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公開番号2025077576
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-19
出願番号2023189872
出願日2023-11-07
発明の名称文字入力装置、文字入力方法および文字入力プログラム
出願人オムロン株式会社
代理人個人
主分類G06F 3/0488 20220101AFI20250512BHJP(計算;計数)
要約【課題】入力済みの文章における所望の位置へ括弧等の一対で使用される記号を入力することが可能な文字入力装置、文字入力方法および文字入力プログラムを提供する。
【解決手段】文字入力装置20は、入力済みの文章における所望の位置に、一対で使用される記号を挿入する装置であって、入力受付部21と、操作検出部22と、括弧挿入部23と、を備える。入力受付部21は、文字情報が入力される。操作検出部22は、入力受付部21に入力された文字情報の文章における所望の位置への、使用者の手指2本で略同時にタップした操作を検出する。括弧挿入部23は、操作検出部22において検出された手指2本で略同時にタップした位置へ、一対で使用される記号を挿入する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
入力済みの文章における所望の位置に、一対で使用される記号を挿入する文字入力装置であって、
文字情報が入力される入力受付部と、
前記入力受付部に入力された前記文字情報の文章における所望の位置への、使用者の手指2本で略同時にタップした操作を検出する操作検出部と、
前記操作検出部において検出された前記手指2本で略同時にタップした位置へ、前記一対で使用される前記記号を挿入する記号挿入部と、
を備えている文字入力装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
一対で使用される前記記号の位置が適切か否かを判定する記号位置判定部を、さらに備えている、
請求項1に記載の文字入力装置。
【請求項3】
前記記号位置判定部において、一対で使用される前記記号の位置が適切ではないと判定された場合に、適切でないと判定された前記記号の位置を補正する記号位置補正部をさらに備えている、
請求項2に記載の文字入力装置。
【請求項4】
前記記号位置判定部は、前記入力済みの文章について形態素解析を実施して、前記記号の位置を判定する、
請求項2または3に記載の文字入力装置。
【請求項5】
前記記号位置判定部において形態素解析した文字列を照合する判定テーブルを保存する記憶部を、さらに備えている、
請求項2または3に記載の文字入力装置。
【請求項6】
前記記憶部は、一対で使用される前記記号に含まれる第1記号および第2記号に対してそれぞれ前記判定テーブルを保存している、
請求項5に記載の文字入力装置。
【請求項7】
前記記号位置判定部は、前記記憶部に保存された前記判定テーブルを用いて、一対で使用される前記記号の位置を判定する、
請求項5に記載の文字入力装置。
【請求項8】
前記記号位置判定部は、前記操作検出部において検出された前記手指2本で略同時にタップした位置のうち、どちらが前側の第1記号、後ろ側の第2記号であるかを判定する、
請求項2または3に記載の文字入力装置。
【請求項9】
前記記号挿入部は、前記入力済みの文章を表示する表示画面における左側を基準とし、前記使用者の手指2本でタップした2点のx座標とy座標とを比較して、x座標が小さい方に第1記号を、大きい方に第2記号を挿入する、
請求項1または2に記載の文字入力装置。
【請求項10】
前記記号挿入部は、前記入力済みの文章を表示する表示画面における左側を基準とし、前記使用者の手指2本でタップした2点のx座標とy座標とを比較して、y座標の差が前記文章の文字の高さ以上である場合には、y座標が大きい方に第1記号を、小さい方に第2記号を挿入する、
請求項1または2に記載の文字入力装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば、スマートフォンやタブレット端末等の表示画面において文字を入力する文字入力装置、文字入力方法および文字入力プログラムに関する。
続きを表示(約 2,500 文字)【背景技術】
【0002】
近年、例えば、スマートフォンやタブレット端末等の表示画面における文字入力では、引用や強調、比較等の様々な場面において括弧等の一対で使用される記号等が入力される機会が多くなっている。
しかし、スマートフォン等に搭載されるソフトウェアキーボードでは、括弧等の入力は手間がかかる。具体的には、一般的な文字入力を行うための基本的なキーは、表示画面に表示されるキーボード上に表示されるが、括弧等の一対で使用される記号等は直接入力できるキーは表示されていない。このため、括弧等を入力する際には、記号一覧を表示する等の追加の手順が必要となることから、より簡単に括弧入力できることが望まれる。
【0003】
例えば、特許文献1には、キーボードを用いて文字を入力する際、括弧記号のような一対で表記される文字または記号の入力に割り当てられたキーが押されると、その左括弧と一対で使用される右括弧が所定の入力位置に一度に入力されるように構成するキーボード、入力方法について開示されている。
また、特許文献2には、各種仮入力文字の各々につき、対応する入力候補文字群を辞書記憶部に記憶しておき、文字入力部により文字の仮入力操作がされると、仮入力文字を表示部に表示するとともに記憶部から仮入力文字に対応する入力候補文字群を抽出して候補情報として表示部に表示させ、文字入力部により候補情報の中から所望入力候補の選択・確定操作がされると、選択された入力候補文字を確定入力文字として、既入力文字列の内のそれまでの文字入力位置ポインタ以降に挿入して表示部に表示し、この際、今回の確定入力文字の次の文字位置の先頭に文字入力位置ポインタを移動するようにした文字入力方法において、候補情報を表示する際、仮入力文字に対応する入力候補文字が始め括弧と終わり括弧からなる括弧記号の場合、始め括弧と終わり括弧の間のポインタマーク付で表示し、候補情報の中の始め括弧と終わり括弧からなる括弧記号の選択・確定操作がされたときは、選択された括弧記号を確定入力文字として、それまでの文字入力位置ポインタ以降に挿入して表示部に表示し、この際、終わり括弧の先頭に文字入力位置ポインタを移動するようにした文字入力方法および文字入力装置について開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2009-146065号公報
特開2021-072072号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記従来の文字入力方法では、以下に示すような問題点を有している。
すなわち、上記特許文献1に開示された文字入力方法では、文字を入力する過程において左右一対で使用される文字や記号を一度の打鍵によって一対を入力する処理を行っている。
また、上記特許文献2に開示された文字入力方法では、文字を入力する過程において括弧書きを記載する際の手間を減らす処理を行っている。
【0006】
このため、特許文献1,2に開示された文字入力方法は、ともに文章を入力する過程における括弧の入力に関する技術であって、文章を入力後に、括弧等の一対で使用される記号等を挿入する場合には適用できない。
本発明の課題は、入力済みの文章における所望の位置へ括弧等の一対で使用される記号を容易に入力することが可能な文字入力装置、文字入力方法および文字入力プログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
第1の発明に係る文字入力装置は、入力済みの文章における所望の位置に、一対で使用される記号を挿入する文字入力装置であって、入力受付部と、操作検出部と、記号挿入部と、を備えている。入力受付部は、文字情報が入力される。操作検出部は、入力受付部に入力された文字情報の文章における所望の位置への、使用者の手指2本で略同時にタップした操作を検出する。記号挿入部は、操作検出部において検出された手指2本で略同時にタップした位置へ、一対で使用される記号を挿入する。
【0008】
ここでは、例えば、スマートフォンやタブレット端末等の表示画面において、文章中に使用される括弧等のような一対で使用される記号を入力する際に、予め入力済みの文章に対して、使用者の2本の手指で略同時にタップした操作を検出して、そのタップした2つの位置へ、それぞれ一対で使用される記号を入力する。
これにより、例えば、一対で使用される記号として括弧を入力する際に、前括弧、後括弧をそれぞれ別々に入力する場合と比較して、予め入力済みの文章に対して、1回のタップ操作だけで入力が完了するため、使用者の手間を大幅に削減することができる。
この結果、入力済みの文章における所望の位置へ括弧等の一対で使用される記号を容易に入力することができる。
【0009】
第2の発明に係る文字入力装置は、第1の発明に係る文字入力装置であって、一対で使用される記号の位置が適切か否かを判定する記号位置判定部を、さらに備えている。
これにより、例えば、入力済みの文章について形態素解析を実施して、記号が挿入された位置の可否を判定することで、その判定結果を踏まえて、不適切な位置に挿入された記号を適正な位置へ補正することができる。
【0010】
第3の発明に係る文字入力装置は、第2の発明に係る文字入力装置であって、記号位置判定部において、一対で使用される記号の位置が適切ではないと判定された場合に、適切でないと判定された記号の位置を補正する記号位置補正部をさらに備えている。
これにより、手指2本でタップした位置が、一対で使用される記号を挿入したい位置からズレており適切ではないと判定された場合には、例えば、形態素解析等を実施して適切な位置と判断された位置へ移動させることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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