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公開番号
2025110193
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-28
出願番号
2024003990
出願日
2024-01-15
発明の名称
電気機器ユニット
出願人
オムロン株式会社
代理人
弁理士法人秀和特許事務所
主分類
H05K
5/02 20060101AFI20250718BHJP(他に分類されない電気技術)
要約
【課題】コネクタ同士の接続を容易に行うことが可能な技術を提供する。
【解決手段】複数の電気機器を含む電気機器ユニットであって、複数の電気機器のうちの第1電気機器は、第1筐体と、第1筐体の外側面に第1開口を有する第1凹部と、第1凹部内に配置された第1コネクタと、第1コネクタの移動をガイドするための第1ガイド部と、を備え、複数の電気機器のうちの第2電気機器は、第2筐体と、第2筐体の外側面に第2開口を有する第2凹部と、第2凹部内に配置された第2コネクタと、を備え、第1開口と第2開口とが対向した状態で、第1ガイド部によって第1開口が向いている方向と略直交する方向に対する第1コネクタの移動がガイドされて、第1コネクタと第2コネクタとの位置合わせが行われ、第1開口が向いている方向に向かって第1コネクタが移動することにより、第1コネクタが第2凹部内に収容され、第1コネクタと第2コネクタとが嵌合する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の電気機器を含む電気機器ユニットであって、
前記複数の電気機器のうちの第1電気機器は、第1筐体と、前記第1筐体の外側面に第1開口を有する第1凹部と、前記第1凹部内に配置された第1コネクタと、前記第1コネクタの移動をガイドするための第1ガイド部と、を備え、
前記複数の電気機器のうちの第2電気機器は、第2筐体と、前記第2筐体の外側面に第2開口を有する第2凹部と、前記第2凹部内に配置された第2コネクタと、を備え、
前記第1開口と前記第2開口とが対向した状態で、前記第1ガイド部によって前記第1開口が向いている方向と略直交する方向に対する前記第1コネクタの移動がガイドされて、前記第1コネクタと前記第2コネクタとの位置合わせが行われ、
前記第1開口が向いている方向に向かって前記第1コネクタが移動することにより、前記第1コネクタが前記第2凹部内に収容され、前記第1コネクタと前記第2コネクタとが嵌合する、
電気機器ユニット。
続きを表示(約 1,900 文字)
【請求項2】
前記第1ガイド部は、前記第1コネクタが設置された第1基部と、前記第1基部の外縁の少なくとも一部に設けられた第1縁部と、を有し、
前記第1縁部の先端には、前記第1縁部の先端側から非先端側、かつ、前記第1基部の外側に向かって傾斜する傾斜面が形成されている、
請求項1に記載の電気機器ユニット。
【請求項3】
前記第1開口の大きさが、前記第2開口の大きさよりも大きい、
請求項1に記載の電気機器ユニット。
【請求項4】
前記第1電気機器は、前記第1筐体に形成され、前記第1開口が向いている方向と略直交する方向に向かって開口する第1孔部と、前記第1孔部内に配置され、前記第1コネクタ及び前記第1ガイド部の移動を操作するための第1レバーと、を備え、
前記第1孔部は、前記第1凹部に繋がっており、
前記第1開口が向いている方向に向かって前記第1レバーが動かされることにより、前記第1開口が向いている方向に向かって前記第1コネクタ及び前記第1ガイド部が移動する、
請求項1に記載の電気機器ユニット。
【請求項5】
前記第1電気機器は、前記第1孔部を覆う第1蓋部を備え、
前記第1蓋部は、第1突起部を有し、
前記第1突起部によって前記第1レバーの移動が規制されることにより、前記第1コネクタ及び前記第1ガイド部の移動が規制される、
請求項4に記載の電気機器ユニット。
【請求項6】
前記第1コネクタと前記第2コネクタとが許容されている位置で嵌合している場合、前記第1筐体に対する前記第1蓋部の取り付けが可能である、
請求項5に記載の電気機器ユニット。
【請求項7】
前記第1筐体と前記第2筐体との間にシーリング部が配置されており、
前記シーリング部の内側に前記第1開口及び前記第2開口が配置されている、
請求項1に記載の電気機器ユニット。
【請求項8】
前記複数の電気機器のうちの一つ又は複数の第3電気機器は、第3筐体と、前記第3筐体の外側面に第3開口を有する第3凹部と、前記第3凹部内に配置された第3コネクタと
、前記第3コネクタの移動をガイドするための第2ガイド部と、前記第3筐体の外側面に第4開口を有する第4凹部と、前記第4凹部内に配置された第4コネクタと、を備え、
前記第3開口が向いている方向は、前記第4開口が向いている方向と反対であり、
前記第1開口と、前記第1電気機器に隣接する前記第3電気機器の前記第4開口とが対向した状態で、前記第1ガイド部によって前記第1開口が向いている方向と略直交する方向に対する前記第1コネクタの移動がガイドされて、前記第1コネクタと前記第1電気機器に隣接する前記第3電気機器の前記第4コネクタとの位置合わせが行われ、
前記第1開口が向いている方向に向かって前記第1コネクタが移動することにより、前記第1コネクタが前記第1電気機器に隣接する前記第3電気機器の前記第4凹部内に収容され、前記第1コネクタと前記第1電気機器に隣接する前記第3電気機器の前記第4コネクタとが嵌合し、
前記第2開口と、前記第2電気機器に隣接する前記第3電気機器の前記第3開口とが対向した状態で、前記第2ガイド部によって前記第3開口が向いている方向と略直交する方向に対する前記第3コネクタの移動がガイドされて、前記第2コネクタと前記第2電気機器に隣接する前記第3電気機器の前記第3コネクタとの位置合わせが行われ、
前記第3開口が向いている方向に向かって前記第2電気機器に隣接する前記第3電気機器の前記第3コネクタが移動することにより、前記第3コネクタが前記第2凹部内に収容され、前記第2コネクタと前記第2電気機器に隣接する前記第3電気機器の前記第3コネクタとが嵌合する、
請求項1に記載の電気機器ユニット。
【請求項9】
前記第2ガイド部は、前記第2コネクタが設置された第2基部と、前記第2基部の外縁の少なくとも一部に設けられた第2縁部と、を有し、
前記第2縁部の先端には、前記第2縁部の先端側から非先端側、かつ、前記第2基部の外側に向かって傾斜する傾斜面が形成されている、
請求項8に記載の電気機器ユニット。
【請求項10】
前記第1開口の大きさが、前記第4開口の大きさよりも大きく、
前記第3開口の大きさが、前記第2開口の大きさよりも大きい、
請求項8に記載の電気機器ユニット。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電気機器ユニットに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1、2には、蓄電容量の増加に対応できる蓄電池装置が開示されている。特許文献3には、機能別のユニットモジュールを組み合わせて、ユニットモジュールの増設を容易に行い、ユニットモジュール間の固定を確実に行うことができるユニットモジュールが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-164914号公報
特開2019-164915号公報
特開2015-14965号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
複数の蓄電池を組み合わせて、一つの蓄電池ユニットを構成する場合、水滴や埃等を避けるためには、全ての蓄電池の筐体が気密構造である必要があるか、または予め蓄電池の増設を想定した大きな筐体が必要である。また、複数の蓄電池を連結する場合、各蓄電池間を接続するための防水コネクタが必要である。そのため、製品単価が高くなったり、製品サイズが大きくなったりしている。例えば、複数の蓄電池を上下にスタックする場合、下側の蓄電池のコネクタを凸型とすることで、上側の蓄電池のコネクタと下側の蓄電池のコネクタとを接続する方法がある。この方法では、下側の蓄電池のコネクタの破損を回避するために、上側の蓄電池のコネクタと下側の蓄電池のコネクタとを高い精度で位置合わせする必要があり、コネクタ同士の接続が容易ではない。
【0005】
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、コネクタ同士の接続を容易に行うことが可能な技術を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一観点によれば、複数の電気機器を含む電気機器ユニットであって、前記複数の電気機器のうちの第1電気機器は、第1筐体と、前記第1筐体の外側面に第1開口を有する第1凹部と、前記第1凹部内に配置された第1コネクタと、前記第1コネクタの移動をガイドするための第1ガイド部と、を備え、前記第1開口と前記第2開口とが対向した状態で、前記第1ガイド部によって前記第1開口が向いている方向と略直交する方向に対する前記第1コネクタの移動がガイドされて、前記第1コネクタと前記第2コネクタとの位置合わせが行われ、前記第1開口が向いている方向に向かって前記第1コネクタが移動することにより、前記第1コネクタが前記第2凹部内に収容され、前記第1コネクタと前記第2コネクタとが嵌合する、電気機器ユニットが提供される。
【0007】
第1ガイド部によって第1開口が向いている方向と略直交する方向に対する第1コネクタの移動がガイドされて、第1電気機器の第1コネクタと第2電気機器の第2コネクタとの位置合わせが行われる。第1開口が向いている方向に向かって第1コネクタが移動することにより、第1電気機器の第1コネクタが第2電気機器の第2凹部内に収容され、第1電気機器の第1コネクタと第2電気機器の第2コネクタとが嵌合する。第1電気機器の第1コネクタと第2電気機器の第2コネクタとの位置合わせが行われた状態で、第1電気機
器の第1コネクタと第2電気機器の第2コネクタとの接続が可能であるため、コネクタ同士の接続を容易に行うことが可能である。第1電気機器の第1コネクタが第2電気機器の第2凹部内に収容される前においては、第1電気機器の第1コネクタは、第1筐体内に配置されており、第1筐体の外部に突起していないため、第1電気機器の第1コネクタが破損するリスクが低い。第2電気機器の第2コネクタは、第2筐体内に配置されており、第2筐体の外部に突起していないため、第2電気機器の第2コネクタが破損するリスクが低い。
【0008】
前記第1ガイド部は、前記第1コネクタが設置された第1基部と、前記第1基部の外縁の少なくとも一部に設けられた第1縁部と、を有し、前記第1縁部の先端には、前記第1縁部の先端側から非先端側、かつ、前記第1基部の外側に向かって傾斜する傾斜面が形成されている。したがって、第1ガイド部の第1縁部の先端が第2筐体の第2凹部の角に接触しても、第1コネクタがスムーズに移動することが可能である。
【0009】
前記第1開口の大きさが、前記第2開口の大きさよりも大きい。したがって、第1筐体の第1開口と第2筐体の第2開口との位置合わせにズレが発生しても、第1電気機器の第1コネクタを第2電気機器の第2凹部内に収容することが容易である。
【0010】
前記第1電気機器は、前記第1筐体に形成され、前記第1開口が向いている方向と略直交する方向に向かって開口する第1孔部と、前記第1孔部内に配置され、前記第1コネクタ及び前記第1ガイド部の移動を操作するための第1レバーと、を備え、前記第1孔部は、前記第1凹部に繋がっており、前記第1開口が向いている方向に向かって前記第1レバーが動かされることにより、前記第1開口が向いている方向に向かって前記第1コネクタ及び前記第1ガイド部が移動する。第1レバーによって第1コネクタ及び第1ガイド部の移動を操作することが可能である。
(【0011】以降は省略されています)
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