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公開番号
2025091027
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-18
出願番号
2023205981
出願日
2023-12-06
発明の名称
音響デバイス
出願人
TDK株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H04R
17/00 20060101AFI20250611BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】所望の周波数帯域での音圧特性が容易に調整され得る音響デバイスを提供する。
【解決手段】音響デバイスADは、筐体1と、圧電素子20とを含む。筐体1は、底板部3と、底板部3に対向する面6を含む天板部5と、底板部3と天板部5とを連結している側板部7とを含む。圧電素子20は、天板部5が含む面6に、天板部5から離れて固定されている。底板部3と天板部5と側板部7とが、空間S1を画成し、天板部5と圧電素子20とが、空間S2を画成する。天板部5には、空間S1又は空間S2の少なくとも一方に連通する複数の開口OPが形成されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
底板部と、前記底板部に対向する面を含む天板部と、前記底板部と前記天板部とを連結している側板部と、を含む筐体と、
前記天板部が含む前記面に、前記天板部から離れて固定されている圧電素子と、を備え、
前記底板部と前記天板部と前記側板部とが、第一空間を画成し、
前記天板部と前記圧電素子とが、第二空間を画成し、
前記天板部には、前記第一空間又は前記第二空間の少なくとも一方に連通する複数の開口が形成されている、音響デバイス。
続きを表示(約 740 文字)
【請求項2】
前記圧電素子は、平面視で、互いに対向する一対の第一端辺と、互いに対向する一対の第二端辺とを含む矩形状を呈すると共に、前記一対の第一端辺のそれぞれに沿って前記面に固定されている、請求項1に記載の音響デバイス。
【請求項3】
前記第一空間と前記第二空間とは、前記天板部が含む前記面と前記一対の第二端辺との隙間を通して、互いに連通している、請求項2に記載の音響デバイス。
【請求項4】
前記第一空間と、前記第二空間とは、互いに連通している、請求項1に記載の音響デバイス。
【請求項5】
前記天板部は、前記圧電素子に対向する領域を含み、
前記複数の開口は、前記天板部が含む前記領域に形成されている開口を含み、
前記領域に形成されている前記開口は、前記第二空間を通して、前記第一空間に連通している、請求項3又は4に記載の音響デバイス。
【請求項6】
前記第二空間は、前記第一空間より小さい、請求項1に記載の音響デバイス。
【請求項7】
前記複数の開口は、前記第一空間に直接連通している開口と、前記第二空間に直接連通している開口とを含む、請求項1に記載の音響デバイス。
【請求項8】
前記圧電素子に電気的に接続されている配線体を更に備え、
前記側板部には、前記配線体が挿通される開口が形成されている、請求項1に記載の音響デバイス。
【請求項9】
前記筐体は、
前記底板部と前記側板部とを含み、かつ、開口を有する箱状を呈する第一部材と、
前記天板部を含み、かつ、板状を呈する第二部材と、からなる、請求項1に記載の音響デバイス。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、圧電素子を含む音響デバイスに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
知られている音響デバイスは、筐体と、筐体内に配置されている振動板と、振動板に配置されている圧電素子と、を含む(たとえば、特許文献1を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-015768号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の一つの態様は、所望の周波数帯域での音圧特性が容易に調整され得る音響デバイスを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一つの態様に係る音響デバイスは、筐体と、圧電素子とを含む。筐体は、底板部と、底板部に対向する面を含む天板部と、底板部と天板部とを連結している側板部と、を含む。圧電素子は、天板部が含む上記面に、天板部から離れて固定されている。底板部と天板部と側板部とが、第一空間を画成し、天板部と圧電素子とが、第二空間を画成する。天板部には、第一空間又は第二空間の少なくとも一方に連通する複数の開口が形成されている。
【0006】
上記一つの態様では、第一空間と第二空間とのそれぞれが、共鳴空間として機能する。上記一つの態様は、複数の共鳴空間を含む。したがって、一つの態様では、所望の周波数帯域での音圧特性が容易に調整され得る。
【0007】
上記一つの態様では、圧電素子が、平面視で、互いに対向する一対の第一端辺と、互いに対向する一対の第二端辺とを含む矩形状を呈してもよい。圧電素子が、一対の第一端辺のそれぞれに沿って上記面に固定されていてもよい。
上述した矩形状を呈する圧電素子が、一対の第一端辺のそれぞれに沿って上記面に固定されている構成は、圧電素子の変位を阻害しがたく、かつ、圧電素子の変位を天板部に確実に伝達させる。
【0008】
上記一つの態様では、第一空間と第二空間とが、天板部が含む上記面と一対の第二端辺との隙間を通して、互いに連通していてもよい。
第一空間と第二空間とが、互いに連通している構成では、所望の周波数帯域での音圧特性がより一層容易に調整され得る。
第一空間と第二空間とが、上述した隙間を通して、互いに連通している構成は、第一空間と第二空間とが、互いに連通している構成を簡易に実現する。
【0009】
上記一つの態様では、第一空間と、第二空間とが、互いに連通していてもよい。
第一空間と第二空間とが、互いに連通している構成では、所望の周波数帯域での音圧特性がより一層容易に調整され得る。
【0010】
上記一つの態様では、天板部が、圧電素子に対向する領域を含んでもよい。複数の開口が、天板部が含む上記領域に形成されている開口を含んでもよい。領域に形成されている上記開口が、第二空間を通して、第一空間に連通していてもよい。
天板部が含むと共に圧電素子に対向する領域に形成されている開口が、第二空間を通して、第一空間に連通している構成では、所望の周波数帯域での音圧特性がより一層容易に調整され得る。
(【0011】以降は省略されています)
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