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公開番号2025099470
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-03
出願番号2023216150
出願日2023-12-21
発明の名称半導体装置および表示システム
出願人ローム株式会社
代理人個人,個人
主分類G09G 5/00 20060101AFI20250626BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約【課題】出力画像データにOSDキャラクタが正常に重畳されているか否かを判定するためのデータを提供できる半導体装置および表示システムを提供する。
【解決手段】半導体装置10は、ビデオデータを受信する入力インタフェース100と、OSDキャラクタを含むOSDデータに基づいて、ビデオデータにOSDキャラクタを重畳した出力画像データを生成するOSD制御部120と、出力画像データにOSDキャラクタが正常に重畳されているか否かを判定するための判定用データを取得するための処理を実行する取得部140と、判定用データを記憶する記憶部180と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
ビデオデータを受信する入力インタフェースと、
OSD(On Screen Display)キャラクタを含むOSDデータに基づいて、前記ビデオデータに前記OSDキャラクタを重畳した出力画像データを生成するOSD制御部と、
前記出力画像データに前記OSDキャラクタが正常に重畳されているか否かを判定するための判定用データを取得するための処理を実行する取得部と、
前記判定用データを記憶する記憶部と、を備える、
半導体装置。
続きを表示(約 760 文字)【請求項2】
前記取得部は、前記出力画像データのうちの前記OSDキャラクタが描画されるターゲット領域を構成するピクセルにCRC(Cyclic Redundancy Check)の計算を実施し、その計算結果を前記判定用データとして取得する、
請求項1に記載の半導体装置。
【請求項3】
前記取得部は、前記ターゲット領域のうちの前記OSDキャラクタを構成するピクセルのピクセル値を前記OSDキャラクタのカラー値とし、前記ターゲット領域のうちの背景領域を構成するピクセルのピクセル値を一定値として、前記CRCの計算を実施する、
請求項2に記載の半導体装置。
【請求項4】
前記取得部は、前記背景領域を構成するピクセルのピクセル値を前記背景領域のカラー値の平均値として、前記CRCの計算を実施する、
請求項3に記載の半導体装置。
【請求項5】
前記判定用データに基づいて、前記出力画像データに前記OSDキャラクタが正常に重畳されているか否かを判定する判定部をさらに備える、
請求項1に記載の半導体装置。
【請求項6】
前記OSD制御部は、前記ビデオデータに複数のOSDキャラクタを重畳して前記出力画像データを生成し、
前記取得部は、前記複数のOSDキャラクタのそれぞれについて、前記判定用データを取得し、
前記記憶部は、前記複数のOSDキャラクタのそれぞれの判定用データを記憶する、
請求項1に記載の半導体装置。
【請求項7】
請求項1から6のいずれか一項に記載の半導体装置と、
前記出力画像データに基づく画像を表示する表示装置と、を備える、
表示システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、半導体装置および表示システムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、ディスプレイなどの画面上に外部から入力された映像に重ねてアイコンなどのOSDキャラクタを表示するOSD(On Screen Display)機能が利用されている。たとえば、特許文献1には、入力画像データにOSD用の図形データを重ねて、OSD表示のための出力画像データを出力するタイミングコントローラが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2018/003669号
【0004】
[概要]
しかしながら、本発明者は、以下の課題を認識するに至った。OSD機能には、ディスプレイにOSDキャラクタが正常に表示されているか否かを判定できることが求められている。そこで、特許文献1に記載のOSD用の図形データと出力画像データとを比較して、出力画像データにOSD用の図形データが正常に重ねられているか否かを判定し、その判定結果を出力する機能を実装することが考えられる。このとき、その判定結果が正しいものであること示す客観的な根拠をユーザに提供できることが望ましい。
【0005】
本開示はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その例示的な目的の一つは、出力画像データにOSDキャラクタが正常に重畳されているか否かを判定するためのデータを提供できる半導体装置および表示システムを提供することにある。
【0006】
本開示のある態様は、半導体装置である。半導体装置は、ビデオデータを受信する入力インタフェースと、OSDキャラクタを含むOSDデータに基づいて、ビデオデータにOSDキャラクタを重畳した出力画像データを生成するOSD制御部と、出力画像データにOSDキャラクタが正常に重畳されているか否かを判定するための判定用データを取得するための処理を実行する取得部と、判定用データを記憶する記憶部と、を備える。
【0007】
本開示の別の態様は、表示システムである。表示システムは、上記半導体装置と、出力画像データに基づく画像を表示する表示装置と、を備える。
【0008】
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本開示の表現を方法、装置、システムなどの間で変換したものもまた、本開示の態様として有効である。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、本開示の一実施形態に係る表示システムの構成を示すブロック図である。
図2は、本実施形態に係る半導体装置のブロック図である。
図3は、本実施形態に係る取得部のブロック図である。
図4は、OSDキャラクタを含むOSDデータの一例を示す図である。
図5は、OSDキャラクタが重畳された出力画像データの一例を示す図である。
図6は、参考技術に係る半導体装置の構成を示すブロック図である。
【0010】
[詳細な説明]
(概要)
本開示のいくつかの例示的な実施形態の概要を説明する。この概要は、後述する詳細な説明の前置きとして、実施形態の基本的な理解を目的として、1つまたは複数の実施形態のいくつかの概念を簡略化して説明するものであり、発明あるいは開示の広さを限定するものではない。この概要は、考えられるすべての実施形態の包括的な概要ではなく、すべての実施形態の重要な要素を特定することも、一部またはすべての態様の範囲を線引きすることも意図していない。便宜上、「一実施形態」は、本明細書に開示するひとつの実施形態(実施例や変形例)または複数の実施形態(実施例や変形例)を指すものとして用いる場合がある。
(【0011】以降は省略されています)

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