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公開番号
2025067066
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-24
出願番号
2023176743
出願日
2023-10-12
発明の名称
コネクタ
出願人
住友電装株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H01R
13/42 20060101AFI20250417BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】リテーナの設計自由度の向上を可能としたコネクタを提供する。
【解決手段】コネクタ10は、筒状をなす周壁21を有するハウジング11と、ハウジング11に取り付けられるリテーナ12とを備える。周壁21は、周壁21の軸線L1方向の端部において、リテーナ12を取り付けるための取付用開口部23を有している。リテーナ12は、取付用開口部23を通じて周壁21の内部に着脱可能に構成されている。リテーナ12は、リテーナ12を周壁21の内部から取り外すための棒状の治具Jの先端を引っ掛けることが可能とされた引っ掛け部51を有している。周壁21は、周壁21を貫通する治具挿入孔32を有している。コネクタ10は、治具挿入孔32を通じて治具Jの先端を引っ掛け部51に引っ掛けることが可能に構成されている。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
筒状をなす周壁を有するハウジングと、
前記ハウジングに取り付けられるリテーナと、を備えたコネクタであって、
前記周壁は、前記周壁の軸線方向の端部において、前記リテーナを取り付けるための取付用開口部を有し、
前記リテーナは、前記取付用開口部を通じて前記周壁の内部に着脱可能に構成され、
前記リテーナは、前記リテーナを前記周壁の内部から取り外すための棒状の治具の先端を引っ掛けることが可能とされた引っ掛け部を有し、
前記周壁は、前記周壁を貫通する治具挿入孔を有し、
前記治具挿入孔を通じて前記治具の先端を前記引っ掛け部に引っ掛けることが可能に構成されている、
コネクタ。
続きを表示(約 580 文字)
【請求項2】
前記周壁は、前記治具挿入孔の周縁から前記周壁の外周側に突出する補強リブを有し、
前記周壁の軸線方向における前記治具挿入孔の両端部について、前記取付用開口部に近い方を第1端部とし、前記取付用開口部から遠い方を第2端部としたとき、
前記補強リブは、前記治具挿入孔における少なくとも前記第2端部の周縁に設けられている、
請求項1に記載のコネクタ。
【請求項3】
前記周壁の軸線方向における前記治具挿入孔の両端部について、前記取付用開口部に近い方を第1端部とし、前記取付用開口部から遠い方を第2端部としたとき、
前記治具挿入孔における前記第2端部の内周面には、前記周壁の外周側に向かって傾斜する傾斜面が形成されている、
請求項1に記載のコネクタ。
【請求項4】
前記ハウジングは、前記周壁の内側において端子収容ブロックを備え、
前記リテーナは、前記周壁の内側で前記端子収容ブロックを囲む内周壁を備え、
前記内周壁は、前記引っ掛け部と、前記周壁の軸線方向において前記端子収容ブロックに係止される係止片と、を有しており、
前記引っ掛け部と前記係止片とは、前記周壁の軸線方向において互いに並んで設けられている、
請求項1に記載のコネクタ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、コネクタに関するものである。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1には、筒状をなす周壁を有するハウジングと、ハウジングに取り付けられるリテーナとを備えたコネクタが記載されている。ハウジングの周壁は、その軸方向端部において取付用開口部を有している。リテーナは、取付用開口部を通じて周壁の内部に着脱可能に構成されている。取付用開口部には、相手コネクタが嵌合される。リテーナは、棒状の治具の先端を引っ掛けることが可能とされた引っ掛け部を有している。リテーナを周壁の内部から取り外す際には、取付用開口部を通じて治具を周壁の内部に挿入するとともに、同治具の先端を引っ掛け部に引っ掛ける。そして、取付用開口部の周縁を支点として治具をてこ操作することで、リテーナを周壁の内部から引き出すことが可能となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2005-322488号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のようなコネクタのリテーナでは、周壁の開口部に挿入した治具が届く範囲に引っ掛かり部を設定する必要がある。このことが、リテーナの設計自由度を低下させる一因となっていた。
【0005】
本開示の目的は、リテーナの設計自由度の向上を可能としたコネクタを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示のコネクタは、筒状をなす周壁を有するハウジングと、前記ハウジングに取り付けられるリテーナと、を備えたコネクタであって、前記周壁は、前記周壁の軸線方向の端部において、前記リテーナを取り付けるための取付用開口部を有し、前記リテーナは、前記取付用開口部を通じて前記周壁の内部に着脱可能に構成され、前記リテーナは、前記リテーナを前記周壁の内部から取り外すための棒状の治具の先端を引っ掛けることが可能とされた引っ掛け部を有し、前記周壁は、前記周壁を貫通する治具挿入孔を有し、前記治具挿入孔を通じて前記治具の先端を前記引っ掛け部に引っ掛けることが可能に構成されている。
【発明の効果】
【0007】
本開示のコネクタによれば、リテーナの設計自由度を向上させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、一実施形態におけるコネクタの斜視図である。
図2は、同実施形態におけるハウジングおよびリテーナの斜視図である。
図3は、同実施形態におけるコネクタの断面図である。
図4は、同実施形態におけるコネクタの側面図である。
図5は、図4における5-5線断面図である。
図6は、図4における6-6線断面図である。
図7は、同実施形態においてリテーナを取り外す態様を説明するための断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
本開示のコネクタは、
[1]筒状をなす周壁を有するハウジングと、前記ハウジングに取り付けられるリテーナと、を備えたコネクタであって、前記周壁は、前記周壁の軸線方向の端部において、前記リテーナを取り付けるための取付用開口部を有し、前記リテーナは、前記取付用開口部を通じて前記周壁の内部に着脱可能に構成され、前記リテーナは、前記リテーナを前記周壁の内部から取り外すための棒状の治具の先端を引っ掛けることが可能とされた引っ掛け部を有し、前記周壁は、前記周壁を貫通する治具挿入孔を有し、前記治具挿入孔を通じて前記治具の先端を前記引っ掛け部に引っ掛けることが可能に構成されている。
【0010】
この構成によれば、棒状の治具を、治具挿入孔を通じて周壁の外周側から周壁の内部に挿入し、治具の先端をリテーナの引っ掛け部に引っ掛けることが可能となる。そして、例えば、治具挿入孔の周縁を支点として治具をてこ操作することで、リテーナを周壁の内部から引き出すことが可能である。上記構成によれば、リテーナにおいて引っ掛け部を設定可能な位置が取付用開口部の近傍に限定されない。これにより、リテーナの設計自由度を向上させることが可能となる。
(【0011】以降は省略されています)
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