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公開番号
2025095877
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-26
出願番号
2023212249
出願日
2023-12-15
発明の名称
検知回路、半導体集積回路装置、検知システム、及び車両
出願人
ローム株式会社
代理人
弁理士法人 佐野特許事務所
主分類
G05F
1/10 20060101AFI20250619BHJP(制御;調整)
要約
【課題】バンドギャップ回路に供給される電源電圧が低くなり、バンドギャップ回路の動作限界を検知する検知回路、半導体集積回路装置、検知システム及び車両を提供する。
【解決手段】モータシステム(SYS1)において、ゲート駆動装置(2)の検知回路(28)は、定電流源(26)から出力される第1電流(I1)と、バンドギャップ回路(27)で消費される第2電流(I2)と、第1電流から第2電流を引いた第3電流(I3)に基づき、バンドギャップ回路の動作限界を検知する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
第1電流は電流源から出力される電流であり、第2電流はバンドギャップ回路で消費される電流であって、前記第1電流から前記第2電流を引いた第3電流に基づき、前記バンドギャップ回路の動作限界を検知するように構成されている、検知回路。
続きを表示(約 570 文字)
【請求項2】
前記第3電流が閾値以下であるときに前記バンドギャップ回路の動作限界を検知するように構成されている、請求項1に記載の検知回路。
【請求項3】
前記バンドギャップ回路の動作限界を検知していない状態から前記バンドギャップ回路の動作限界を検知した状態への遷移を抑制するように構成されているフィルタ回路を備える、請求項1に記載の検知回路。
【請求項4】
請求項1に記載の検知回路と、
前記バンドギャップ回路と、
を備える、半導体集積回路装置。
【請求項5】
前記電流源を備える、請求項4に記載の半導体集積回路装置。
【請求項6】
前記電流源は定電流源である、請求項5に記載の半導体集積回路装置。
【請求項7】
請求項1に記載の検知回路と、
前記バンドギャップ回路と、
を備える、検知システム。
【請求項8】
前記電流源を備える、請求項7に記載の検知システム。
【請求項9】
前記電流源は定電流源である、請求項8に記載の検知システム。
【請求項10】
請求項4~6のいずれか一項に記載の半導体集積回路装置又は請求項7~9のいずれか一項に記載の検知システムを備える、車両。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書中に開示されている発明は、検知回路、半導体集積回路装置、検知システム、及び車両に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
バンドギャップ回路は、半導体材料の物性であるバンドギャップ電圧を利用して温度変動、電源電圧変動に対して安定な電圧値の基準電圧を生成する回路である。バンドギャップ回路は、バンドギャップレファレンス回路、バンドギャップ型定電圧回路等とも呼ばれる。
【0003】
バンドギャップ回路から出力される基準電圧は、様々な用途で利用される。例えば、バンドギャップ回路から出力される基準電圧は、UVLO(Under Voltage Lock Out)回路で利用される(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
バンドギャップ回路から出力される基準電圧を利用するUVLO回路は、監視対象電圧がバンドギャップ回路から出力される基準電圧以下に低下した場合、保護対象回路(駆動回路など)が正常に動作しないことによる予期せぬ不具合を防止するために、保護対象回路をオンさせないようにする必要がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2013-143831号公報(段落0082乃至0083)
【0006】
[概要]
しかしながら、バンドギャップ回路に供給される電源電圧が低くなりバンドギャップ回路が動作限界に達すると、バンドギャップ回路から出力される基準電圧を利用するUVLO回路も動作限界に達し通常制御を実行できなくなるおそれがある。
【0007】
このため、例えばバイポーラトランジスタ及び複数のダイオードによって構成される直列回路がUVLO回路及びバンドギャップ回路ともに用いられることがある。この場合、バンドギャップ回路に供給される電源電圧がバイポーラトランジスタのコレクタ・エミッタ間飽和電圧と複数のダイオードの合計順方向電圧との和より下回ったときに、UVLO回路の出力をマスクする対策が実施される。バイポーラトランジスタのコレクタ・エミッタ間飽和電圧と複数のダイオードの合計順方向電圧との和は、バンドギャップ回路が動作限界に達するより少し前の電源電圧の値に設定される。
【0008】
ところが、ダイオードの順方向電圧は、温度特性を有しており、製造ばらつきも大きいため、バイポーラトランジスタのコレクタ・エミッタ間飽和電圧と複数のダイオードの合計順方向電圧との和をバンドギャップ回路が動作限界に達する電源電圧の値に近づけることが困難であった。したがって、バンドギャップ回路から出力される基準電圧の値と、バンドギャップ回路が動作限界に達する電源電圧の値との差が小さい場合には、上述したUVLO回路の出力をマスクする対策を実施することができないという問題がある。
【0009】
本明細書中に開示されている検知回路は、第1電流(I1)は電流源から出力される電流であり、第2電流(I2)はバンドギャップ回路で消費される電流であって、前記第1電流から前記第2電流を引いた第3電流(I3)に基づき、前記バンドギャップ回路の動作限界を検知するように構成されている。
【0010】
本明細書中に開示されている半導体集積回路装置は、上記構成の検知回路と、前記バンドギャップ回路と、を備える。
(【0011】以降は省略されています)
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