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公開番号
2025110189
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-28
出願番号
2024003983
出願日
2024-01-15
発明の名称
充電器、電力開閉モジュール、充電システム
出願人
オムロン株式会社
代理人
弁理士法人秀和特許事務所
主分類
H02J
7/02 20160101AFI20250718BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】電気自動車等の充電用の駐車スペースを設けるにあたり駐車場のスペースを有効に活用することが可能な技術を提供する。
【解決手段】電力を動力源とする車両の蓄電池に前記電力を出力可能に構成された複数の電力出力端子と、前記複数の電力出力端子のそれぞれに対応して設けられる複数の開閉素子と、前記複数の電力出力端子のうちいずれかから電力を出力する旨の制御指令に基づいて、前記複数の開閉素子のうち前記制御指令に係る前記開閉素子を閉状態にし、その他の前記開閉素子を開状態にするように、前記複数の開閉素子を制御する、開閉制御手段と、を有する充電器。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
電力を動力源とする車両の蓄電池に前記電力を出力可能に構成された複数の電力出力端子と、
前記複数の電力出力端子のそれぞれに対応して設けられる複数の開閉素子と、
前記複数の電力出力端子のうちいずれかから電力を出力する旨の制御指令に基づいて、前記複数の開閉素子のうち前記制御指令に係る前記電力出力端子に対応する前記開閉素子を閉状態にし、その他の前記開閉素子を開状態にするように、前記複数の開閉素子を制御する、開閉制御手段と、を有する
充電器。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
通信手段を有しており、
前記開閉制御手段は前記通信手段を介して前記制御指令を受け付ける、
請求項1に記載の充電器。
【請求項3】
操作入力受付手段を有しており、
前記開閉制御手段は前記操作入力受付手段を介した入力に基づく前記制御指令を受け付ける、
請求項1に記載の充電器。
【請求項4】
前記制御指令は、前記電力出力端子のそれぞれと接続された前記車両に対する充電要求の受付順に従って、先に前記充電要求を受け付けた前記車両の前記蓄電池への充電が完了した後、次に前記充電要求を受け付けた前記車両が接続された前記出力端子から前記電力を出力するように指示するものである、
請求項1に記載の充電器。
【請求項5】
前記充電要求は、前記車両の前記蓄電池への充電に係る充電電力量又は充電時間のいずれかを特定する情報を伴うものであって、
前記充電電力量又は前記充電時間に基づいて、前記充電要求に係る充電終了時刻を算出する充電終了時刻算出手段と、
算出した前記充電終了時刻を出力する出力手段と、をさらに有する、
請求項4に記載の充電器。
【請求項6】
前記電力出力端子から出力される電力に係る電流値を計測する電流計を有する、
請求項1に記載の充電器。
【請求項7】
柱状の筐体を有しており、
前記複数の電力出力端子は前記筐体の周方向においてそれぞれ異なる位置に設けられる、
請求項1に記載の充電器。
【請求項8】
電力を動力源とする車両の蓄電池に前記電力を出力可能に構成された複数の電力出力端子と、
前記複数の電力出力端子のそれぞれに対応して設けられる複数の開閉素子と、
前記複数の電力出力端子のうちいずれかから電力を出力する旨の制御指令に基づいて、前記複数の開閉素子のうち前記制御指令に係る前記電力出力端子に対応する前記開閉素子を閉状態にし、その他の前記開閉素子を開状態にするように、前記複数の開閉素子を制御する、開閉制御手段と、を有する
電力開閉モジュール。
【請求項9】
電力を動力源とする車両の蓄電池に前記電力を出力可能に構成された複数の電力出力端子と、
前記複数の電力出力端子のそれぞれに対応して設けられる複数の開閉素子と、
前記複数の電力出力端子のうちいずれかから電力を出力する旨の制御指令に基づいて、前記複数の開閉素子のうち前記制御指令に係る前記電力出力端子に対応する前記開閉素子を閉状態にし、その他の前記開閉素子を開状態にするように、前記複数の開閉素子を制御する、開閉制御手段と、
を有する充電システム。
【請求項10】
前記電力出力端子から出力される電力に係る電流値を計測する電流計と、
前記電流計によって計測される電流値に基づいて充電料金を算出する料金算出手段と、をさらに有する、
請求項9に記載の充電システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、充電器、電力開閉モジュール、充電システムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、電気自動車(Electric Vehicle:EV)、PHV(Plug-in Hybrid Vehicle)、PHEV(Plug-in Hybrid Electric Vehicle)など、電力を駆動源とし、外部からの電力の供給が可能な蓄電池を内蔵している自家用車両が普及してきている。
【0003】
上記のような車両(以下、EV等ともいう)の普及に伴い、EV等(の蓄電池)を充電可能な施設も増加しており、商業施設や集合住宅の駐車場においてもEV等を充電可能な充電設備を備える駐車スペースを設けることが多くなってきている。このような場合、1台の充電設備に対して一台分の駐車スペースが割り当てられており、充電設備が設置される駐車スペースは、充電を希望するEV等の専用駐車スペースとなっていることが通常である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2018-191471号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、充電設備のある駐車スペース(以下、充電スペースともいう)に駐車している車両は必ずしも充電中でない場合がある。例えば、充電が完了した後も駐車されている場合、或いは充電とは関係なく単に充電スペースを通常の空きスペースとして使用している場合などである。このように充電中でない車両が充電スペースに駐車されていた場合、EV等の充電を希望するユーザーがいたとしても充電設備を有効に活用することができないという問題がある。
【0006】
一方で、EV等が普及しつつあるとはいえ未だEV等ではない車両(以下、非EVともいう)も多く使用されており、またコストの面からも、商業施設や集合住宅の駐車スペースのすべてに充電設備を設置することはおよそ現実的でない。
【0007】
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、EV等の充電用の駐車スペースを設けるにあたり駐車場のスペースを有効に活用することが可能な技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記の目的を達成するために、本発明は以下の構成を採用する。即ち、
電力を動力源とする車両の蓄電池に前記電力を出力可能に構成された複数の電力出力端子と、
前記複数の電力出力端子のそれぞれに対応して設けられる複数の開閉素子と、
前記複数の電力出力端子のうちいずれかから電力を出力する旨の制御指令に基づいて、前記複数の開閉素子のうち前記制御指令に係る前記電力出力端子に対応する前記開閉素子を閉(ON)状態にし、その他の前記開閉素子を開(OFF)状態にするように、前記複数の開閉素子を制御する、開閉制御手段と、を有する充電器である。
【0009】
なお、本明細書において「車両」、「EV等」の語は、一般的な四輪自動車だけでなく、自動二輪車、自転車、電動カート(いわゆるシニアカーを含む)、キックボードなどの各種モビリティを含む意味で用いる。このような構成の充電器によれば、複数の電力出力端子のそれぞれに別のEV等を接続することができるため、1台の充電器に対してEV等が充電可能な複数の駐車スペースを割り当てることができ、駐車場のスペースを柔軟に活用することが可能になる。また、複数のEV等が接続されたとしても、複数の接続先のうちいずれかのみに電力出力を行う制御が可能であるため、元の電源容量をオーバーしないように充電先を切り換えることができ、元の電源容量をむやみに大きくする必要がない。
【0010】
また、前記充電器は、通信手段を有しており、前記開閉制御手段は前記通信手段を介して前記制御指令を受け付けてもよい。このような構成によれば、いずれの電力出力端子からどのタイミングで電力出力を行うのか、といった電力出力先の切り換えなどの演算処理を外部の機器で行うことが可能になり、充電器を高度な演算を必要としない簡便な構成とすることが可能になる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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