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公開番号
2025098697
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-02
出願番号
2023215016
出願日
2023-12-20
発明の名称
導光板、表示装置、遊技機、および車載表示器
出願人
オムロン株式会社
代理人
個人
主分類
G09F
13/18 20060101AFI20250625BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約
【課題】入射面に対して平行に近い立体画像を明確に表示することが可能な導光板を実現する。
【解決手段】導光板(10A)は、光源(20)からの光が入射する入射面(11a)と、光が出射される出射面(11c)と、入射面から入射し導光された光を出射面から出射させる複数の光偏向部(12)と、を備え、複数の光偏向部は、線状の配列領域である配列線(13)上に配置され、少なくとも1つの配列線は、複交点配列線(131)である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
視差による立体画像を表示させる導光板であって、
光源からの光が入射する入射面と、
前記光が出射される出射面と、
前記入射面から入射し導光された前記光を偏向させることによって前記出射面から出射させる複数の光偏向部と、を備え、
複数の前記光偏向部は、線状の配列領域である配列線上に配置され、
前記出射面を所定の範囲の観測空間内から観測する観測者の一方の目およびその近傍に照射される角度範囲へ前記光偏向部で偏向された第1出射光を出射する前記出射面上の点を第1出射点とし、前記観測者の他方の目およびその近傍に照射される角度範囲へ前記光偏向部で偏向された第2出射光を出射する前記出射面上の点を第2出射点とすると、前記第1出射点および前記一方の目の中心を通る直線と、前記第2出射点および前記他方の目の中心を通る直線と、は互いに交差して交点を形成するように、前記配列線上に配列されている複数の前記光偏向部が設けられており、
前記配列線は複数設けられているとともに、少なくとも1つの前記配列線は、前記一方の目および前記他方の目の位置ごとに複数の位置で前記交点を形成するように、複数の前記光偏向部が設けられている複交点配列線である、導光板。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
複数の前記光偏向部のそれぞれは、前記光を偏向させる光偏向面を有し、
前記複交点配列線上に配置された前記光偏向部の前記光偏向面は、1つの前記光源から出射された前記光を偏向させる方向が、前記観測空間内の第1の位置へ向かう第1の方向から前記第1の位置とは異なる第2の位置へ向かう第2の方向まで、連続的に変化する曲面である、請求項1に記載の導光板。
【請求項3】
前記複交点配列線上に配置された前記光偏向部により偏向された光の、前記光を偏向させる方向に応じた光量の最小値は、当該光量の最大値の0.7倍以上である、請求項2に記載の導光板。
【請求項4】
前記複交点配列線上に配置された前記光偏向部により偏向された前記光の、前記立体画像の外周部の領域における光量の平均は、前記複交点配列線上に配置された前記光偏向部により偏向された前記光の、前記立体画像の前記外周部の領域よりも内側の領域における光量の平均の2倍以上である、請求項2に記載の導光板。
【請求項5】
前記光偏向部は、前記曲面の曲率が第1曲率である第1光偏向部と、前記曲率が前記第1曲率とは異なる第2曲率である第2光偏向部とを含み、
前記第1光偏向部が配置されている第1光偏向領域と、前記第2光偏向部が配置されている第2光偏向領域との間に、前記第1光偏向部および前記第2光偏向部がランダムに混在した状態で配置されている中間領域が設けられている、請求項2に記載の導光板。
【請求項6】
複数の前記光偏向部のそれぞれが偏向する前記光の光量は、当該光偏向部が配置される前記複交点配列線ごとに一定であり、
前記光偏向部により、前記第1の方向と前記第2の方向との中間の方向である基準方向に偏向される前記光量の、最大値と最小値との中間の値を中間値とした場合、
前記最小値は前記中間値の0.7倍以上であり、前記最大値は前記中間値の1.3倍以下である、請求項2に記載の導光板。
【請求項7】
前記光偏向部のそれぞれは、前記光を偏向させる光偏向面を有し、
前記複交点配列線上に配置された複数の前記光偏向部の前記光偏向面が前記光を偏向させる方向は、前記観測空間内の第1の位置へ向かう第1の方向から前記第1の位置とは異なる第2の位置へ向かう第2の方向までの間で分散している、請求項1に記載の導光板。
【請求項8】
複数の前記光偏向部の、それぞれの前記光偏向面が前記光を偏向させる方向は、前記第1の方向から前記第2の方向までの間でランダムに分散している、請求項7に記載の導光板。
【請求項9】
複数の前記光偏向部は、
任意の位置の前記一方の目および前記他方の目に対して、前記第1の方向へ前記光を偏向する前記光偏向部の集合である第1光偏向部群と、
任意の位置の前記一方の目および前記他方の目に対して、前記第2の方向へ前記光を偏向する前記光偏向部の集合である第2光偏向部群と、
前記第1の方向から前記第2の方向までの間のランダムな方向へ前記光を偏向する前記光偏向部の集合である第3光偏向部群と、を含む、請求項7に記載の導光板。
【請求項10】
前記複交点配列線に沿う方向に対応する方向における、前記立体画像の幅と、前記複交点配列線に沿って配置される前記光偏向部の数とが、正の相関を有する、請求項7に記載の導光板。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、視差による立体画像を表示させる導光板、表示装置、遊技機、および車載表示器に関するものである。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、視差による立体画像を表示させる導光板が開示されている。当該導光板は、光源からの光が側面である入射面を介して入射され、かつ内部を全反射されながら導光される該光を反射して出射面から出射させる傾斜面を有する複数の偏向部を、入射面に平行な行毎に備えている。入射面からの距離に応じて、各行の傾斜面の向きが変化するようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-139176号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、詳細は後述するが、特許文献1の導光板においては、入射面に対して平行に近い立体画像を表示する領域において、当該立体画像を表示するための偏向部の行間を狭くする必要がある。このような領域では、偏向部の密度が高くなることで、導光板の透明性が低下するという問題がある。また、入射面に対する平行度が極めて高い立体画像を表示したい場合には、当該立体画像を連続した線画像として表示することが困難になるという問題もある。
【0005】
本開示の一態様は、入射面に対して平行に近い立体画像を明確に表示することが可能な導光板などを実現することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る導光板は、視差による立体画像を表示させる導光板であって、光源からの光が入射する入射面と、前記光が出射される出射面と、前記入射面から入射し導光された前記光を偏向させることによって前記出射面から出射させる複数の光偏向部と、を備え、複数の前記光偏向部は、線状の配列領域である配列線上に配置され、前記出射面を所定の範囲の観測空間内から観測する観測者の一方の目およびその近傍に照射される角度範囲へ前記光偏向部で偏向された第1出射光を出射する前記出射面上の点を第1出射点とし、前記観測者の他方の目およびその近傍に照射される角度範囲へ前記光偏向部で偏向された第2出射光を出射する前記出射面上の点を第2出射点とすると、前記第1出射点および前記一方の目の中心を通る直線と、前記第2出射点および前記他方の目の中心を通る直線と、は互いに交差して交点を形成するように、前記配列線上に配列されている複数の前記光偏向部が設けられており、前記配列線は複数設けられているとともに、少なくとも1つの前記配列線は、前記一方の目および前記他方の目の位置ごとに複数の位置で前記交点を形成するように、複数の前記光偏向部が設けられている複交点配列線である。
【0007】
上記の構成によれば、複交点配列線上に設けられた光偏向部で偏向された光が、観測者の一方の目および他方の目の位置ごとに、複数の位置で交点を形成する。このため、観測者の一方の目および他方の目の位置ごとに、複交点配列線上に設けられた複数の光偏向部からの光を視認する。このとき、観測者は、当該光を、複交点配列線に沿う方向に幅を有する領域内の光として視認する。したがって、入射面に対して平行に近い立体画像を明確に表示することができる。
【0008】
また、本開示の一態様に係る導光板において、複数の前記光偏向部のそれぞれは、前記光を偏向させる光偏向面を有し、前記複交点配列線上に配置された前記光偏向部の前記光偏向面は、1つの前記光源から出射された前記光を偏向させる方向が、前記観測空間内の第1の位置へ向かう第1の方向から前記第1の位置とは異なる第2の位置へ向かう第2の方向まで、連続的に変化する曲面である。
【0009】
上記の構成によれば、観測者は、複交点配列線上に設けられた複数の光偏向部からの光を、複交点配列線に沿う方向において、第1の方向から第2の方向まで連続する光として視認する。したがって、複交点配列線に沿う方向において連続する立体画像を明確に表示することができる。
【0010】
また、本開示の一態様に係る導光板において、前記複交点配列線上に配置された前記光偏向部により偏向された光の、前記光を偏向させる方向に応じた光量の最小値は、当該光量の最大値の0.7倍以上である。
(【0011】以降は省略されています)
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