHJP(他に分類されない電気技術)
要約
【課題】回路基板どうしを精度よく位置決めできる電子装置を提供すること。
【解決手段】電子装置100は、第1回路基板10と、第2回路基板20と、第1筐体部材30と、第2筐体部材40とを備えている。第1筐体部材は、第1筐体部材と第1回路基板とを位置決めする第1基板位置決部361と、第1筐体部材と第2筐体部材とを位置決めする第1筐体位置決部362とを含む第1位置決部36を有している。第2筐体部材は、第2筐体部材と第2回路基板とを位置決めする第2基板位置決部461と、第1筐体位置決部と係合して第1筐体部材と第2筐体部材とを位置決めする第2筐体位置決部462とを含む第2位置決部46を有している。そして、第1基板位置決部と第1筐体位置決部と第2基板位置決部と第2筐体位置決部とが同一直線上に設けられている。
【選択図】図10
特許請求の範囲
【請求項1】
第1回路基板(10)と、
第2回路基板(20)と、
前記第1回路基板と前記第2回路基板との間に配置され、前記第1回路基板が組み付けられる第1筐体部材(30)と、
前記第1回路基板と前記第2回路基板との間に配置され、前記第1筐体部材および前記第2回路基板が組み付けられる第2筐体部材(40)と、を備え、
前記第1筐体部材は、
前記第1筐体部材と前記第1回路基板とを位置決めする第1基板位置決部(361)と、前記第1筐体部材と前記第2筐体部材とを位置決めする第1筐体位置決部(362)と、を含む第1位置決部(36)を有し、
前記第2筐体部材は、
前記第2筐体部材と前記第2回路基板とを位置決めする第2基板位置決部(461,461a)と、前記第1筐体位置決部と係合して前記第1筐体部材と前記第2筐体部材とを位置決めする第2筐体位置決部(462,462a)とを含む第2位置決部(46,46a)を有し、
前記第1基板位置決部と前記第1筐体位置決部と前記第2基板位置決部と前記第2筐体位置決部とが同一直線上に設けられた電子装置。
続きを表示(約 890 文字)
【請求項2】
前記第1位置決部と前記第1筐体部材の基部(31)、前記第2位置決部と前記第2筐体部材の基部(41)の少なくとも一方は、互いに別体に設けられている請求項1に記載の電子装置。
【請求項3】
前記第1位置決部は、前記第1筐体部材の基部(31)と一体物であり、
前記第2位置決部は、前記第2筐体部材の基部(41)と一体物である請求項1に記載の電子装置。
【請求項4】
前記第1基板位置決部と前記第2基板位置決部と前記第2筐体位置決部の少なくとも一つは、周辺よりも突出した形状を有しており、断面形状が円形である請求項1~3のいずれか1項に記載の電子装置。
【請求項5】
前記第1筐体部材は、二つの前記第1位置決部を有し、
前記第2筐体部材は、二つの前記第2位置決部を有している請求項1~3のいずれか1項に記載の電子装置。
【請求項6】
前記第1回路基板は、第1コネクタ(14)を備え、
前記第2回路基板は、前記第1コネクタと接続される第2コネクタ(24)を備えている請求項1~3のいずれか1項に記載の電子装置。
【請求項7】
前記第1筐体部材は、前記第1回路基板の周辺に配置される第1側壁部(32,33)を有し、
前記第1基板位置決部の第1先端部(36t)は、前記第1側壁部よりも高い位置にある請求項1~3のいずれか1項に記載の電子装置。
【請求項8】
前記第2筐体部材は、前記第2回路基板の周辺に配置される第2側壁部(42,43)を有し、
前記第2基板位置決部の第2先端部(46t)は、前記第2側壁部よりも高い位置にある請求項1~3のいずれか1項に記載の電子装置。
【請求項9】
前記第1位置決部と前記第2位置決部は、前記第1コネクタと前記第2コネクタとが接続される前に、前記第1筐体部材と前記第1回路基板とを位置決めするとともに、前記第2筐体部材と前記第2回路基板とを位置決めする請求項6に記載の電子装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、電子装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
電子装置の一例として特許文献1に開示された技術がある。特許文献1には、下側のプリント配線基板と上側のプリント配線基板を予め設定された所定間隔で積層するためのサポート本体が開示されている。
【0003】
また、下側のプリント配線基板には、ピンヘッダが配設されている。一方、上側のプリント配線基板には、コネクタが配設されている。サポート本体は、下側のプリント配線基板の裏面側からねじが螺入されるねじ穴と、上側のプリント配線基板の取付け穴に挿入した後にナットが螺合される突起部とが一体に成型されている。特許文献1では、上側のプリント配線基板の取付け穴の配置位置をピンヘッダおよびコネクタの嵌合位置に対応付けておけば、上側のプリント配線基板の取付け穴に突起部を挿入させることで、ピンヘッダとコネクタとが位置合せされる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平8-4088号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、電子装置は、第1回路基板が搭載された第1筐体部材と、第2回路基板が搭載された第2筐体部材とを備え、両回路基板間に両筐体部材が配置された構成が考えられる。このような電子装置では、上記サポート本体を用いたとしても、両筐体部材によって第1回路基板と第2回路基板とを精度よく位置決めし難いという問題がある。
【0006】
開示される一つの目的は、回路基板どうしを精度よく位置決めできる電子装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
ここに開示された電子装置は、
第1回路基板(10)と、
第2回路基板(20)と、
第1回路基板と第2回路基板との間に配置され、第1回路基板が組み付けられる第1筐体部材(30)と、
第1回路基板と第2回路基板との間に配置され、第1筐体部材および第2回路基板が組み付けられる第2筐体部材(40)と、を備え、
第1筐体部材は、
第1筐体部材と第1回路基板とを位置決めする第1基板位置決部(361)と、第1筐体部材と第2筐体部材とを位置決めする第1筐体位置決部(362)と、を含む第1位置決部(36)を有し、
第2筐体部材は、
第2筐体部材と第2回路基板とを位置決めする第2基板位置決部(461,461a)と、第1筐体位置決部と係合して第1筐体部材と第2筐体部材とを位置決めする第2筐体位置決部(462,462a)とを含む第2位置決部(46,46a)を有し、
第1基板位置決部と第1筐体位置決部と第2基板位置決部と第2筐体位置決部とが同一直線上に設けられた電子装置。
【0008】
このように、電子装置は、第1基板位置決部と第1筐体位置決部を含む第1位置決部と、第2基板位置決部と第2筐体位置決部を含む第2位置決部を有している。そのため、電子装置は、第1筐体部材と第1回路基板、第1筐体部材と第2筐体部材、第2筐体部材と第2回路基板のそれぞれを位置決めできる。つまり、電子装置は、第1回路基板と第2回路基板を位置決めできる。
【0009】
さらに、電子装置は、第1基板位置決部と第1筐体位置決部と第2基板位置決部と第2筐体位置決部とが同一直線上に設けられているため、それらの公差の積み上げを最小限に抑えることができる。よって、電子装置は、第1回路基板と第2回路基板を精度よく位置決めできる。
【0010】
この明細書において開示された複数の態様は、それぞれの目的を達成するために、互いに異なる技術的手段を採用する。請求の範囲およびこの項に記載した括弧内の符号は、後述する実施形態の部分との対応関係を例示的に示すものであって、技術的範囲を限定することを意図するものではない。この明細書に開示される目的、特徴、および効果は、後続の詳細な説明、および添付の図面を参照することによってより明確になる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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