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公開番号
2025069616
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-01
出願番号
2023179439
出願日
2023-10-18
発明の名称
電磁継電器
出願人
オムロン株式会社
代理人
個人
主分類
H01H
45/04 20060101AFI20250423BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】電磁継電器の基板上での姿勢が不安定となる端子の配置であっても、安定的に基板への実装が可能な電磁継電器を提供する。
【解決手段】電磁継電器は、ベースと、第1接点端子と、第2接点端子と、ケースとを備える。第1接点端子は、ベースから下方に突出している。第1接点端子は、第1屈曲部を含む。第1屈曲部は、ベースの底面において、底面の中心線の第1側方に配置され、ベースの底面に沿って屈曲している。第2接点端子は、ベースから下方に突出している。第2接点端子は、第2屈曲部を含む。第2屈曲部は、ベースの底面において、中心線の第1側方に配置され、ベースの底面に沿って屈曲している。ケースは、ベースに取り付けられる。ケース又はベースは、スタンド部を含む。スタンド部は、下方に突出している。スタンド部は、ベースの中心線に対して第1側方と反対の第2側方に配置される。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
ベースと、
前記ベースから下方に突出し、底面視において前記ベースの底面の中心線の第1側方に配置され前記ベースの底面に沿って屈曲した第1屈曲部を含む第1接点端子と、
前記ベースから下方に突出し、底面視において前記中心線の前記第1側方に配置され前記ベースの底面に沿って屈曲した第2屈曲部を含む第2接点端子と、
前記ベースに取り付けられ、前記ベースを覆うケースと、
を備え、
前記ケース又は前記ベースは、下方に突出するスタンド部を含み、
前記スタンド部は、前記ベースの中心線に対して、前記第1側方と反対の第2側方に配置される
電磁継電器。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
前記スタンド部の下端は、前記第1屈曲部と前記第2屈曲部とに対して、面一に配置される、
請求項1に記載の電磁継電器。
【請求項3】
前記ベースから下方に突出し、前記ベースの底面に沿って屈曲した第3屈曲部を含む第1コイル端子と、
前記ベースから下方に突出し、前記ベースの底面に沿って屈曲した第4屈曲部を含む第2コイル端子と、
をさらに備え、
前記第3屈曲部は、底面視において、前記中心線の前記第1側方に配置され、
前記第4屈曲部は、底面視において、前記中心線の前記第2側方に配置される、
請求項1に記載の電磁継電器。
【請求項4】
前記ベースから下方に突出し、前記ベースの底面に沿って屈曲した第3屈曲部を含む第1コイル端子と、
前記ベースから下方に突出し、前記ベースの底面に沿って屈曲した第4屈曲部を含む第2コイル端子と、
をさらに備え、
前記第3屈曲部と前記第4屈曲部とは、底面視において、前記中心線の前記第1側方に配置される、
請求項1に記載の電磁継電器。
【請求項5】
前記スタンド部の下端は、前記第3屈曲部と前記第4屈曲部とに対して、面一に配置される、
請求項3又は4に記載の電磁継電器。
【請求項6】
前記スタンド部は、前記ケースに設けられる、
請求項1に記載の電磁継電器。
【請求項7】
前記スタンド部は、前記ベースに設けられる、
請求項1に記載の電磁継電器。
【請求項8】
ベースと、
前記ベースから下方に突出し、前記ベースの底面に沿って屈曲した第1屈曲部を含む第1接点端子と、
前記ベースから下方に突出し、前記ベースの底面に沿って屈曲した第2屈曲部を含む第2接点端子と、
前記ベースから下方に突出し、前記ベースの底面に沿って屈曲した第3屈曲部を含む第1コイル端子と、
前記ベースから下方に突出し、前記ベースの底面に沿って屈曲した第4屈曲部を含む第2コイル端子と、
前記ベースに取り付けられ、前記ベースを覆うケースと、
を備え、
前記ベース及び前記ケースは、底面視において、
第1領域と、
前記ベースの第1中心線に対して、前記第1領域と対称に配置される第2領域と、
前記第1中心線に直交する第2中心線に対して、前記第1領域と対称に配置される第3領域と、
前記第2中心線に対して、前記第2領域と対称に配置される第4領域と、
を含み、
前記第1屈曲部と前記第2屈曲部と前記第3屈曲部と前記第4屈曲部とは、それぞれ前記第1領域と前記第2領域と前記第3領域と前記第4領域とのうちの少なくとも1つを除く、いずれかの領域に配置されており、
前記ケース又は前記ベースは、下方に突出するスタンド部を含み、
前記スタンド部は、前記第1領域と前記第2領域と前記第3領域と前記第4領域とのうち、前記第1屈曲部と前記第2屈曲部と前記第3屈曲部と前記第4屈曲部とが配置されていない領域に配置される、
電磁継電器。
【請求項9】
前記スタンド部の下端は、前記第1屈曲部と前記第2屈曲部と前記第3屈曲部と前記第4屈曲部とに対して、面一に配置される、
請求項8に記載の電磁継電器。
【請求項10】
前記第1屈曲部と前記第2屈曲部とは、前記第1領域に配置され、
前記第3屈曲部は、前記第3領域に配置され、
前記第4屈曲部は、前記第4領域に配置され、
前記スタンド部は、前記第2領域に配置される、
請求項8に記載の電磁継電器。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電磁継電器に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
電磁継電器には、いわゆる表面実装型のものがある。例えば、特許文献1に開示されているように、表面実装型の電磁継電器では、端子は、ベースから下方に突出しており、側方に向かって屈曲した屈曲部を有している。この屈曲部が、基板に半田付けされることで、電磁継電器が基板上に実装される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-201306号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
電磁継電器を基板に実装する手法として、リフロー半田付けがある。リフロー半田付けでは、予め基板上に半田が付けられており、その上に電磁継電器が配置される。そして、リフロー炉において半田が加熱されることで、電磁継電器が基板に半田付けされる。このようなリフロー半田付けを用いることで、電磁継電器を効率よく基板に実装することができる。
【0005】
しかし、上述した表面実装型の電磁継電器では、端子の配置によっては、基板上に配置した状態でのバランスが悪く、基板への実装が困難な場合がある。例えば、端子がベースの底面において非対称に配置されている場合には、電磁継電器が、基板上に置かれたときに、姿勢を保つことができず、傾いてしまうことがある。その場合、上記のようなリフロー半田付けによる実装は困難である。或いは、電磁継電器が不安定に配置されることで、基板への実装の精度が低下する可能性がある。本発明の目的は、電磁継電器の基板上での姿勢が不安定となる端子の配置であっても、安定的に基板への実装が可能な電磁継電器を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係る電磁継電器は、ベースと、第1接点端子と、第2接点端子と、ケースとを備える。第1接点端子は、ベースから下方に突出している。第1接点端子は、第1屈曲部を含む。第1屈曲部は、底面視においてベースの底面の中心線の第1側方に配置される。第1屈曲部は、ベースの底面に沿って屈曲している。第2接点端子は、ベースから下方に突出している。第2接点端子は、第2屈曲部を含む。第2屈曲部は、底面視において、中心線の第1側方に配置される。第2屈曲部は、ベースの底面に沿って屈曲している。ケースは、ベースに取り付けられ、ベースを覆う。ケース又はベースは、スタンド部を含む。スタンド部は、ケース又はベースから下方に突出している。スタンド部は、ベースの中心線に対して第1側方と反対の第2側方に配置される。
【0007】
本態様に係る電磁継電器では、スタンド部によって、基板上に配置されたときの電磁継電器の傾きが抑えられる。そのため、半田付け前の電磁継電器の姿勢を基板上で安定的に保つことができる。それにより、電磁継電器を安定的に基板に実装することができる。
【0008】
スタンド部の下端は、第1屈曲部と第2屈曲部とに対して、面一に配置されてもよい。この場合、スタンド部によって、半田付け前の電磁継電器の姿勢を基板上で、より安定的に保つことができる。
【0009】
電磁継電器は、第1コイル端子と第2コイル端子とをさらに備えてもよい。第1コイル端子は、ベースから下方に突出していてもよい。第1コイル端子は、ベースの底面に沿って屈曲した第3屈曲部を含んでもよい。第2コイル端子は、ベースから下方に突出していてもよい。第2コイル端子は、ベースの底面に沿って屈曲した第4屈曲部を含んでもよい。第3屈曲部は、ベースの底面において、中心線の第1側方に配置されてもよい。第4屈曲部は、ベースの底面において、中心線の第2側方に配置されてもよい。或いは、第3屈曲部と第4屈曲部とは、ベースの底面において、中心線の第1側方に配置されてもよい。このように、電磁継電器が不安定となる端子の配置であっても、スタンド部によって、電磁継電器の姿勢を基板上で安定的に保つことができる。
【0010】
スタンド部の下端は、第3屈曲部と第4屈曲部とに対して、面一に配置されてもよい。この場合、スタンド部によって、半田付け前の電磁継電器の姿勢を基板上で、より安定的に保つことができる。スタンド部は、ケースに設けられてもよい。スタンド部は、ベースに設けられてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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