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公開番号
2025085284
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-05
出願番号
2023199055
出願日
2023-11-24
発明の名称
撮像システム及び冷却装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
主分類
H04N
23/52 20230101AFI20250529BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】撮像装置の本体部に対する着脱が容易で、撮像装置の操作性を維持することができる外付け冷却装置を備えた撮像システムを提供する。
【解決手段】デジタルカメラ1に冷却装置2が装着された撮像システムにおいて、デジタルカメラ1は、閉位置と開位置の間で回動可能な表示部1と、閉位置において表示部1を収納する凹部104を有する。冷却装置2は、ファン205を収納したファン収納部201と、ファン収納部201を挟むようにファン収納部201に連結され、且つ、ファン収納部201を挟む方向での距離を変更可能な着脱操作部202,203を有する。冷却装置2は、着脱操作部202,203が凹部104の側壁部104a~104cに当接することで凹部104に保持され、ファン205は凹部104の底面の放熱面104hと対向して放熱面104hからの放熱を促進する。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
撮像装置と、前記撮像装置に装着された冷却装置とを備える撮像システムであって、
前記撮像装置は、
閉位置と開位置との間で回動可能な表示装置と、
前記閉位置において前記表示装置を収納する凹部と、を有し、
前記冷却装置は、
ファンを収納したファン収納部と、
前記ファン収納部を挟むように前記ファン収納部に連結され、且つ、前記ファン収納部を挟む方向での距離を変更可能な2つの着脱操作部と、を有し、
前記冷却装置は、前記2つの着脱操作部がそれぞれ前記凹部の対向する側壁部に当接することで前記凹部に保持され、
前記凹部の底面は前記撮像装置の内部で発生した熱を外部へ放出するための放熱面を有し、且つ、前記ファンが前記放熱面と対向していることを特徴とする撮像システム。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記2つの着脱操作部と前記凹部の対向する側壁部は、前記2つの着脱操作部と前記凹部の対向する側壁部とが接触した状態で係合し、前記2つの着脱操作部の間隔が狭められた状態で前記係合が解除される少なくとも一対の係合部および被係合部を有することを特徴とする請求項1に記載の撮像システム。
【請求項3】
前記2つの着脱操作部を前記ファン収納部と接続する接続部は弾性部材を有し、
前記弾性部材の伸縮によって前記2つの着脱操作部の間隔を変えることが可能となっていることを特徴とする請求項1に記載の撮像システム。
【請求項4】
前記2つの着脱操作部は、前記冷却装置が前記凹部に装着された状態で前記凹部の底面と当接する弾性部材を有し、
前記凹部の底面と直交する方向から見たときに、前記弾性部材と前記放熱面とが重ならないことを特徴とする請求項1に記載の撮像システム。
【請求項5】
前記ファンを駆動するための電池が前記2つの着脱操作部の少なくとも1つに収納されていることを特徴とする請求項1に記載の撮像システム。
【請求項6】
撮像装置と、前記撮像装置に装着された冷却装置と、を備える撮像システムであって、
前記撮像装置は、
閉位置と開位置との間で回動可能な表示装置と、
前記閉位置において前記表示装置を収納する凹部と、を有し、
前記冷却装置は、
ファンを収納し、前記凹部に対して着脱可能なファン収納部と、
前記ファン収納部に対して回動可能に連結され、且つ、前記撮像装置の本体部に対して着脱可能な着脱操作部と、を有し、
前記凹部の底面は前記撮像装置の内部で発生した熱を外部へ放出するための放熱面を有し、且つ、前記ファンが前記放熱面と対向していることを特徴とする撮像システム。
【請求項7】
前記撮像装置はファインダを有し、
前記着脱操作部は前記ファインダに対して着脱可能であることを特徴とする請求項6に記載の撮像システム。
【請求項8】
前記着脱操作部は、
前記ファインダに着脱可能なファインダ着脱部と、
前記ファインダ着脱部に取り付けられたファインダキャップと、を有し、
前記凹部に収納された前記ファン収納部よりも前記ファインダキャップが前記撮像装置の背面側に突出していることを特徴とする請求項7に記載の撮像システム。
【請求項9】
前記撮像装置はアクセサリシューを有し、
前記着脱操作部は前記アクセサリシューに対して着脱可能であることを特徴とする請求項6に記載の撮像システム。
【請求項10】
前記着脱操作部は、前記アクセサリシューと同等の係合部と電気接点ならびに前記アクセサリシューの電気接点との電気的接続を行うための配線を有し、
前記着脱操作部に対してアクセサリの着脱が可能であることを特徴とする請求項9に記載の撮像システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、撮像システム及び冷却装置に関し、特にデジタルカメラ等の撮像装置に冷却装置を装着して構成される撮像システムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
デジタルカメラ等の撮像装置では、撮像素子の画素数の増大、画像処理の高速化、動画撮影機能の向上等の高機能化によって、各種の半導体デバイスを含む電子部品の発熱量が増大する傾向が見受けられる。十分な放熱性能を有する放熱機構を撮像装置の内部に設けることは、撮像装置の大型化を招く等の理由で、容易ではない。
【0003】
そこで、発熱量が大きくなる使用条件下において十分な放熱性能が得られるように、撮像装置に着脱可能な外付け冷却装置が種々提案されている。例えば特許文献1は、撮像装置の筐体に着脱可能であって、吸熱面と発熱面を有し、吸熱面から撮像装置の吸気口に空気を供給し、発熱面からは撮像装置の吸気口に空気が供給されないように構成された外付け冷却装置を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-145327号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記特許文献1に開示された技術では、外付け冷却装置の体積が大きいために、撮像装置が小型化されていてもその特徴が相殺されてしまい、また、全体が大型化することで撮像装置の操作性が低下してしまう。
【0006】
また、背面にバリアングル表示装置等の収納スペースを備える撮像装置では、装置本体の側面側に表示装置を回動させることによって露出する装置本体の背面は、装置内部の発熱部に近いことが多い。よって、装置本体の背面からの放熱を促進することで装置内部の温度上昇を抑制することができると考えられる。そして、装置本体の背面に対して着脱が容易で、小型の外付け冷却装置を実現することができれば、撮像装置の操作性を低下させることもないと考えられる。
【0007】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、撮像装置の本体部に対する着脱が容易で、撮像装置の操作性を維持することができる外付け冷却装置を備えた撮像システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係る撮像システムは、撮像装置と、前記撮像装置に装着された冷却装置とを備える撮像システムであって、前記撮像装置は、閉位置と開位置との間で回動可能な表示装置と、前記閉位置において前記表示装置を収納する凹部と、を有し、前記冷却装置は、ファンを収納したファン収納部と、前記ファン収納部を挟むように前記ファン収納部に連結され、且つ、前記ファン収納部を挟む方向での距離を変更可能な2つの着脱操作部と、を有し、前記冷却装置は、前記2つの着脱操作部がそれぞれ前記凹部の対向する側壁部に当接することで前記凹部に保持され、前記凹部の底面は前記撮像装置の内部で発生した熱を外部へ放出するための放熱面を有し、且つ、前記ファンが前記放熱面と対向していることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、撮像装置の本体部に対する着脱が容易で、撮像装置の操作性を維持することができる外付け冷却装置を備えた撮像システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
デジタルカメラの前面斜視図である。
デジタルカメラの背面斜視図である。
デジタルカメラに着脱可能な第1実施形態に係る冷却装置の斜視図である。
第1実施形態に係る冷却装置の分解斜視図である。
第1実施形態に係る撮像システムの斜視図である。
第1実施形態係る撮像システムのブロック図である。
第2実施形態に係る冷却装置の斜視図である。
第2実施形態に係る冷却装置の分解斜視図である。
第2実施形態に係る撮像システムの斜視図である。
本発明の第3の実施の形態による冷却装置の外観を表す図である。
本発明の第3の実施の形態による冷却装置の分解斜視図である。
本発明の第3の実施の形態による撮像装置と冷却装置を取り付けた時を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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