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公開番号
2025104973
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-10
出願番号
2023223192
出願日
2023-12-28
発明の名称
充電システム及びモジュール
出願人
オムロン株式会社
代理人
弁理士法人秀和特許事務所
主分類
H02J
7/00 20060101AFI20250703BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】盗電をより確実に防止する。
【解決手段】電源に接続された主電路から分岐し、電動移動体に搭載された蓄電池を充電する電力を供給する枝電路を開閉する枝電路開閉部と、該枝電路開閉部を制御する枝電路開閉制御部と、第1通信部をそれぞれ備えた複数の充電設備と、前記主電路に流れる電流である主電流を測定する主電流測定部と、前記主電流測定部によって測定される主電流値と、前記充電設備の使用状況に関する使用状況情報に基づいて、異常の有無を判定する判定部と、前記判定部における判定結果に応じて警報を報知する報知部と、を備えた充電システム。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
電源に接続された主電路から分岐し、電動移動体に搭載された蓄電池を充電する電力を供給する枝電路を開閉する枝電路開閉部と、該枝電路開閉部を制御する枝電路開閉制御部と、第1通信部をそれぞれ備えた複数の充電設備と、
前記主電路に流れる電流である主電流を測定する主電流測定部と、
前記主電流測定部によって測定される主電流値と、前記充電設備の使用状況に関する使用状況情報に基づいて、異常の有無を判定する判定部と、
前記判定部における判定結果に応じて警報を報知する報知部と、
を備えたことを特徴とする充電システム。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記判定部は、前記主電流値と、前記使用状況情報に基づいて、前記枝電路のそれぞれを通じて充電のために供給されるべき電流の最大値の合計に基づく閾値とを比較して、前記異常の有無を判定することを特徴とする請求項1に記載の充電システム。
【請求項3】
前記充電設備に設けられた前記枝電路開閉部の制御を指示する枝電路制御指令部と、それぞれの該充電設備の前記使用状況情報を記憶する第1使用状況記憶部と、第2通信部とを含む充電管理装置と、
前記主電流測定部と前記判定部と第3通信部を含む監視装置と、
を備え、
前記判定部は、前記主電流値と、前記充電管理装置から受信した前記使用状況情報とに基づいて、前記異常の有無を判定することを特徴とする請求項1又は2に記載の充電システム。
【請求項4】
前記主電流測定部として機能する電流測定装置と、前記判定部として機能する演算装置と、前記第3通信部として機能する通信装置とを備え、
請求項3に記載の充電システムの前記監視装置として用いられるモジュール。
【請求項5】
前記充電設備に設けられた前記枝電路開閉部の制御を指示する枝電路制御指令部と、それぞれの該充電設備の前記使用状況情報を記憶した第2使用状況記憶部と、前記判定部と、第4通信部を含む充電管理装置と、
前記主電流測定部と、該主電流測定部によって測定される前記主電流値を前記充電管理装置に提供する主電流値提供部と、第5通信部とを含む監視装置と、
を備え、
前記判定部は、前記監視装置から受信した前記主電流値と、前記第2使用状況記憶部に記憶された前記使用状況情報に基づいて、前記異常の有無を判定することを特徴とする請求項1又は2に記載の充電システム。
【請求項6】
前記枝電路開閉部と、前記枝電路開閉制御部と、前記第1通信部とを含み、それぞれの前記充電設備に設けられる枝電路開閉器であって、該枝電路開閉器が設けられた前記充電設備の前記使用状況情報を記憶した第6使用状況記憶部を含む枝電路開閉器と、
前記主電流測定部と、前記判定部と、第6通信部とを含む監視装置と、
を備え、
前記判定部は、前記主電流値と、前記枝電路開閉器から受信取得した前記使用状況情報とに基づいて、前記異常の有無を判定することを特徴とする請求項1又は2に記載の充電システム。
【請求項7】
前記主電流測定部として機能する電流測定装置と、前記判定部として機能する演算装置と、前記第6通信部として機能する通信装置とを備え、
請求項6に記載の充電システムの前記監視装置として用いられるモジュール。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、充電システム及びこれに用いられるモジュールに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
電力販売用EV(電気自動車:Electric Vehicle)設備では、一般的に、上流側の配電盤から電力測定部までは地中配線されているが、充電コネクタ部分は地上に配線されている。
このため電力測定部を迂回するように配線を改造し、電力量が測定されないようにして自分のEVを違法に充電する可能性がある。
【0003】
これに対して、監視カメラでEVの台数を監視することにより盗電を防止する方法も考えられるが、盗電しているか否かの区別がつかない。
また、特許文献1のような盗電方法も提案されているが、電流測定ユニットの経路を迂回するように配線が改造される事例に対しては有効ではない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2013-138534号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、上記のような問題に鑑みてなされたものであり、盗電をより確実に防止する技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するための本発明は、
電源に接続された主電路から分岐し、電動移動体に搭載された蓄電池を充電する電力を供給する枝電路を開閉する枝電路開閉部と、該枝電路開閉部を制御する枝電路開閉制御部と、第1通信部をそれぞれ備えた複数の充電設備と、
前記主電路に流れる電流である主電流を測定する主電流測定部と、
前記主電流測定部によって測定される主電流値と、前記充電設備の使用状況に関する使用状況情報に基づいて、異常の有無を判定する判定部と、
前記判定部における判定結果に応じて警報を報知する報知部と、
を備えたことを特徴とする充電システムである。
【0007】
これによれば、電動移動体の充電に用いられる充電設備に電力を供給する枝電路の上流にある主電路を流れる主電流値と、充電設備の使用状況情報に基づいて、充電設備が適正に充電に使用されているか、すなわち、不正又は異常に枝電路を電流が流れていないかを判定することができるので、盗電をより確実に防止することができる。
【0008】
また、本発明において、
前記判定部は、前記主電流値と、前記使用状況情報に基づいて、前記枝電路のそれぞれを通じて充電のために供給されるべき電流の最大値の合計に基づく閾値とを比較して、前記異常の有無を判定するようにしてもよい。
【0009】
これによれば、異常の有無が、枝電路のそれぞれを通じて充電のために供給されるべき電流の最大値の合計に基づく閾値という余裕のある判定条件によって判定されるので、充
電設備を適正に利用しているユーザの充電を妨げることがない。
【0010】
また、本発明において、
前記充電設備に設けられた前記枝電路開閉部の制御を指示する枝電路制御指令部と、それぞれの該充電設備の前記使用状況情報を記憶する第1使用状況記憶部と、第2通信部とを含む充電管理装置と、
前記主電流測定部と前記判定部と第3通信部を含む監視装置と、
を備え、
前記判定部は、前記主電流値と、前記充電管理装置から受信した前記使用状況情報とに基づいて、前記異常の有無を判定するようにしてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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