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公開番号2025098355
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-02
出願番号2023214435
出願日2023-12-20
発明の名称半導体装置、および通信システム
出願人ローム株式会社
代理人弁理士法人 佐野特許事務所
主分類G06F 13/38 20060101AFI20250625BHJP(計算;計数)
要約【課題】対象デバイスに対するデータ書込みを効果的な構成によって実現できる半導体装置を提供する。
【解決手段】半導体装置(1)は、クロック(SCL)と通信データ(SDA)とを用いたデータ通信を行うように構成される通信部(2)と、レジスタ(21)と、入力端子(Ti)と、出力端子(To)と、を備え、前記通信部は、前記入力端子に入力されるイネーブル入力信号が第1レベルの場合に、前記データ通信によるコマンドに基づいて前記レジスタにおけるデータの書き換えが可能であり、前記出力端子から出力されるイネーブル出力信号は、前記第1レベルまたは第2レベルをとりうる信号である。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
クロックと通信データとを用いたデータ通信を行うように構成される通信部と、
レジスタと、
入力端子と、
出力端子と、
を備え、
前記通信部は、前記入力端子に入力されるイネーブル入力信号が第1レベルの場合に、前記データ通信によるコマンドに基づいて前記レジスタにおけるデータの書き換えが可能であり、
前記出力端子から出力されるイネーブル出力信号は、前記第1レベルまたは第2レベルをとりうる信号である、半導体装置。
続きを表示(約 930 文字)【請求項2】
前記通信部は、前記レジスタにおいて前記データの書き換えがされたときに、前記イネーブル出力信号を第2レベルから第1レベルに切り替える、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項3】
前記通信部は、前記データ通信によりデータ書き換え用のコマンドの後に送られる出力信号切替え用のコマンドを受信したときに、前記イネーブル出力信号を第2レベルから第1レベルに切り替える、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項4】
前記通信部は、前記データ通信によりデータ書き換え用のコマンドが送られた回数をカウントし、カウントした回数が所定回数に達した場合に、前記イネーブル出力信号を第2レベルから第1レベルに切り替える、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項5】
前記クロックが入力可能に構成されるクロック端子と、前記入力端子に接続されるD端子と、出力信号を出力可能に構成されるQ出力端子と、を含むフリップフロップを備え、
前記出力信号に基づいて前記イネーブル出力信号が出力される、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項6】
外部端子としてのリセット端子を備え、
前記フリップフロップは、前記リセット端子に入力される信号によりリセットされるように構成される、請求項5に記載の半導体装置。
【請求項7】
電源電圧を監視するように構成されるパワーオンリセット部を備え、
前記フリップフロップは、前記パワーオンリセット部によりリセットされるように構成される、請求項5に記載の半導体装置。
【請求項8】
前記フリップフロップは、前記データ通信に基づき前記通信部によりリセットされるように構成される、請求項5に記載の半導体装置。
【請求項9】
前記イネーブル出力信号を出力するように構成される出力回路を備える、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項10】
前記出力回路は、Nチャネル型MOSFETのオープンドレイン構成、またはCMOS構造を有する、請求項9に記載の半導体装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、半導体装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来、I2C(Inter-Integrated Circuit)と呼ばれるシリアル通信規格に準拠した通
信を行う半導体装置が知られている(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-97489号公報
【0004】
[概要]
I2Cでは、マスターデバイスに対してI2Cバスを介して複数のスレーブデバイスを
接続することが可能である。
【0005】
本開示は、対象デバイスに対するデータ書込みを効果的な構成によって実現できる半導体装置を提供することを目的とする。
【0006】
本開示の一態様に係る半導体装置は、
クロックと通信データとを用いたデータ通信を行うように構成される通信部と、
レジスタと、
入力端子と、
出力端子と、
を備え、
前記通信部は、前記入力端子に入力されるイネーブル入力信号が第1レベルの場合に、前記データ通信によるコマンドに基づいて前記レジスタにおけるデータの書き換えが可能であり、
前記出力端子から出力されるイネーブル出力信号は、前記第1レベルまたは第2レベルをとりうる信号である構成をしている。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、本開示の第1実施形態に係る通信システムの構成を示す図である。
図2は、半導体装置の内部構成を示す図である。
図3は、通信データSDAとクロックSCLの一例を示すタイミングチャートである。
図4は、出力回路の第1例を示す図である。
図5は、出力回路の第2例を示す図である。
図6は、第1実施形態に係る通信システムにおけるスレーブアドレス設定動作の例を示すタイミングチャートである。
図7は、第1実施形態の変形例に係る通信システムの構成を示す図である。
図8は、第1実施形態の変形例に係るスレーブアドレス設定動作の例を示すタイミングチャートである。
図9は、第2実施形態に係る半導体装置の内部構成を示す図である。
図10は、第2実施形態に係る通信システムにおけるスレーブアドレス設定動作の例を示すタイミングチャートである。
図11は、データ書き換えのための条件を説明するための図である。
図12は、第2実施形態に係るアドレス設定動作の別の例を示すタイミングチャートである。
図13は、第2実施形態に係るアドレス設定動作のさらに別の例を示すタイミングチャートである。
図14は、第2実施形態に係るデータ書き込み動作例を示すタイミングチャートである。
図15は、フリップフロップのリセットに関する構成の第1例を示す図である。
図16は、フリップフロップのリセットに関する構成の第2例を示す図である。
図17は、フリップフロップのリセットに関する構成の第3例を示す図である。
図18は、比較例に係る通信システムの構成を示す図である。
【0008】
[詳細な説明]
以下、本開示の例示的な実施形態について、図面を参照して説明する。
【0009】
<比較例>
ここでは、本開示の実施形態について説明する前に対比のための比較例について述べる。図18は、比較例に係る通信システム200の構成を示す図である。通信システム200は、I2C通信を行うシステムである。通信システム200は、制御装置(図示せず)と、複数の半導体装置100A~100Cと、バス300と、を備える。上記制御装置と、半導体装置100A~100Cは、バス300を介して通信を行う。なお、半導体装置の個数は、図18のように3個に限らず、複数個とすることができる。
【0010】
上記制御装置は、例えばマイコンで構成され、マスターデバイスとして機能する。半導体装置100A~100Cは、それぞれスレーブデバイスとして機能するIC(集積回路)として構成される。半導体装置100A~100Cは、同一の製品である。
(【0011】以降は省略されています)

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