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公開番号
2025095370
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-26
出願番号
2023211320
出願日
2023-12-14
発明の名称
車椅子用治具および車椅子
出願人
オムロン株式会社
代理人
個人
主分類
A61G
5/12 20060101AFI20250619BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】車椅子の利用に係る安全性および利便性を向上できる車椅子用治具を提供する。
【解決手段】車椅子用治具(40,50,60)は、車椅子(100)の足置部材(5)の後方に配置される踵当接部(41,51,61)と、踵当接部を、前記車椅子が備える構造部材に、前記足置部材の回動と独立して取り付ける固定部(42)と、を備える。
【選択図】図19
特許請求の範囲
【請求項1】
車椅子に取り付けられる車椅子用治具であって、
前記車椅子の搭乗者の足を置くための足置部材であって、前記車椅子が備える構造部材に対して回動して折り畳まれる足置部材の後方に配置される踵当接部と、
前記踵当接部を、前記車椅子が備える構造部材に、前記足置部材の回動と独立して取り付ける固定部と、を備え、
前記踵当接部は、前記足置部材に載置された前記足が後方に移動した場合に、当該足の踵に対して当接する構造となっている、車椅子用治具。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記車椅子は左右方向の幅を縮小するように折り畳み可能であって、
前記車椅子の折り畳み状態における前記踵当接部の左右方向の幅は、前記車椅子の展開状態における前記踵当接部の左右方向の幅より小さい、請求項1に記載の車椅子用治具。
【請求項3】
前記固定部は、前記踵当接部を前記車椅子のフレームに取り付ける、請求項1に記載の車椅子用治具。
【請求項4】
前記踵当接部は、左右に一対配置されており、
一対の前記踵当接部は、一対の前記構造部材から内側方向に延伸するようにそれぞれ取り付けられており、
一方の前記踵当接部の内側端部と、他方の前記踵当接部の外側端部との前後方向の位置が異なっている、請求項1に記載の車椅子用治具。
【請求項5】
前記足置部材の外側側方に配置される側面当接部をさらに備え、
前記側面当接部は、前記足置部材に載置された前記足が外側側方に移動した場合に、当該足の側面に対して当接する構造となっており、
前記固定部は、前記踵当接部を前記側面当接部に取り付ける、請求項1に記載の車椅子用治具。
【請求項6】
前記踵当接部は、左右に一対配置されており、
前記車椅子の折り畳み時に、一対の前記踵当接部は、互いに接触せずに内側に移動する、請求項1に記載の車椅子用治具。
【請求項7】
左方に配置された前記踵当接部と右方に配置された前記踵当接部とが上下方向において互いに異なる位置に配置されている、請求項6に記載の車椅子用治具。
【請求項8】
前記踵当接部は、左右に一対配置されており、
一対の前記踵当接部は、一対の前記構造部材から内側方向に延伸するようにそれぞれ取り付けられているとともに、回動可能な状態で取り付けられており、
前記車椅子の折り畳み時に、一対の前記踵当接部は、互いに接触することで回動して折り畳まれる、請求項1に記載の車椅子用治具。
【請求項9】
前記踵当接部のそれぞれは、外側端部において、上下方向に延びる軸の周りに回動可能に前記構造部材に取り付けられており、
前記踵当接部のそれぞれの内側端部は、互いの回動方向を規制する曲面を有している、請求項8に記載の車椅子用治具。
【請求項10】
前記踵当接部のそれぞれは、外側端部から内側端部の近傍までに形成された平面を有する、請求項9に記載の車椅子用治具。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車椅子用治具および車椅子に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、車椅子には、車椅子の搭乗者の足を置くための足置部材(フットレスト)が設置されている。足置部材は典型的には平板状の部材である。車椅子の移動中、搭乗者は自身の足を足置部材に置くことで、足への負担を低減させることができる。ここで、このような足置部材には以下の問題点があることが知られている。すなわち、足を後方に(踵側に)移動させると足が足置部材から脱落し、床面と接触して引きずられてしまう恐れがある。
【0003】
引用文献1では、足置部の踵側の端部において、足置部に対して一定の角度をなして配置された踵部を有する足置部材が開示されている。引用文献1では、このような踵部により、足の後方への移動による足置部材からの脱落を防止している。
【0004】
また、引用文献2では、足置部材に足を固定する足固定具を設ける構成が開示されている。これにより、足の左右方向および後方への移動による足置部材からのはみ出しおよび脱落を防止している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2006-204707号公報
特開2000-296155号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
折り畳み可能な車椅子の一例として、左右方向の幅を縮小するように折り畳み可能な車椅子が知られている。このような車椅子は、典型的には、車椅子の折り畳み時に、車椅子が備える構造部材に対して足置部材が回動することで、コンパクトに折り畳まれる。つまり、車椅子を折り畳むには、足置部材を適切に折り畳んだうえで、車椅子全体を折り畳む必要がある。また、車椅子全体が折り畳み可能ではないが、足置部材が、車椅子が備える構造部材に対して回動して折り畳み可能な車椅子も知られている。上記足置部材を備える車椅子に対して引用文献1に開示される技術を適用する場合、足置部材に形成される上記踵部が足置部材の回動を阻害してしまう可能性がある。すなわち、上記技術では、車椅子の足置き部材を適切に折り畳むことができない可能性があり、また車椅子の全体を適切に折り畳むことができない可能性がある。また、引用文献2に開示される技術では、搭乗者が車椅子から移動する際に、足が固定されている状態のまま移動することで、足をとられて転倒してしまう恐れがあるといった問題がある。
【0007】
本発明の一態様は、上記の問題点を鑑みてなされたものであり、その目的は、車椅子の利用に係る安全性および利便性を向上できる車椅子用治具を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記の課題を解決するために、本発明の態様1に係る車椅子用治具は、車椅子に取り付けられる車椅子用治具であって、前記車椅子の搭乗者の足を置くための足置部材であって、前記車椅子が備える構造部材に対して回動して折り畳まれる足置部材の後方に配置される踵当接部と、前記踵当接部を、前記車椅子が備える構造部材に、前記足置部材の回動と独立して取り付ける固定部と、を備え、前記踵当接部は、前記足置部材に載置された前記足が後方に移動した場合に、当該足の踵に対して当接する構造となっている。
【0009】
上記の構成によれば、搭乗者の足の後方への移動に起因する足置部材からのはみ出しおよび脱落の可能性を低減できる。したがって、車椅子の利用に係る安全性を向上できる。
【0010】
また、踵当接部は、足置部材の回動と連動しないため、足置部材の回動を踵当接部が阻害することを防止できる。よって、足置部材を適切に折り畳むことができる。これは、車椅子全体を適切に折り畳むことにもつながる。したがって、車椅子の利用に係る利便性を向上できる。
(【0011】以降は省略されています)
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