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公開番号2025082486
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-29
出願番号2023195843
出願日2023-11-17
発明の名称半導体装置
出願人ローム株式会社
代理人弁理士法人あい特許事務所
主分類H01L 21/3205 20060101AFI20250522BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】パッドの認識間違いを防止できる半導体装置を提供する。
【解決手段】金属層を有する半導体素子と、金属層を部分的に覆う絶縁膜と、金属層のうち絶縁膜から露出した第1部位である電極パッド4012と、金属層のうち絶縁膜から露出した第2部位である放熱用パッド4011と、電極パッド4012に接合されたワイヤ51と、放熱用パッド4011に接合された金属塊6とを含み、電極パッド4012は、平面視において第1形状であると認識されるパターンで形成されており、放熱用パッド4011は、平面視において第1形状とは異なる第2形状であると認識されるパターンで形成されている、半導体装置を提供する。
【選択図】図26
特許請求の範囲【請求項1】
金属層を有する半導体素子と、
前記金属層を部分的に覆う絶縁膜と、
前記金属層のうち前記絶縁膜から露出した第1部位である電極パッドと、
前記金属層のうち前記絶縁膜から露出した第2部位である放熱用パッドと、
前記電極パッドに接合されたワイヤと、
前記放熱用パッドに接合された金属塊とを含み、
前記電極パッドは、平面視において第1形状であると認識されるパターンで形成されており、
前記放熱用パッドは、平面視において前記第1形状とは異なる第2形状であると認識されるパターンで形成されている、半導体装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記ワイヤおよび前記金属塊のいずれか一方の配置基準となる配置基準部が形成されており、
前記配置基準部のパターンに基づいて前記第2形状が前記第1形状とは異なる形状であると認識可能である、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項3】
前記配置基準部は、前記電極パッドまたは前記放熱用パッドの端縁の一部によって形成された端縁マークを含む、請求項2に記載の半導体装置。
【請求項4】
第1方向および第2方向の少なくとも一方において互いに対向する一対の前記端縁マークが形成されている、請求項3に記載の半導体装置。
【請求項5】
前記配置基準部は、前記電極パッドまたは前記放熱用パッドの周囲に近接した位置に独立して配置され、前記金属層のうち前記絶縁膜から露出した部位である離間マークを含む、請求項2に記載の半導体装置。
【請求項6】
第1方向および第2方向の少なくとも一方において、前記電極パッドまたは前記放熱用パッドを挟んで互いに対向する一対の前記離間マークが形成されている、請求項5に記載の半導体装置。
【請求項7】
電極パッドは、平面視において、第1幾何学的形状に形成されており、
前記放熱用パッドは、平面視において、前記第1幾何学的形状とは異なる第2幾何学的形状に形成されている、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項8】
前記電極パッドは、平面視において、第1多角形状に形成されており、
前記放熱用パッドは、平面視において、前記第1多角形状とは異なる第2多角形状に形成されている、請求項7に記載の半導体装置。
【請求項9】
前記電極パッドは、平面視において、多角形状に形成されており、
前記放熱用パッドは、平面視において、円形状に形成されている、請求項7に記載の半導体装置。
【請求項10】
前記電極パッドは、平面視において、第1幾何学的形状に形成されており、
前記放熱用パッドは、平面視において、前記第1幾何学的形状に形成されており、
前記第1幾何学的形状に設定した基準線と第1方向に沿う第2基準線との間の角度が、前記電極パッドおよび前記放熱用パッドで互いに異なっている、請求項1に記載の半導体装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、半導体装置に関する。
続きを表示(約 3,100 文字)【背景技術】
【0002】
様々な産業機器や自動車における電流制御に、スイッチング素子が用いられている。特許文献1には、従来のスイッチング素子の一例が開示されている。スイッチング素子は、電流を遮断する際に生じる起電力によって、エネルギーが生じる。アクティブクランプは、このエネルギーをスイッチング素子で吸収する機能である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-212930号公報
【0004】
[概要]
本開示の一実施形態は、金属層を有する半導体素子と、前記金属層を部分的に覆う絶縁膜と、前記金属層のうち前記絶縁膜から露出した第1部位である電極パッドと、前記金属層のうち前記絶縁膜から露出した第2部位である放熱用パッドと、前記電極パッドに接合されたワイヤと、前記放熱用パッドに接合された金属塊とを含み、前記電極パッドは、平面視において第1形状であると認識されるパターンで形成されており、前記放熱用パッドは、平面視において前記第1形状とは異なる第2形状であると認識されるパターンで形成されている、半導体装置を提供する。
【図面の簡単な説明】
【0005】
図1は、本開示の一実施形態に係る半導体装置を示す平面図である。
図2は、本開示の一実施形態に係る半導体装置を示す部分平面図である。
図3は、本開示の一実施形態に係る半導体装置の半導体素子を示す回路図である。
図4は、本開示の一実施形態に係る半導体装置を示す正面図である。
図5は、本開示の一実施形態に係る半導体装置を示す側面図である。
図6は、図2のVI-VI線に沿う断面図である。
図7は、図2のVII-VII線に沿う断面図である。
図8は、本開示の一実施形態に係る半導体装置の半導体素子を示す平面図である。
図9は、半導体素子の部分拡大断面図である。
図10は、本開示の一実施形態に係る半導体装置の金属塊を示す平面図である。
図11は、図10のXI-XI線に沿う断面図である。
図12は、本開示の一実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す部分断面図である。
図13は、本開示の一実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す部分断面図である。
図14は、本開示の一実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す部分断面図である。
図15は、本開示の一実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す部分断面図である。
図16は、本開示の一実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す部分断面図である。
図17は、本開示の一実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す部分断面図である。
図18は、第1電極の第1パターンを示す模式的な平面図である。
図19は、第1電極の第2パターンを示す模式的な平面図である。
図20は、第1電極の第3パターンを示す模式的な平面図である。
図21は、第1電極の第4パターンを示す模式的な平面図である。
図22は、第1電極の第5パターンを示す模式的な平面図である。
図23は、第1電極の第6パターンを示す模式的な平面図である。
図24は、第1電極の第7パターンを示す模式的な平面図である。
図25は、第1電極の第8パターンを示す模式的な平面図である。
図26は、第1電極のパターンの組み合わせを示す模式的な平面図である。
図27は、第1電極のパターンの組み合わせを示す模式的な平面図である。
図28は、第1電極のパターンの組み合わせを示す模式的な平面図である。
図29は、第1電極のパターンの組み合わせを示す模式的な平面図である。
図30は、第1電極のパターンの組み合わせを示す模式的な平面図である。
図31は、第1電極のパターンの組み合わせを示す模式的な平面図である。
図32は、第1電極のパターンの組み合わせを示す模式的な平面図である。
図33は、本開示の一実施形態に係る半導体素子の変形例を示す平面図である。
図34は、第1領域の第1変形例を示す模式的な平面図である。
図35は、第1領域の第2変形例を示す模式的な平面図である。
図36は、第1領域の第3変形例を示す模式的な平面図である。
図37は、第1領域の第4変形例を示す模式的な平面図である。
【0006】
[詳細な説明]
次に、本開示の実施形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。
【0007】
本開示における「第1」、「第2」、「第3」等の用語は、単に識別のために用いたものであり、それらの対象物に順列を付することを意図していない。
【0008】
本開示において、「ある物Aがある物Bに形成されている」および「ある物Aがある物B上に形成されている」とは、特段の断りのない限り、「ある物Aがある物Bに直接形成されていること」、および、「ある物Aとある物Bとの間に他の物を介在させつつ、ある物Aがある物Bに形成されていること」を含む。同様に、「ある物Aがある物Bに配置されている」および「ある物Aがある物B上に配置されている」とは、特段の断りのない限り、「ある物Aがある物Bに直接配置されていること」、および、「ある物Aとある物Bとの間に他の物を介在させつつ、ある物Aがある物Bに配置されていること」を含む。同様に、「ある物Aがある物B上に位置している」とは、特段の断りのない限り、「ある物Aがある物Bに接して、ある物Aがある物B上に位置していること」、および、「ある物Aとある物Bとの間に他の物が介在しつつ、ある物Aがある物B上に位置していること」を含む。また、「ある物Aがある物Bにある方向に見て重なる」とは、特段の断りのない限り、「ある物Aがある物Bのすべてに重なること」、および、「ある物Aがある物Bの一部に重なること」を含む。また、本開示において「ある面Aが方向B(の一方側または他方側)を向く」とは、面Aの方向Bに対する角度が90°である場合に限定されず、面Aが方向Bに対して傾いている場合を含む。
【0009】
[半導体装置A1の全体構造]
図1~図11は、本開示の一実施形態に係る半導体装置A1を示している。この形態の半導体装置A1は、第1リード1、複数の第2リード2、複数の第3リード3、半導体素子4、複数の第1ワイヤ51、複数の第2ワイヤ52、複数の金属塊6および封止樹脂8を備えている。
【0010】
図1は、半導体装置A1を示す平面図である。図2は、半導体装置A1を示す部分平面図である。図4は、半導体装置A1を示す正面図である。図5は、半導体装置A1を示す側面図である。図6は、図2のVI-VI線に沿う断面図である。図7は、図2のVII-VII線に沿う断面図である。図8は、半導体素子4を示す平面図である。図9は、半導体素子4の部分拡大断面図である。図10は、金属塊6を示す平面図である。図11は、図10のXI-XI線に沿う断面図である。これらの図において、z方向は、本開示の「厚さ方向」に相当する。x方向は、本開示の「第1方向」に相当する。y方向は、本開示の「第2方向」に相当する。
(【0011】以降は省略されています)

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