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公開番号
2025075578
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-15
出願番号
2023186858
出願日
2023-10-31
発明の名称
モーター
出願人
株式会社ゲットクリーンエナジー
代理人
個人
主分類
H02K
5/167 20060101AFI20250508BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】 損失を少なくしたモーターを提供する。
【解決手段】 モーターの回転軸12の側に、断面が三角形の環状体を周面に一体的に取付けた円盤20を配置し、コイル50を内面に配置した容器30の側に、円盤20の周面から突出する三角形の頂点を受け入れる係合部40を設置する。回転軸12に固定した円盤20と、容器30側に配した係合部40とを係合させて回転軸12を容器30内で回転させるとき、円盤20と係合部40との接触抵抗が少ないため、モーターの損失が減少する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
電気エネルギーから機械的エネルギーを生成するモーターであって、
回転軸を中心に回転する回転子と、
前記回転子を回転可能に収容する容器と、
を備え、
前記回転軸には、前記回転子を間にして、二つの円盤が固定され、
前記容器の内壁には、前記円盤の周縁部と係合する係合部が配置され、
前記円盤の周縁部、又は、前記容器の前記係合部の内周部、には、三角形の断面を有し、一つの頂点は突出し、他の二つの頂点は前記周縁部、又は、前記内周部、に接続している環状体が一体化されており、
前記容器に配置された前記係合部、又は、前記回転軸に固定された前記円盤の周縁部、は前記環状体の突出した前記頂点を受け入れる凹部を有している、モーター。
続きを表示(約 120 文字)
【請求項2】
請求項1に記載のモーターであって、
前記回転軸が鉛直方向に配置されている、モーター。
【請求項3】
請求項1に記載のモーターであって、
前記回転軸が水平方向に配置されている、モーター。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電気エネルギーで駆動するモーターに関し、効率の向上を可能にしたものである。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
本発明者は、先に、容器内で回転体が回転する発電機の回転効率を高めるため、発電機の回転軸の先端を円錐形又は角錐形に成形し、回転軸の下端を支える容器の底部と回転軸との接触抵抗を小さくすることを提案している(下記特許文献1)。
【0003】
発電機は、導線を巻いて形成したコイルと磁石とを近接配置し、コイルに対して磁石を回転し、又は、磁石に対してコイルを回転することで、コイルに誘導電流を生じさせ、発電を行っている。
【0004】
電気エネルギーで駆動するモーターは、発電機とは逆の原理で回転する。即ち、回転子のコイルに電流を供給して、固定された磁石に対してコイルを回転させ、或いは、固定したコイルに電流を供給して、回転子の磁石を回転させている。そして、回転子と一体に回転する回転軸に、扇風機のファアンや電動工具等、種々のものを結合し、それらの駆動を実現している。
【0005】
モーターには、直流で作動するDCモーター、交流で作動するACモーター、鉄心を持たないコアレスモーター、間欠的に回転するステッピングモーター等、各種のものが開発されている。
DCモーターでは、回転子がコイルの場合、整流子及びブラシを通じてコイルへの電流供給が行われる。
ACモーターでは、固定子のコイルに供給する電流を制御して回転磁界を形成し、それにより回転子の磁石を回転する。
【0006】
コアレスモーターは、回転子が、鉄心を持たず、樹脂で固めたコイルのみで構成されている。そのため、回転子の磁力は弱くなるが、慣性モーメントが小さく、即応性に優れ、鉄損によるエネルギー損失も無い。
ステッピングモーターは、駆動回路から入力されるパルス信号に応じて、一定角度ずつ断続的に回転する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特許第7345746号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
モーターの効率は、モーターに与えられた電気エネルギーに対する、モーターから出力された機械ネルルギーの割合によって表される。この電気エネルギーと機械エネルギーとの差分が損失である。
モーターの損失には、(1)コイル内の電気抵抗による発熱、(2)整流子とブラシとの接触抵抗による発熱、(2)回転子の鉄心内の損失、(4)回転軸とその支持体との機械的摩擦、等が含まれる。
【0009】
本発明は、“回転軸とその支持体との機械的摩擦”の低減を図り、モーターの効率を高めることを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明は、電気エネルギーから機械的エネルギーを生成するモーターであって、回転軸を中心に回転する回転子と、前記回転子を回転可能に収容する容器と、を備える。前記回転軸には、前記回転子を間にして、二つの円盤を固定し、 前記容器の内壁には、前記円盤の周縁部と係合する係合部を配置している。
そして、前記円盤の周縁部には、三角形の断面を有し、一つの頂点が突出し、他の二つの頂点が前記周縁部に接続している環状体を一体的に設けており、前記容器に配置した前記係合部には前記環状体の突出した前記頂点を受け入れる凹部を設けている。
或いは、前記容器の前記係合部の内周部に、三角形の断面を有し、一つの頂点が突出し、他の二つの頂点が前記内周部に接続している環状体を一体的に設けており、前記回転軸に固定した前記円盤の周縁部には前記環状体の突出した前記頂点を受け入れる凹部を設けている。
(【0011】以降は省略されています)
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