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公開番号2025099928
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-03
出願番号2023216928
出願日2023-12-22
発明の名称電気機器ユニット
出願人オムロン株式会社
代理人弁理士法人秀和特許事務所
主分類H01M 50/296 20210101AFI20250626BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】コネクタ同士の接続を容易に行うことが可能な技術を提供する。
【解決手段】複数の電気機器を含む電気機器ユニットであって、複数の電気機器のうちの第1電気機器は、第1筐体と、第1筐体内に配置された第1コネクタ及び第1ケーブルを有し、第1筐体に対する第1コネクタの位置及び姿勢を変更可能な第1コネクタ部と、第1筐体に形成され、第1コネクタを露出する第1開口と、を備え、複数の電気機器のうちの第2電気機器は、第2筐体と、第2筐体内に配置された第2コネクタ及び第2ケーブルを有する第2コネクタ部と、第2筐体に形成され、第2コネクタを露出する第2開口と、を備え、第1開口と第2開口とが対向した状態で、第1コネクタが動かされることにより、第2コネクタに対して、第1コネクタが接続可能である。
【選択図】図2

特許請求の範囲【請求項1】
複数の電気機器を含む電気機器ユニットであって、
前記複数の電気機器のうちの第1電気機器は、第1筐体と、前記第1筐体内に配置された第1コネクタ及び第1ケーブルを有し、前記第1筐体に対する前記第1コネクタの位置及び姿勢を変更可能な第1コネクタ部と、前記第1筐体に形成され、前記第1コネクタを露出する第1開口と、を備え、
前記複数の電気機器のうちの第2電気機器は、第2筐体と、前記第2筐体内に配置された第2コネクタ及び第2ケーブルを有する第2コネクタ部と、前記第2筐体に形成され、前記第2コネクタを露出する第2開口と、を備え、
前記第1開口と前記第2開口とが対向した状態で、前記第1コネクタが動かされることにより、前記第2コネクタに対して、前記第1コネクタが接続可能である、
電気機器ユニット。
続きを表示(約 2,000 文字)【請求項2】
前記第1電気機器は、前記第1筐体に形成され、前記第1開口が向いている方向と直交する方向に配置された第1孔部と、前記第1孔部を覆う第1蓋部と、を備え、
前記第1孔部は、前記第1筐体内の前記第1コネクタが配置された空間に繋がっている、
請求項1に記載の電気機器ユニット。
【請求項3】
前記第2筐体に対する前記第2コネクタの位置及び姿勢が固定されている、
請求項1に記載の電気機器ユニット。
【請求項4】
前記第1筐体と前記第2筐体との間にシーリング部が配置されており、
前記シーリング部の内側に、前記第1開口と、前記第2開口とが配置されている、
請求項1に記載の電気機器ユニット。
【請求項5】
前記複数の電気機器のうちの一つ又は複数の第3電気機器は、第3筐体と、前記第3筐体内に配置された第3コネクタ及び第3ケーブルを有し、前記第3筐体に対する前記第3コネクタの位置及び姿勢を変更可能な第3コネクタ部と、前記第3筐体に形成され、前記第3コネクタを露出する第3開口と、前記第3筐体内に配置された第4コネクタ及び第4ケーブルを有する第4コネクタ部と、前記第3筐体に形成され、前記第4コネクタを露出する第4開口と、を備え、
前記第1開口と、前記第1電気機器に隣接する前記第3電気機器の前記第4開口とが対向した状態で、前記第1コネクタが動かされることにより、前記第1電気機器に隣接する前記第3電気機器の前記第4コネクタに対して、前記第1コネクタが接続可能であり、
前記第2開口と、前記第2電気機器に隣接する前記第3電気機器の前記第3開口とが対向した状態で、前記第2電気機器に隣接する前記第3電気機器の前記第3コネクタが動かされることにより、前記第2コネクタに対して、前記第2電気機器に隣接する前記第3電気機器の前記第3コネクタが接続可能である、
請求項1に記載の電気機器ユニット。
【請求項6】
前記一つ又は複数の第3電気機器は、前記第3筐体に形成され、前記第3開口が向いている方向と直交する方向に配置された第2孔部と、前記第2孔部を覆う第2蓋部と、を備え、
前記第2孔部は、前記第3筐体内の前記第3コネクタが配置された空間に繋がっている、
請求項5に記載の電気機器ユニット。
【請求項7】
前記第3筐体に対する前記第4コネクタの位置及び姿勢が固定されている、
請求項5に記載の電気機器ユニット。
【請求項8】
前記第1筐体と、前記第1電気機器に隣接する前記第3電気機器の前記第3筐体との間に、第1シーリング部が配置されており、
前記第2筐体と、前記第2電気機器に隣接する前記第3電気機器の前記第3筐体との間に、第2シーリング部が配置されており、
前記第1シーリング部の内側に、前記第1開口と、前記第1電気機器に隣接する前記第3電気機器の前記第4開口とが配置されており、
前記第2シーリング部の内側に、前記第2開口と、前記第2電気機器に隣接する前記第3電気機器の前記第3開口とが配置されている、
請求項5に記載の電気機器ユニット。
【請求項9】
前記複数の第3電気機器のうちの隣接する2つの前記第3電気機器の一方の前記第3開口と、隣接する前記2つの前記第3電気機器の他方の前記第4開口と、が対向した状態で、隣接する前記2つの前記第3電気機器の一方の前記第3コネクタが動かされることにより、隣接する前記2つの前記第3電気機器の他方の前記第4コネクタに対して、隣接する前記2つの前記第3電気機器の一方の前記第3コネクタが接続可能である、
請求項5に記載の電気機器ユニット。
【請求項10】
前記第1筐体と、前記第1電気機器に隣接する前記第3電気機器の前記第3筐体との間に、第1シーリング部が配置されており、
前記第2筐体と、前記第2電気機器に隣接する前記第3電気機器の前記第3筐体との間に、第2シーリング部が配置されており、
隣接する前記2つの前記第3電気機器の一方の前記第3筐体と、隣接する前記2つの前記第3電気機器の他方の前記第3筐体との間に、第3シーリング部が配置されており、
前記第1シーリング部の内側に、前記第1開口と、前記第1電気機器に隣接する前記第3電気機器の前記第4開口とが配置されており、
前記第2シーリング部の内側に、前記第2開口と、前記第2電気機器に隣接する前記第3電気機器の前記第3開口とが配置されており、
前記第3シーリング部の内側に、隣接する前記2つの前記第3電気機器の一方の前記第3開口と、隣接する前記2つの前記第3電気機器の他方の前記第4開口とが配置されている、
請求項9に記載の電気機器ユニット。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電気機器ユニットに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1、2には、蓄電容量の増加に対応できる蓄電池装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-164914号公報
特開2019-164915号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
複数の蓄電池を組み合わせて、一つの蓄電池ユニットを構成する場合、水滴や埃等を避けるためには、全ての蓄電池の筐体が気密構造である必要があるか、または予め蓄電池の増設を想定した大きな筐体が必要である。また、複数の蓄電池を連結する場合、各蓄電池間を接続するための防水コネクタが必要である。そのため、製品単価が高くなったり、製品サイズが大きくなったりしている。例えば、複数の蓄電池を上下にスタックする場合、下側の蓄電池のコネクタを凸型とすることで、上側の蓄電池のコネクタと下側の蓄電池のコネクタとを接続する方法がある。この方法では、下側の蓄電池のコネクタの破損を回避するために、上側の蓄電池のコネクタと下側の蓄電池のコネクタとを高い精度で位置合わせする必要があり、コネクタ同士の接続が容易ではない。
【0005】
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、コネクタ同士の接続を容易に行うことが可能な技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一観点によれば、複数の電気機器を含む電気機器ユニットであって、前記複数の電気機器のうちの第1電気機器は、第1筐体と、前記第1筐体内に配置された第1コネクタ及び第1ケーブルを有し、前記第1筐体に対する前記第1コネクタの位置及び姿勢を変更可能な第1コネクタ部と、前記第1筐体に形成され、前記第1コネクタを露出する第1開口と、を備え、前記複数の電気機器のうちの第2電気機器は、第2筐体と、前記第2筐体内に配置された第2コネクタ及び第2ケーブルを有する第2コネクタ部と、前記第2筐体に形成され、前記第2コネクタを露出する第2開口と、を備え、前記第1開口と前記第2開口とが対向した状態で、前記第1コネクタが動かされることにより、前記第2コネクタに対して、前記第1コネクタが接続可能である、電気機器ユニットが提供される。
【0007】
第1電気機器の第1コネクタが動かされることにより、第2電気機器の第2コネクタに対して、第1電気機器の第1コネクタが接続可能であるため、コネクタ同士の接続を容易に行うことが可能である。第1電気機器の第1コネクタは、第1筐体内に配置されており、第1筐体の外部に突起していない。第2電気機器の第2コネクタは、第2筐体内に配置されており、第2筐体の外部に突起していない。第1電気機器の第1コネクタと第2電気機器の第2コネクタとを接続する際、第1電気機器の第1コネクタ及び第2電気機器の第2コネクタが破損するリスクが低い。
【0008】
前記第1電気機器は、前記第1筐体に形成され、前記第1開口が向いている方向と直交する方向に配置された第1孔部と、前記第1孔部を覆う第1蓋部と、を備え、前記第1孔
部は、前記第1筐体内の前記第1コネクタが配置された空間に繋がっている。ユーザーは、第1電気機器の第1コネクタと第2電気機器の第2コネクタとの接続状態を、第1電気機器の第1筐体の第1孔部を介して視認することで、第1電気機器の第1コネクタと第2電気機器の第2コネクタとの接続不良を回避することができる。
【0009】
前記第2筐体に対する前記第2コネクタの位置及び姿勢が固定されている。これにより、ユーザーは、片手でコネクタ同士の接続作業を行うことが可能である。
【0010】
前記第1筐体と前記第2筐体との間にシーリング部が配置されており、前記シーリング部の内側に、前記第1開口と、前記第2開口とが配置されている。シーリング部によって、第1電気機器の第1筐体の第1開口から第1電気機器の第1筐体内に水滴や埃等が入り込むことが抑止され、かつ、第2電気機器の第2筐体の第2開口から第2電気機器の第2筐体内に水滴や埃等が入り込むことが抑止される。
(【0011】以降は省略されています)

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