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公開番号
2025070834
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-02
出願番号
2023181400
出願日
2023-10-20
発明の名称
トリガスイッチ
出願人
オムロン株式会社
代理人
弁理士法人あーく事務所
主分類
H01H
3/20 20060101AFI20250424BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】トリガキャップの取り付け/取り外しが可能で、安全性の高いトリガスイッチを提供する。
【解決手段】操作者の操作による押込を受け付けて押込方向の最深位置まで移動可能なトリガ1を備えるトリガスイッチTSである。トリガ1は、トリガキャップ10を取り外し可能に取り付けられる基軸部材11と、基軸部材11に動作可能に支持され、トリガ1の移動を制限可能な制限部材14とを備えている。基軸部材11にトリガキャップ10を取り付けられたトリガ1は、第1の押込を受け付けた場合に、制限状態である制限部材14により、最深位置まで到達しない制限位置で、移動を制限され、受け付けた第1の押込が解除されることにより、制限部材14は、制限状態から制限解除状態に遷移し、第1の押込が解除された後の第2の押込を受け付けた場合、最深位置までの移動が可能となる。
【選択図】図15
特許請求の範囲
【請求項1】
操作者の操作による押込を受け付けて押込方向の最深位置まで移動可能なトリガと、前記トリガを移動可能に支持する筐体とを備えるトリガスイッチであって、
前記トリガは、
操作者の指が掛けられる指掛け部を有するトリガキャップと、
前記トリガキャップを取り外し可能に取り付けられる基軸部材と、
前記基軸部材に動作可能に支持され、前記トリガの移動を制限することが可能な制限部材と
を備え、
前記基軸部材は、
前記トリガキャップが取り付けられる取付部と、
前記取付部を一端側で支持し、他端側が前記筐体に挿通される軸部と
を有しており、
前記トリガキャップが取り外されている場合に、
前記制限部材が制限状態となることにより、前記トリガが、最深位置まで到達しない制限位置で移動が制限され、
前記トリガキャップが取り付けられている場合に、
前記制限部材は、制限解除状態と、前記トリガの移動の制限を解除した制限解除状態との間で遷移可能となる
ことを特徴とするトリガスイッチ。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
請求項1に記載のトリガスイッチであって、
第1の押込を受け付けた場合に、
前記基軸部材に前記トリガキャップを取り付けられた前記トリガは、制限状態にある前記制限部材により移動が制限され、
受け付けた第1の押込が解除された場合に、
前記制限部材は、前記トリガの移動を制限する制限状態から制限解除状態に遷移し、
第1の押込が解除された後の第2の押込を受け付けた場合に、
前記制限部材が制限解除状態にあるため、前記トリガは、最深位置までの移動が可能となる
ことを特徴とするトリガスイッチ。
【請求項3】
請求項2に記載のトリガスイッチであって、
前記筐体は、
前記制限部材と係合する係止部を有し、
前記制限部材は、
前記筐体と係合する係合部を有し、
押込による前記トリガの移動に対して、前記係合部が、前記筐体の前記係止部と係合する制限状態、及び押込による前記トリガの移動に対して、前記係合部が、前記筐体の前記係止部と係合しない制限解除状態の間を遷移する動作を行う
ことを特徴とするトリガスイッチ。
【請求項4】
請求項3に記載のトリガスイッチであって、
前記制限部材は、制限状態となる第1位置と、制限状態と制限解除状態との間で遷移可能な第2位置との間で移動可能に前記基軸部材に支持されており、
第1の押込を受け付けた場合に、
第1位置で制限状態にある前記制限部材は、第1位置から第2位置へ、制限状態を維持しながら移動するようにしてあり、
第1の押込が解除された場合に、
前記制限部材は、第2位置で、制限状態から制限解除状態へ遷移するようにしてある
ことを特徴とするトリガスイッチ。
【請求項5】
請求項4に記載のトリガスイッチであって、
前記制限部材を付勢する付勢部材を備え、
前記トリガキャップは、前記制限部材に当接する当接部を有し、
第1の押込を受け付けた場合に、
前記トリガキャップが前記当接部で前記制限部材を押圧することにより、前記制限部材は、前記係止部と係合した状態で、前記付勢部材の付勢に抗して第1位置から第2位置へ移動するようにしてあり、
第1の押込が解除された場合に、
前記制限部材は、前記付勢部材の付勢により、前記トリガキャップの前記当接部に当接している部位を支点とした揺動動作を行うことにより、前記係止部との係合が外れて、制限状態から制限解除状態へ遷移するようにしてある
ことを特徴とするトリガスイッチ。
【請求項6】
請求項5に記載のトリガスイッチであって、
前記制限部材は、
揺動軸となる揺動部を有し、
前記基軸部材に、前記揺動部を揺動軸とした揺動動作が可能に支持されており、
前記基軸部材から、前記トリガキャップを外すことにより、前記付勢部材に付勢されて、第1位置へ移動し、かつ前記付勢部材に付勢されて、第1位置で前記揺動部を揺動軸として揺動することにより、制限状態となる
ことを特徴とするトリガスイッチ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、押込操作を受け付けるトリガを備えるトリガスイッチに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
電動工具の操作に用いられるトリガスイッチは、操作者の押込操作を受け付けるトリガを備えている(例えば、特許文献1参照。)。操作者は、トリガに指を掛け、トリガを引く(押し込む)ことにより、トリガスイッチが作動し、電動工具が動作する。トリガスイッチのトリガは、例えば、操作者の指が掛けられるトリガキャップと、トリガキャップを支持する基軸部材(プランジャ)とを有している。また、操作者の好みに合わせた操作感や見た目を得ること、不正な使用を防止すること等の目的のため、基軸部材に対し、トリガキャップを取り付け/取り外しが可能なトリガスイッチが着目されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-206248号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
トリガキャップの取り付け/取り外しが可能なトリガスイッチは、例えば、トリガキャップを基軸部材に取り付ける場合における誤動作防止のため、主電源の切断等の対策が必須であり、様々な、また複数の対策が提案されている。
【0005】
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであり、誤動作の防止等の安全性の高いトリガスイッチの提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため、操作者の操作による押込を受け付けて押込方向の最深位置まで移動可能なトリガと、前記トリガを移動可能に支持する筐体とを備えるトリガスイッチであって、前記トリガは、操作者の指が掛けられる指掛け部を有するトリガキャップと、前記トリガキャップを取り外し可能に取り付けられる基軸部材と、前記基軸部材に動作可能に支持され、前記トリガの移動を制限することが可能な制限部材とを備え、前記基軸部材は、前記トリガキャップが取り付けられる取付部と、前記取付部を一端側で支持し、他端側が前記筐体に挿通される軸部とを有しており、前記トリガキャップが取り外されている場合に、前記制限部材が制限状態となることにより、前記トリガが、最深位置まで到達しない制限位置で移動が制限され、前記トリガキャップが取り付けられている場合に、前記制限部材は、制限解除状態と、前記トリガの移動の制限を解除した制限解除状態との間で遷移可能となることを特徴とする。
【0007】
また、前記トリガスイッチにおいて、第1の押込を受け付けた場合に、前記基軸部材に前記トリガキャップを取り付けられた前記トリガは、制限状態にある前記制限部材により移動が制限され、受け付けた第1の押込が解除された場合に、前記制限部材は、前記トリガの移動を制限する制限状態から制限解除状態に遷移し、第1の押込が解除された後の第2の押込を受け付けた場合に、前記制限部材が制限解除状態にあるため、前記トリガは、最深位置までの移動が可能となることを特徴とする。
【0008】
また、前記トリガスイッチにおいて、前記筐体は、前記制限部材と係合する係止部を有し、前記制限部材は、前記筐体と係合する係合部を有し、押込による前記トリガの移動に対して、前記係合部が、前記筐体の前記係止部と係合する制限状態、及び押込による前記トリガの移動に対して、前記係合部が、前記筐体の前記係止部と係合しない制限解除状態の間を遷移する動作を行うことを特徴とする。
【0009】
また、前記トリガスイッチにおいて、前記制限部材は、制限状態となる第1位置と、制限状態と制限解除状態との間で遷移可能な第2位置との間で移動可能に前記基軸部材に支持されており、第1の押込を受け付けた場合に、第1位置で制限状態にある前記制限部材は、第1位置から第2位置へ、制限状態を維持しながら移動するようにしてあり、第1の押込が解除された場合に、前記制限部材は、第2位置で、制限状態から制限解除状態へ遷移するようにしてあることを特徴とする。
【0010】
また、前記トリガスイッチにおいて、前記制限部材を付勢する付勢部材を備え、前記トリガキャップは、前記制限部材に当接する当接部を有し、第1の押込を受け付けた場合に、前記トリガキャップが前記当接部で前記制限部材を押圧することにより、前記制限部材は、前記係止部と係合した状態で、前記付勢部材の付勢に抗して第1位置から第2位置へ移動するようにしてあり、第1の押込が解除された場合に、前記制限部材は、前記付勢部材の付勢により、前記トリガキャップの前記当接部に当接している部位を支点とした揺動動作を行うことにより、前記係止部との係合が外れて、制限状態から制限解除状態へ遷移するようにしてあることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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