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公開番号
2025085524
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-05
出願番号
2023199458
出願日
2023-11-24
発明の名称
情報管理システム、管理装置、情報処理端末、サーバ、処理方法およびプログラム
出願人
オムロン株式会社
代理人
弁理士法人秀和特許事務所
主分類
H04Q
9/00 20060101AFI20250529BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】接続回線の切替え操作を行うことなく対象機器の情報を自動的に取得する。
【解決手段】所定の建物内の設備の運転状態を示す情報を管理する管理装置と、管理装置に第1の通信回線を通じて接続されるサーバであって、管理装置から送信された所定の建物内の設備の運転状態を示す情報を取得して蓄積するとともに、第1の通信回線を通じて接続された情報処理端末からの要求に応じて管理装置から取得して所定の建物内の設備の運転状態を示す情報を提供するサーバとを備える。情報処理端末は、所定の建物内において第2の通信回線を通じて管理装置に接続可能であり、第2の通信回線に接続された管理装置が検出された場合には、第1の通信回線に接続されたサーバからの所定の建物内の設備の運転状態を示す情報の取得を、第2の通信回線に接続された管理装置からの所定の建物内の設備の運転状態を示す情報の取得に自動的に切替える。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
第1の通信回線、および、前記第1の通信回線とは異なる通信経路で第2の通信回線に接続される通信部を備え、所定の建物内の設備の運転状態を示す情報を管理する管理装置と、
前記管理装置に第1の通信回線を通じて接続されるサーバであって、前記管理装置から送信された前記所定の建物内の設備の運転状態を示す情報を取得して蓄積するとともに、前記第1の通信回線を通じて接続された情報処理端末からの要求に応じて前記管理装置から取得して蓄積された前記所定の建物内の設備の運転状態を示す情報を提供するサーバと、を備え、
前記情報処理端末は、前記所定の建物内において前記第2の通信回線を通じて前記管理装置に接続可能であり、前記第2の通信回線に接続された前記管理装置が検出された場合には、前記第1の通信回線に接続された前記サーバからの前記所定の建物内の設備の運転状態を示す情報の取得を、前記第2の通信回線に接続された前記管理装置からの前記所定の建物内の設備の運転状態を示す情報の取得に自動的に切替える、
ことを特徴とする情報管理システム。
続きを表示(約 2,000 文字)
【請求項2】
前記所定の建物内の設備は、蓄電装置、太陽光発電装置の少なくとも何れかを含む、ことを特徴とする請求項1に記載の情報管理システム。
【請求項3】
前記情報処理端末は、前記第2の通信回線に接続された前記管理装置に接続要求を行い、前記管理装置から前記第2の通信回線に送信された前記所定の建物内の設備の運転状態を示す情報を取得する、ことを特徴とする請求項1または2に記載の情報管理システム。
【請求項4】
前記管理装置は、前記所定の建物内の設備の運転状態を示す情報を、前記サーバを宛先として前記第1の通信回線に送信し、前記第1の通信回線とは異なる通信経路を通じて受け付けた前記情報処理端末の接続要求に応じて前記第2の通信回線に送信する、ことを特徴とする請求項1または2に記載の情報管理システム。
【請求項5】
第1の通信回線、および、前記第1の通信回線とは異なる通信経路を通じて第2の通信回線に接続される通信部と、
所定の建物内の設備の運転状態を示す情報を取得する状態監視部と、
前記取得された所定の建物内の設備の運転状態を示す情報を前記第1の通信回線に接続されたサーバに送信するとともに、前記第1の通信回線とは異なる通信経路を通じて受け付けた前記情報処理端末の接続要求に応じて前記取得された所定の建物内の設備の運転状態を示す情報を前記第2の通信回線に送信する送信処理部と、
を備えることを特徴とする管理装置。
【請求項6】
第1の通信回線に接続される第1通信部と、
第2の通信回線に接続される第2通信部と、
前記第1の通信回線には所定情報を提供するサーバが接続され、前記第2の通信回線には前記所定情報の発信元である管理装置が前記第1の通信回線とは異なる通信経路で接続され、
前記第2通信部を通じて前記第2の通信回線に接続された前記管理装置を探索する探索部と、
前記第2通信部を通じて前記第2の通信回線に接続された前記管理装置が検出された場合には、前記第1の通信回線に接続された前記サーバからの前記所定情報の取得を、前記第2の通信回線に接続された前記管理装置からの前記所定情報の取得に自動的に切替える制御部と、
を備えることを特徴とする情報処理端末。
【請求項7】
前記制御部は、前記第2通信部を通じて前記第2の通信回線に接続された前記管理装置が検出されたときに、利用者の前記第2の通信回線への接続切替えの意図を判定するGUIを表示するとともに、前記GUIが接続切替えの許可を示す場合には、前記第1の通信回線に接続された前記サーバからの前記所定情報の取得を、前記第2の通信回線に接続された前記管理装置からの前記所定情報の取得に自動的に切替える、ことを特徴とする請求項6に記載の情報処理端末。
【請求項8】
前記制御部は、前記所定情報の取得先、または、前記所定情報の取得先が接続されている通信回線を示す情報を表示する、ことを特徴とする請求項6に記載の情報処理端末。
【請求項9】
第1の通信回線に接続される通信部と、
前記通信部を通じて、前記第1の通信回線に接続された管理装置から、所定の建物内の設備の運転状態を示す情報を取得して蓄積するとともに、前記第1の通信回線に接続された情報処理端末から送信された接続要求を受け付けて、前記管理装置から取得して蓄積された前記所定の建物内の設備の運転状態を示す情報を前記情報処理端末に提供する制御部と、
を備えることを特徴とするサーバ。
【請求項10】
第1の通信回線、および、前記第1の通信回線とは異なる通信経路で第2の通信回線に接続される通信部を備え、所定の建物内の設備の運転状態を示す情報を管理する管理装置と、
前記管理装置に第1の通信回線を通じて接続されるサーバであって、前記管理装置から送信された前記所定の建物内の設備の運転状態を示す情報を取得して蓄積するとともに、前記第1の通信回線を通じて接続された情報処理端末からの要求に応じて前記管理装置から取得して蓄積された前記所定の建物内の設備の運転状態を示す情報を提供するサーバと、を備える情報管理システムの前記情報処理端末が、
前記所定の建物内において前記第2の通信回線を通じて前記管理装置に接続するステップと、
前記第2の通信回線に接続された前記管理装置が検出された場合には、前記第1の通信回線に接続された前記サーバからの前記所定の建物内の設備の運転状態を示す情報の取得を、前記第2の通信回線に接続された前記管理装置からの前記所定の建物内の設備の運転状態を示す情報の取得に自動的に切替えるステップと、
を実行する情報管理システムの処理方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報管理システム、管理装置、情報処理端末、サーバ、処理方法およびプログラムに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、インターネット等の公衆回線に接続される家電機器等が知られている。例えば、特許文献1では、屋内に設けられたアクセスポイントを通じてインターネットに接続される洗濯機が開示されている。携帯端末を使用するユーザは、インターネットに接続されたクラウドサーバが提供するサービスを介して洗濯機の情報が取得できる。また、洗濯機とアクセスポイントとを接続する無線LANに異常が生じている場合には、Bluetooth(登録商標)通信を介して洗濯機の情報が取得可能になる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第7312651号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、携帯端末の操作に不慣れなユーザにとっては、接続回線の切替え操作が負担になる場合があった。本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、接続回線の切替え操作を行うことなく対象機器の情報を自動的に取得する技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記の課題を解決するための本発明は、
第1の通信回線、および、前記第1の通信回線とは異なる通信経路で第2の通信回線に接続される通信部を備え、所定の建物内の設備の運転状態を示す情報を管理する管理装置と、
前記管理装置に第1の通信回線を通じて接続されるサーバであって、前記管理装置から送信された前記所定の建物内の設備の運転状態を示す情報を取得して蓄積するとともに、前記第1の通信回線を通じて接続された情報処理端末からの要求に応じて前記管理装置から取得して蓄積された前記所定の建物内の設備の運転状態を示す情報を提供するサーバと、を備え、
前記情報処理端末は、前記所定の建物内において前記第2の通信回線を通じて前記管理装置に接続可能であり、前記第2の通信回線に接続された前記管理装置が検出された場合には、前記第1の通信回線に接続された前記サーバからの前記所定の建物内の設備の運転状態を示す情報の取得を、前記第2の通信回線に接続された前記管理装置からの前記所定の建物内の設備の運転状態を示す情報の取得に自動的に切替える、
ことを特徴とする情報管理システムである。
【0006】
本発明によれば、情報処理端末は、第2の通信回線に接続された管理装置が検出された場合には、第1の通信回線に接続されたサーバからの所定の建物内の設備の運転状態を示す情報の取得を、第2の通信回線に接続された管理装置からの所定の建物内の設備の運転状態を示す情報の取得に自動的に切替えることができる。情報処理端末では、切り替え操作もなく、第1の通信回線を通じてサーバから提供されていた所定の建物内の設備の運転状態を示す情報を、第2の通信回線を通じて接続される管理装置から取得できるためスム
ーズである。
【0007】
また、本発明において、前記所定の建物内の設備は、蓄電装置、太陽光発電装置の少なくとも何れかを含むようにしてもよい。
【0008】
また、本発明において、前記情報処理端末は、前記第2の通信回線に接続された前記管理装置に接続要求を行い、前記管理装置から前記第2の通信回線に送信された前記所定の建物内の設備の運転状態を示す情報を取得するようにしてもよい。情報処理端末は、管理装置に対して接続要求が行われたタイミングで、所定の建物内の設備の運転状態を示す情報が取得できる。
【0009】
また、本発明において、前記管理装置は、前記所定の建物内の設備の運転状態を示す情報を、前記サーバを宛先として前記第1の通信回線に送信し、前記第1の通信回線とは異なる通信経路を通じて受け付けた前記情報処理端末の接続要求に応じて前記第2の通信回線に送信するようにしてもよい。このように、情報処理端末からの接続要求がない場合には、運転状態を示す情報はサーバを宛先として第1の通信回線に送信できる。サーバにおいては、第1の通信回線を通じて取得された所定の建物内の設備の運転状態を示す情報を取得して蓄積できる。
【0010】
また、本発明は、
第1の通信回線、および、前記第1の通信回線とは異なる通信経路を通じて第2の通信回線に接続される通信部と、
所定の建物内の設備の運転状態を示す情報を取得する状態監視部と、
前記取得された所定の建物内の設備の運転状態を示す情報を前記第1の通信回線に接続されたサーバに送信するとともに、前記第1の通信回線とは異なる通信経路を通じて受け付けた前記情報処理端末の接続要求に応じて前記取得された所定の建物内の設備の運転状態を示す情報を前記第2の通信回線に送信する送信処理部と、
を備えることを特徴とする管理装置である。
(【0011】以降は省略されています)
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