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公開番号
2025139480
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-26
出願番号
2024038441
出願日
2024-03-12
発明の名称
対話支援装置、対話支援方法、及び対話支援プログラム
出願人
オムロン株式会社
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
G06F
16/904 20190101AFI20250918BHJP(計算;計数)
要約
【課題】人間であるユーザと生成AIとの間において共通のデータに関連する対話をする場合に、ユーザと生成AIとの間の対話を円滑にする。
【解決手段】対話支援装置16は、データベース18に格納されているデータを取得する。対話支援装置16は、取得されたデータを提示する相手を識別するための識別データを取得する。対話支援装置16は、取得された識別データがユーザを表している場合には、データベースに格納されるデータの論理構造に応じて、取得されたデータを第1提示形式へと変換する。対話支援装置16は、取得された識別データが生成AIを表している場合には、データベースに格納されるデータの論理構造に応じて、取得されたデータを第2提示形式へと変換する。そして、対話支援装置16は、提示形式が変換されたデータを提示する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ユーザと生成AI(Artificial Intelligence)との間の対話を支援する対話支援装置であって、
データベースに格納されているデータを取得する第1取得部と、
前記第1取得部により取得された前記データを提示する相手を識別するための識別データを取得する第2取得部と、
前記第2取得部により取得された前記識別データが前記ユーザを表している場合には、前記データベースに格納される前記データの論理構造に応じて、前記第1取得部により取得された前記データを第1提示形式へと変換し、
前記第2取得部により取得された前記識別データが前記生成AIを表している場合には、前記データベースに格納される前記データの論理構造に応じて、前記第1取得部により取得された前記データを第2提示形式へと変換する変換部と、
前記変換部によって提示形式が変換されたデータを提示する提示部と、
を含む対話支援装置。
続きを表示(約 2,500 文字)
【請求項2】
ユーザと生成AI(Artificial Intelligence)との間の対話を支援する対話支援装置であって、
前記ユーザがデバイスを操作することにより出力されたデータ又は前記生成AIから出力されたデータを取得する第1取得部と、
前記第1取得部により取得された前記データを出力した相手を識別するための識別データを取得する第2取得部と、
前記第2取得部により取得された前記識別データが前記ユーザを表している場合には、第1変換方式を用いて、前記第1取得部により取得された前記データを、データベースに格納されるデータの論理構造に対応するデータへ変換し、
前記第2取得部により取得された前記識別データが前記生成AIを表している場合には、第2変換方式を用いて、前記第1取得部により取得された前記データを、前記データベースに格納されるデータの論理構造に対応するデータへ変換する変換部と、
前記変換部によって変換されたデータを前記データベースへ反映させる反映部と、
を含む対話支援装置。
【請求項3】
前記データベースに格納される前記データの論理構造は、事象間の階層構造を表す論理構造、数式を表す論理構造、及びイベントと前記イベントの発生時刻との組み合わせを表す論理構造の少なくとも1つである、
請求項1又は請求項2に記載の対話支援装置。
【請求項4】
前記変換部は、前記データベースに格納される前記データの論理構造に応じて予め定められたルールに基づいて前記データを変換する、
請求項1又は請求項2に記載の対話支援装置。
【請求項5】
前記生成AIは第1生成AIであり、
前記変換部は、前記第1生成AIとは異なる第2生成AIを用いて前記データを変換する、
請求項1又は請求項2に記載の対話支援装置。
【請求項6】
前記生成AIは、大規模言語モデルを用いたAIである、
請求項1又は請求項2に記載の対話支援装置。
【請求項7】
ユーザと生成AI(Artificial Intelligence)との間の対話を支援する対話支援装置を構成するコンピュータが実行する対話支援方法であって、
データベースに格納されているデータを取得し、
取得された前記データを提示する相手を識別するための識別データを取得し、
取得された前記識別データが前記ユーザを表している場合には、前記データベースに格納される前記データの論理構造に応じて、取得された前記データを第1提示形式へと変換し、
取得された前記識別データが前記生成AIを表している場合には、前記データベースに格納される前記データの論理構造に応じて、取得された前記データを第2提示形式へと変換し、
提示形式が変換されたデータを提示する、
処理をコンピュータが実行する対話支援方法。
【請求項8】
ユーザと生成AI(Artificial Intelligence)との間の対話を支援する対話支援装置を構成するコンピュータが実行する対話支援方法であって、
前記ユーザがデバイスを操作することにより出力されたデータ又は前記生成AIから出力されたデータを取得し、
取得された前記データを出力した相手を識別するための識別データを取得し、
取得された前記識別データが前記ユーザを表している場合には、第1変換方式を用いて、取得された前記データを、データベースに格納されるデータの論理構造に対応するデータへ変換し、
取得された前記識別データが前記生成AIを表している場合には、第2変換方式を用いて、取得された前記データを、前記データベースに格納されるデータの論理構造に対応するデータへ変換し、
変換されたデータを前記データベースへ反映させる、
処理をコンピュータが実行する対話支援方法。
【請求項9】
ユーザと生成AI(Artificial Intelligence)との間の対話を支援する対話支援装置を構成するコンピュータに実行させるための対話支援プログラムであって、
データベースに格納されているデータを取得し、
取得された前記データを提示する相手を識別するための識別データを取得し、
取得された前記識別データが前記ユーザを表している場合には、前記データベースに格納される前記データの論理構造に応じて、取得された前記データを第1提示形式へと変換し、
取得された前記識別データが前記生成AIを表している場合には、前記データベースに格納される前記データの論理構造に応じて、取得された前記データを第2提示形式へと変換し、
提示形式が変換されたデータを提示する、
処理をコンピュータに実行させるための対話支援プログラム。
【請求項10】
ユーザと生成AI(Artificial Intelligence)との間の対話を支援する対話支援装置を構成するコンピュータに実行させるための対話支援プログラムであって、
前記ユーザがデバイスを操作することにより出力されたデータ又は前記生成AIから出力されたデータを取得し、
取得された前記データを出力した相手を識別するための識別データを取得し、
取得された前記識別データが前記ユーザを表している場合には、第1変換方式を用いて、取得された前記データを、データベースに格納されるデータの論理構造に対応するデータへ変換し、
取得された前記識別データが前記生成AIを表している場合には、第2変換方式を用いて、取得された前記データを、前記データベースに格納されるデータの論理構造に対応するデータへ変換し、
変換されたデータを前記データベースへ反映させる、
処理をコンピュータに実行させるための対話支援プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、対話支援装置、対話支援方法、及び対話支援プログラムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、メンタリングに適した生成AI(Artificial Intelligence)入力用の情報をユーザの手を介さずに生成してユーザにメンタリングを行うメンタリングシステムが知られている(例えば、特許文献1を参照)。
【0003】
また、画像データを解析し、端末装置を使用したテストのレイアウトを容易に生成する情報処理装置が知られている(例えば、特許文献2を参照)。この情報処理装置において用いられる新レイアウト生成AIは、レイアウトを表示する出力先端末装置が有するディスプレイの性能や大きさに応じて、要素を組み合わせたコンテンツのレイアウトを生成する(例えば、特許文献2の段落[0034]を参照)。
【0004】
また、特許のクレーム作成の際の品質のばらつきを抑える、またはクレーム作成にかかる時間を低減する作成支援装置が知られている(例えば、特許文献3を参照)。この作成支援装置は、過去の出願の請求の範囲に含まれる請求項をディスプレイに図形表示させ、表示された図形に対する変更を受け付け、受け付けられた変更に基づいて、新たな請求項をテキスト形式で生成する。なお、この作成支援装置に対応する作成サーバは、過去の特許出願の情報をAIに学習させることで生成、更新されるクレーム生成AIエンジンを実装している。作成サーバは、入力された情報をこのクレーム生成AIエンジンで処理することで、入力されたキーワードに対応する特許請求の範囲を自動的に生成する(例えば、段落[0017]を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第7416390号公報
特開2023-87805号公報
特開2023-112150号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、人間と生成AIとが対話をする場面を想定した場合、人間が認識しやすいデータの形式と、生成AIが認識しやすいデータの形式とは異なる場合が多い。例えば、人間は、記号等が羅列されたデータよりも、図形化されたデータ又は文章化されたデータの方が認識し易い場合がある。その一方で、生成AIは、例えば、図形化されたデータ又は文章化されたデータよりも、記号等が羅列されたデータの方が認識し易い場合がある。
【0007】
このため、ユーザと生成AIとが共通のデータに関連する対話をする際において、共通のデータがユーザ及び生成AIへ同一の提示形式で提示される場合には、ユーザと生成AIとで認識しやすい提示形式が異なるため、ユーザと生成AIとの間の対話が円滑になされない、という課題が生じ得る。
【0008】
上記特許文献1~3に開示されている技術は、生成AIを用いて何らかの情報が生成されるものの、ユーザが認識しやすいデータの形式と生成AIが認識しやすいデータの形式とを考慮している技術ではない。
【0009】
本開示は、上記の点に鑑みてなされたものであり、人間であるユーザと生成AIとの間において共通のデータに関連する対話をする場合に、ユーザと生成AIとの間の対話を円滑にすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記目的を達成するために、本開示に係る対話支援装置は、ユーザと生成AI(Artificial Intelligence)との間の対話を支援する対話支援装置であって、データベースに格納されているデータを取得する第1取得部と、前記第1取得部により取得された前記データを提示する相手を識別するための識別データを取得する第2取得部と、前記第2取得部により取得された前記識別データが前記ユーザを表している場合には、前記データベースに格納される前記データの論理構造に応じて、前記第1取得部により取得された前記データを第1提示形式へと変換し、前記第2取得部により取得された前記識別データが前記生成AIを表している場合には、前記データベースに格納される前記データの論理構造に応じて、前記第1取得部により取得された前記データを第2提示形式へと変換する変換部と、前記変換部によって提示形式が変換されたデータを提示する提示部と、を含む対話支援装置である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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