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公開番号2025136472
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-19
出願番号2024035078
出願日2024-03-07
発明の名称学習支援装置、学習支援方法および学習支援プログラム
出願人オムロン株式会社
代理人個人
主分類G09B 19/00 20060101AFI20250911BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約【課題】従来よりも受験者一人一人に応じて有効な学習支援を行うことが可能な学習支援装置、学習支援方法および学習支援プログラムを提供する。
【解決手段】学習支援装置10は、使用者に情報処理端末を操作させて問題の解答を入力させるシステムに適用される装置であって、解答ログ受信部11と、採点部12と、操作履歴情報取得部13と、理解度推定部14と、を備える。解答ログ受信部11は、問題の解答を取得する。採点部12は、解答ログ受信部11において取得された解答に基づいて採点を行う。操作履歴情報取得部13は、問題の解答時に、使用者が情報処理端末に入力した操作の履歴情報を取得する。理解度推定部14は、問題ごとに、使用者の解答を採点した採点結果と操作履歴情報取得部13において取得された使用者の操作履歴情報とに基づいて、採点部12において正答として採点された問題について、使用者の問題ごとの理解度を推定する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
使用者に情報処理端末を操作させて問題の解答を入力させるシステムに適用される学習支援装置であって、
前記問題の解答を取得する解答取得部と、
前記解答取得部において取得された解答に基づいて採点を行う採点部と、
前記問題の解答時に、前記使用者が前記情報処理端末に入力した操作の履歴情報を取得する操作履歴情報取得部と、
前記採点部において正答として採点された問題ごとに、前記操作履歴情報取得部において取得された前記使用者の操作履歴情報に基づいて、前記使用者の問題ごとの理解度を推定する理解度推定部と、
を備えている学習支援装置。
続きを表示(約 930 文字)【請求項2】
前記理解度推定部は、前記操作履歴情報取得部において取得された操作履歴情報に含まれる、解答内容の変遷に応じて、前記使用者の問題の理解度を推定する、
請求項1に記載の学習支援装置。
【請求項3】
前記理解度推定部は、前記操作履歴情報取得部において取得された操作履歴情報に含まれる、解答時間に応じて、前記使用者の問題の理解度を推定する、
請求項1または2に記載の学習支援装置。
【請求項4】
前記操作履歴情報取得部が取得した操作履歴情報に含まれる前記使用者の解答内容の変遷と、前記理解度推定部が推定した前記問題ごとの理解度とに基づいて、前記使用者に対する学習指導に用いられるアドバイスを生成するアドバイス生成部を、さらに備えている、
請求項1または2に記載の学習支援装置。
【請求項5】
前記理解度推定部は、前記問題ごとの理解度の推定結果を段階的に設定する、
請求項1または2に記載の学習支援装置。
【請求項6】
前記理解度推定部は、前記問題ごとの理解度の推定結果を段階的に設定するとともに、
前記アドバイス生成部は、前記段階的に設定された推定結果に対応するアドバイスを生成する、
請求項4に記載の学習支援装置。
【請求項7】
前記操作履歴情報は、ブラウザ上のテキストボックスに文字、記号の入力を行う入力装置による入力情報を含む、
請求項1または2に記載の学習支援装置。
【請求項8】
前記操作履歴情報は、前記情報処理端末の表示画面に表示されるカーソルを移動させる操作装置による操作情報を含む、
請求項1または2に記載の学習支援装置。
【請求項9】
前記操作履歴情報は、1つの前記問題に対して複数回入力された解答を含む、
請求項1または2に記載の学習支援装置。
【請求項10】
前記問題ごとの前記操作履歴情報を保存する記憶部を、さらに備えている、
請求項1または2に記載の学習支援装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、教育現場や資格取得試験等において活用される学習支援装置、学習支援方法および学習支援プログラムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
近年、PC(Personal Computer)やタブレット端末、スマートフォン等の情報処理端末が、学習や試験の現場において利用されている。
例えば、受験者に情報処理端末を操作させて解答させる試験の採点結果に基づいて、受験者の知識や学力(理解度)を評価する試験として、CBT(Computer Based Testing)と呼ばれるものがある。CBTでは、受験者が操作する情報処理端末の表示画面に試験の問題を表示させる。受験者は、情報処理端末の表示画面に表示された試験の問題に対して、その問題の解答欄に解答を入力する。受験者の理解度は、この受験者の解答の採点結果を基に推定される。
【0003】
例えば、特許文献1には、受験者一人一人の理解度を、試験の採点結果だけでなく、問題の解答時間、解答順等の情報を用いて推定する学習支援装置について開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-152782号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記従来の学習支援装置では、以下に示すような問題点を有している。
すなわち、上記公報に開示された学習支援装置では、解答の入力速度(単位時間当たりのストローク数)の変化によって解答時のつまずき数を計数し、計数したつまずき数を使用者の理解度の推定に用いている。
しかし、このような学習支援装置では、解答時の入力速度だけでは使用者の迷いを充分に分析することができず、使用者の一人一人に対する有効な学習支援を行うことが十分でないおそれがある。
【0006】
特に、使用者の理解度を推定する際には、誤答に関して理解度の推定を行うのみであり、結果的に正答であったとしても、使用者が十分な理解度に達しているか否か迄を推定することはできなかった。
本発明の課題は、従来よりも使用者一人一人に応じて有効な学習支援を行うことが可能な学習支援装置、学習支援方法および学習支援プログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
第1の発明に係る学習支援装置は、使用者に情報処理端末を操作させて問題の解答を入力させるシステムに適用される学習支援装置であって、解答取得部と、採点部と、操作履歴情報取得部と、理解度推定部と、を備えている。解答取得部は、問題の解答を取得する。採点部は、解答取得部において取得された解答に基づいて採点を行う。操作履歴情報取得部は、問題の解答時に、使用者が情報処理端末に入力した操作の履歴情報を取得する。理解度推定部は、採点部において正答として採点された問題ごとに、操作履歴情報取得部において取得された使用者の操作履歴情報に基づいて、使用者の問題ごとの理解度を推定する。
【0008】
ここでは、例えば、教育現場、入試、資格取得試験等において、タブレット端末やスマートフォン、PC(Personal Computer)等の情報処理端末を用いて、使用者によって入力された解答に対して採点を行うとともに、正答として採点された問題について、最終の解答に至るまでの操作履歴情報を取得して使用者ごとの理解度を推定する。
ここで、情報処理端末に表示される問題は、文字入力を行って解答する問題であってもよいし、選択肢を選択して解答する問題であってもよい。
【0009】
操作履歴情報とは、例えば、解答を記載した変遷を含む記載履歴情報、解答に要した時間の情報等を含む。
これにより、最終的な解答が正答であっても使用者が解答に迷った結果として偶然に正答になった場合には、その回答の迷いを操作履歴情報に基づいて推測することで、使用者の理解度が十分か不十分かを推定することができる。
この結果、例えば、解答が正答であった問題に対しても適切なアドバイスを提供することで、従来よりも使用者一人一人に応じて有効な学習支援を行うことができる。
【0010】
第2の発明に係る学習支援装置は、第1の発明に係る学習支援装置であって、理解度推定部は、操作履歴情報取得部において取得された操作履歴情報に含まれる、解答内容の変遷に応じて、使用者の問題の理解度を推定する。
これにより、使用者が解答に迷いながら最終的な解答をした場合には、その解答内容の変遷を参考にして、使用者の解答時の迷いを推測し、使用者の理解度を推定することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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