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公開番号
2025078205
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-20
出願番号
2023190618
出願日
2023-11-08
発明の名称
データ転送システム
出願人
株式会社アジラ
代理人
個人
主分類
G06T
7/20 20170101AFI20250513BHJP(計算;計数)
要約
【課題】データ転送コスト等を低減させながら、映像に映った注目行動をクラウド上で判定することが可能なデータ転送システムを提供する。
【解決手段】データ転送システム1では、変換部4が、対象映像Yに映った対象行動体Zから検出された特徴点に関するオリジナルデータを低ビットレートデータに変換してクラウドAに送信し、クラウドA上に設けられた判定部6が、低ビットレートデータに含まれる特徴点の変位に基づき、注目行動が行われたか否かの一次判定を行う。一次判定において注目行動が行われたと判定された場合には、変換部4は、注目行動が行われたと判定された低ビットレートデータに対応するオリジナルデータ又は高ビットレートデータを改めてクラウドAに送信し、判定部6は、オリジナルデータ又は高ビットレートデータに含まれる特徴点の変位に基づき、注目行動が行われたか否かの二次判定を行う。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
撮影手段により撮影された対象映像を取得する取得部と、
前記対象映像に映った対象行動体の特徴点を検出する検出部と、
前記検出された特徴点に関するオリジナルデータを低ビットレートデータに変換してクラウドに送信する変換部と、
前記クラウド上に設けられ、行動体が注目行動を行った場合の前記行動体の特徴点の変位を記憶した記憶部と、
前記クラウド上に設けられ、前記記憶された特徴点の変位と、前記低ビットレートデータに含まれる特徴点の変位と、に基づき、前記注目行動が行われたか否かの一次判定を行う判定部と、
前記注目行動が行われたと判定された場合に、前記クラウドと通信可能なユーザ端末に前記判定の結果を送信可能な送信部と、
を備え、
前記判定部は、前記一次判定において注目行動が行われたと判定した場合には、その旨を示す検知信号を前記変換部に送信し、
前記変換部は、前記検知信号に応じて、前記注目行動が行われたと判定された低ビットレートデータに対応するオリジナルデータを改めて前記クラウドに送信、又は、前記注目行動が行われたと判定された低ビットレートデータを高ビットレートデータに変換して改めて前記クラウドに送信し、
前記判定部は、前記記憶された特徴点の変位と、前記オリジナルデータ又は高ビットレートデータに含まれる特徴点の変位と、に基づき、前記注目行動が行われたか否かの二次判定を行うことを特徴とするデータ転送システム。
続きを表示(約 1,700 文字)
【請求項2】
所定範囲を撮影するように設置された前記撮影手段により撮影されたサンプル映像を取得する学習側取得部と、
前記サンプル映像に映ったサンプル行動体の行動を検出する学習側検出部と、
前記学習側検出部によって検出された多数の前記行動に基づき、前記所定範囲における一又は複数の通常の行動を決定する決定部と、
を更に備え、
前記判定部は、前記一次判定において、前記低ビットレートデータに含まれる特徴点の変位が前記通常の行動に相当しない場合に、前記注目行動が行われたと判定することを特徴とする請求項1に記載の注目行動呼びかけシステム。
【請求項3】
前記送信部は、前記一次判定において前記注目行動が行われたと判定された場合には、前記二次判定においても前記注目行動が行われたと判定された場合に、前記判定の結果を前記ユーザ端末に送信することを特徴とする請求項1に記載の注目行動呼びかけシステム。
【請求項4】
コンピュータと、行動体が注目行動を行った場合の前記行動体の特徴点の変位が記憶されたクラウドと、で協働して実行されるプログラムであって、
前記コンピュータ上で、撮影手段により撮影された対象映像を取得するステップと、
前記コンピュータ上で、前記対象映像に映った対象行動体の特徴点を検出するステップと、
前記コンピュータ上で、前記検出された特徴点に関するオリジナルデータを低ビットレートデータに変換して前記クラウドに送信するステップと、
前記クラウド上で、前記記憶された特徴点の変位と、前記低ビットレートデータに含まれる特徴点の変位と、に基づき、前記注目行動が行われたか否かの一次判定を行うステップと、
前記クラウド上で、前記一次判定において注目行動が行われたと判定した場合には、その旨を示す検知信号を前記コンピュータに送信するステップと、
前記コンピュータ上で、前記検知信号に応じて、前記注目行動が行われたと判定された低ビットレートデータに対応するオリジナルデータを改めて前記クラウドに送信、又は、前記注目行動が行われたと判定された低ビットレートデータを高ビットレートデータに変換して改めて前記クラウドに送信するステップと、
前記クラウド上で、前記記憶された特徴点の変位と、前記オリジナルデータ又は高ビットレートデータに含まれる特徴点の変位と、に基づき、前記注目行動が行われたか否かの二次判定を行うステップと、
を備えたことを特徴とするデータ転送プログラム。
【請求項5】
コンピュータと、行動体が注目行動を行った場合の前記行動体の特徴点の変位が記憶されたクラウドと、で協働して実行される方法であって、
前記コンピュータ上で、撮影手段により撮影された対象映像を取得するステップと、
前記コンピュータ上で、前記対象映像に映った対象行動体の特徴点を検出するステップと、
前記コンピュータ上で、前記検出された特徴点に関するオリジナルデータを低ビットレートデータに変換して前記クラウドに送信するステップと、
前記クラウド上で、前記記憶された特徴点の変位と、前記低ビットレートデータに含まれる特徴点の変位と、に基づき、前記注目行動が行われたか否かの一次判定を行うステップと、
前記クラウド上で、前記一次判定において注目行動が行われたと判定した場合には、その旨を示す検知信号を前記コンピュータに送信するステップと、
前記コンピュータ上で、前記検知信号に応じて、前記注目行動が行われたと判定された低ビットレートデータに対応するオリジナルデータを改めて前記クラウドに送信、又は、前記注目行動が行われたと判定された低ビットレートデータを高ビットレートデータに変換して改めて前記クラウドに送信するステップと、
前記クラウド上で、前記記憶された特徴点の変位と、前記オリジナルデータ又は高ビットレートデータに含まれる特徴点の変位と、に基づき、前記注目行動が行われたか否かの二次判定を行うステップと、
を備えたことを特徴とするデータ転送方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、データ転送コスト等を低減させながら、映像に映った注目行動をクラウド上で判定することが可能なデータ転送システムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来より、エッジ側に設けられた動物行動推定支援装置から受信した推定対象動物の時系列特徴点位置情報に基づいて、クラウド側に設けられた動物行動推定装置が推定対象動物の行動の種別を推定する動物行動推定システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-144631号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記システムでは、エッジ側に設けられた動物行動推定支援装置が、動物行動を推定するためのデータのうち不要なデータを廃棄し、有効なデータのみを最小限に圧縮して、クラウド側に設けられた動物行動推定装置に転送している。
【0005】
本発明は、上記とは異なった方法で、データ転送コスト等を低減させながら、映像に映った注目行動をクラウド上で判定することが可能なデータ転送システムを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、 撮影手段により撮影された対象映像を取得する取得部と、前記対象映像に映った対象行動体の特徴点を検出する検出部と、前記検出された特徴点に関するオリジナルデータを低ビットレートデータに変換してクラウドに送信する変換部と、前記クラウド上に設けられ、行動体が注目行動を行った場合の前記行動体の特徴点の変位を記憶した記憶部と、前記クラウド上に設けられ、前記記憶された特徴点の変位と、前記低ビットレートデータに含まれる特徴点の変位と、に基づき、前記注目行動が行われたか否かの一次判定を行う判定部と、前記注目行動が行われたと判定された場合に、前記クラウドと通信可能なユーザ端末に前記判定の結果を送信可能な送信部と、を備え、前記判定部は、前記一次判定において注目行動が行われたと判定した場合には、その旨を示す検知信号を前記変換部に送信し、前記変換部は、前記検知信号に応じて、前記注目行動が行われたと判定された低ビットレートデータに対応するオリジナルデータを改めて前記クラウドに送信、又は、前記注目行動が行われたと判定された低ビットレートデータを高ビットレートデータに変換して改めて前記クラウドに送信し、前記判定部は、前記記憶された特徴点の変位と、前記オリジナルデータ又は高ビットレートデータに含まれる特徴点の変位と、に基づき、前記注目行動が行われたか否かの二次判定を行うことを特徴とするデータ転送システムを提供している。
【0007】
このような構成によれば、判定の信頼性を確保しながらも、データ転送システムからクラウドへのデータ転送、クラウドからユーザ端末へのデータ転送、及び、クラウドにおけるデータ保存にかかるコストを大幅に低減させることが可能となる。
【0008】
また、本発明の別の観点では、上記データ転送システムに対応するデータ転送プログラム及びデータ転送方法を提供している。
【発明の効果】
【0009】
本発明のデータ転送システムによれば、データ転送コスト等を低減させながら、映像に映った注目行動をクラウド上で判定することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の実施の形態によるデータ転送システムの説明図
本発明の実施の形態による対象映像の説明図
本発明の実施の形態によるデータ転送システムのブロック図
本発明の実施の形態によるデータ転送システムのフローチャート
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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