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公開番号
2025075918
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-15
出願番号
2023187434
出願日
2023-11-01
発明の名称
解析装置、解析方法およびプログラム
出願人
オムロン株式会社
代理人
弁理士法人深見特許事務所
主分類
G05B
23/02 20060101AFI20250508BHJP(制御;調整)
要約
【課題】ユーザが異常の要因を探索しやすい技術を提供する。
【解決手段】解析装置は、制御対象を制御するための1以上のプログラムに基づいて、1以上のプログラムにおいて使用される複数の変数の因果関係を示す因果関係情報を生成する生成部と、複数の変数の各変数に対して、1以上のプログラムのうち各変数を使用するプログラム部分へのリンク情報を関連付ける第1関連付け部と、各変数に対して、制御対象または制御対象によって処理される物において異常が発生したタイミングを含む対象期間における、各変数に関する特定データセットを関連付ける第2関連付け部とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
解析装置であって、
制御対象を制御するための1以上のプログラムに基づいて、前記1以上のプログラムにおいて使用される複数の変数の因果関係を示す因果関係情報を生成する生成部と、
前記複数の変数の各変数に対して、前記1以上のプログラムのうち前記各変数を使用するプログラム部分へのリンク情報を関連付ける第1関連付け部と、
前記各変数に対して、前記制御対象または前記制御対象によって処理される物において異常が発生したタイミングを含む対象期間における、前記各変数に関する特定データセットを関連付ける第2関連付け部とを備える、解析装置。
続きを表示(約 1,700 文字)
【請求項2】
解析画面を示す画面データを出力する出力部をさらに備え、
前記出力部は、
前記特定データセットに基づいて、前記複数の変数の中から前記異常に関連する複数の第1変数を抽出し、
前記因果関係情報に基づいて、前記複数の第1変数を表す複数のノードと、前記複数の第1変数の因果関係を表すエッジとを有するグラフを作成し、
前記解析画面は、前記グラフを含む、請求項1に記載の解析装置。
【請求項3】
前記出力部は、
前記複数のノードに対する選択操作を受け付け、
選択された第1ノードに応じて、1以上の表示対象のプログラム部分を前記解析画面に含ませ、
前記1以上の表示対象のプログラム部分は、前記複数の第1変数のうち前記第1ノードに対応する変数に関連付けられた前記リンク情報によって示されるプログラム部分を含む、請求項2に記載の解析装置。
【請求項4】
前記グラフは、前記第1ノードと前記エッジを介して接続される1以上の第2ノードを含み、
前記1以上の表示対象のプログラム部分は、前記複数の第1変数のうち前記1以上の第2ノードの各々に対応する変数に関連付けられた前記リンク情報によって示されるプログラム部分を含む、請求項3に記載の解析装置。
【請求項5】
前記特定データセットは、前記複数の変数のうち関連付けられた変数の値を示す第1データを含み、
前記解析画面において、前記1以上の表示対象のプログラム部分は、前記異常が発生したタイミングにおける前記第1データによって示される値に応じた形態で表示される、請求項3または4に記載の解析装置。
【請求項6】
前記1以上のプログラムを編集するための1以上の編集ツールを備え、
前記出力部は、
前記1以上の表示対象のプログラム部分のうち編集対象のプログラム部分の指定を受け、
前記1以上の編集ツールのうち前記編集対象のプログラム部分を編集するための対象編集ツールを呼び出す、請求項3または4に記載の解析装置。
【請求項7】
前記解析画面は、前記編集対象のプログラム部分について、前記対象編集ツールによる編集前後の差分を視認可能に表示する、請求項6に記載の解析装置。
【請求項8】
前記1以上のプログラムは、第1プログラムと第2プログラムとを含み、
前記複数の変数は、前記第1プログラムに使用される複数の第2変数と、前記第2プログラムに使用される複数の第3変数とを含み、
前記生成部は、
前記第1プログラムに基づいて、前記複数の第2変数の因果関係を決定し、
前記第2プログラムに基づいて、前記複数の第3変数の因果関係を決定し、
前記複数の第2変数のうちの第1連携変数と前記複数の第3変数のうちの第2連携変数との入出力関係を定義するマップに基づいて、前記第1連携変数と前記第2連携変数との因果関係を決定する、請求項1に記載の解析装置。
【請求項9】
前記特定データセットは、前記対象期間内の複数のタイミングに対応する複数の単位データを含み、
前記出力部は、
前記複数の変数の各々について、前記複数の単位データのうち前記異常の発生前のタイミングにおける第1単位データが示す値に対する、前記複数の単位データのうち前記異常の発生後のタイミングにおける第2単位データが示す値の変化量を算出し、
前記複数の変数のうち前記変化量が相対的に大きい変数を前記複数の第1変数として抽出する、請求項2に記載の解析装置。
【請求項10】
前記出力部は、
前記複数の変数の各々について、前記異常に対する寄与度を算出し、
前記複数の変数のうち前記寄与度が閾値よりも大きい変数を前記複数の第1変数として抽出する、請求項2に記載の解析装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、解析装置、解析方法およびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
製造業において、製造ラインの異常の要因を探るための技術が開発されている。例えば、特開2020-13528号公報(特許文献1)は、制御プログラムを構成する複数のモジュールの中から相互に関連したモジュールを抽出し、抽出結果を表示する技術を開示している(特許文献1の図43および図44参照)。特許文献1に記載の技術によれば、ユーザは、異常の発生したデバイスに対応するモジュールと関連するモジュールを確認することにより、異常の要因を探ることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-13528号公報
特開2023-92184号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、制御プログラムが複雑である場合、ユーザが異常の要因を探索するのに要する時間が長くなる。
【0005】
本開示は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、ユーザが異常の要因を探索しやすい技術を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一例によれば、解析装置は、生成部と、第1関連付け部と、第2関連付け部とを備える。生成部は、制御対象を制御するための1以上のプログラムに基づいて、1以上のプログラムにおいて使用される複数の変数の因果関係を示す因果関係情報を生成する。第1関連付け部は、複数の変数の各変数に対して、1以上のプログラムのうち各変数を使用するプログラム部分へのリンク情報を関連付ける。第2関連付け部は、各変数に対して、制御対象または制御対象によって処理される物において異常が発生したタイミングを含む対象期間における、各変数に関する特定データセットを関連付ける第2関連付け部とを備える。
【0007】
この開示によれば、複数の変数の各々には、プログラム部分へのリンク情報と特定データセットとが関連付けられる。特定データセットは、異常に関連する変数の絞り込みに利用され得る。また、ユーザは、プログラム部分を用いて、異常の要因となったコードを確認しやすくなる。これにより、ユーザは、異常の要因を探索しやすくなる。
【0008】
上述の開示において、解析装置は、解析画面を示す画面データを出力する出力部をさらに備える。出力部は、特定データセットに基づいて、複数の変数の中から異常に関連する複数の第1変数を抽出する。出力部は、因果関係情報に基づいて、複数の第1変数を表す複数のノードと、複数の第1変数の因果関係を表すエッジとを有するグラフを作成する。解析画面は、上記のグラフを含む。
【0009】
この開示によれば、異常に関連する複数の第1変数を複数のノードとするグラフが作成される。そのため、ユーザは、解析画面に含まれるグラフを確認することにより、異常の原因となる変数を探索しやすくなる。
【0010】
上述の開示において、出力部は、複数のノードに対する選択操作を受け付け、選択された第1ノードに応じて、1以上の表示対象のプログラム部分を解析画面に含ませる。1以上の表示対象のプログラム部分は、複数の第1変数のうち第1ノードに対応する変数に関連付けられたリンク情報によって示されるプログラム部分を含む。
(【0011】以降は省略されています)
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