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公開番号
2025118020
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-13
出願番号
2024013068
出願日
2024-01-31
発明の名称
信号伝達装置、電子機器、車両
出願人
ローム株式会社
代理人
弁理士法人 佐野特許事務所
主分類
H04L
25/02 20060101AFI20250805BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】信号伝達装置の消費電流及び放射ノイズを低減する。
【解決手段】信号伝達装置400は、入力パルス信号D1を符号化して第1送信パルス信号S31及び第2送信パルス信号S41をそれぞれ生成するエンコーダ412aと、第1送信パルス信号S31及び第2送信パルス信号S41をそれぞれ第1受信パルス信号S32及び第2受信パルス信号S42として絶縁伝達するアイソレータ431及び432と、第1受信パルス信号S32及び第2受信パルス信号S42を復号化して出力パルス信号D2を生成するデコーダ421aと、を備える。エンコーダ412aは、入力パルス信号D1に応じて、第1送信パルス信号S31を駆動する第1出力状態(P)、第2送信パルス信号S41を駆動する第2出力状態(N)、及び、第1送信パルス信号S31及び第2送信パルス信号S41をいずれも駆動しない第3出力状態(-)のいずれかとなる。
【選択図】図10
特許請求の範囲
【請求項1】
入力パルス信号を符号化して第1送信パルス信号及び第2送信パルス信号をそれぞれ生成するように構成されたエンコーダと、
前記第1送信パルス信号及び前記第2送信パルス信号をそれぞれ第1受信パルス信号及び第2受信パルス信号として絶縁伝達するように構成されたアイソレータと、
前記第1受信パルス信号及び前記第2受信パルス信号を復号化して出力パルス信号を生成するように構成されたデコーダと、
を備え、
前記エンコーダは、前記入力パルス信号に応じて、前記第1送信パルス信号を駆動する第1出力状態、前記第2送信パルス信号を駆動する第2出力状態、及び、前記第1送信パルス信号及び前記第2送信パルス信号をいずれも駆動しない第3出力状態のいずれかとなる、信号伝達装置。
続きを表示(約 910 文字)
【請求項2】
前記エンコーダは、所定のパルス周期で順次入力される前記入力パルス信号のパルス列を複数の入力パターンとして区切り、前記入力パターン毎に前記第1出力状態、前記第2出力状態及び前記第3出力状態のうち少なくとも2種類の出力状態が順次並べられた複数の出力パターンを割り当て、
前記デコーダは、所定のタイミングで前記第1受信パルス信号及び前記第2受信パルス信号が複数の前記出力パターンのいずれに該当するかを識別して前記出力パルス信号を生成する、請求項1に記載の信号伝達装置。
【請求項3】
前記エンコーダは、0又は1の論理値を持って順次入力される前記入力パルス信号の前記パルス列を01、10、00及び11で区切る、請求項2に記載の信号伝達装置。
【請求項4】
前記エンコーダは、0又は1の論理値を持って順次入力される前記入力パルス信号の前記パルス列を01、10、000、001、110及び111で区切る、請求項2に記載の信号伝達装置。
【請求項5】
前記エンコーダは、0又は1の論理値を持って順次入力される前記入力パルス信号の前記パルス列を01、10、000、001、110、111、0001、1110、0010及び1101で区切る、請求項2に記載の信号伝達装置。
【請求項6】
前記エンコーダは、複数の前記入力パターンのうち出現頻度が高いものに複数の前記出力パターンのうち前記第3出力状態の含有率が高いものを割り当てる、請求項2に記載の信号伝達装置。
【請求項7】
アナログ入力信号を前記入力パルス信号に変換するように構成されたADコンバータをさらに備える、請求項1に記載の信号伝達装置。
【請求項8】
前記出力パルス信号をアナログ出力信号に変換するように構成されたDAコンバータをさらに備える、請求項1に記載の信号伝達装置。
【請求項9】
請求項1~8のいずれかに記載の信号伝達装置を備える、電子機器。
【請求項10】
請求項9に記載の電子機器を備える、車両。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、信号伝達装置、電子機器及び車両に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、一次回路系と二次回路系との間を電気的に絶縁しつつ、一次回路系と二次回路系との間で信号を伝達する信号伝達装置は、様々なアプリケーション(電源装置又はモータ駆動装置など)に用いられている。
【0003】
なお、上記に関連する従来技術の一例としては、本願出願人による特許文献1を挙げることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開第2022/070944号
【0005】
[概要]
従来の信号伝達装置は、消費電流及び放射ノイズの低減について検討の余地があった。
【0006】
例えば、本開示に係る信号伝達装置は、入力パルス信号を符号化して第1送信パルス信号及び第2送信パルス信号をそれぞれ生成するように構成されたエンコーダと、前記第1送信パルス信号及び前記第2送信パルス信号をそれぞれ第1受信パルス信号及び第2受信パルス信号として絶縁伝達するように構成されたアイソレータと、前記第1受信パルス信号及び前記第2受信パルス信号を復号化して出力パルス信号を生成するように構成されたデコーダと、を備え、前記エンコーダは、前記入力パルス信号に応じて、前記第1送信パルス信号を駆動する第1出力状態、前記第2送信パルス信号を駆動する第2出力状態、及び、前記第1送信パルス信号及び前記第2送信パルス信号をいずれも駆動しない第3出力状態のいずれかとなる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、信号伝達装置の基本構成を示す図である。
図2は、トランスチップの基本構造を示す図である。
図3は、2チャンネル型のトランスチップとして用いられる半導体装置の斜視図である。
図4は、図3に示す半導体装置の平面図である。
図5は、図3の半導体装置において低電位コイルが形成された層を示す平面図である。
図6は、図3の半導体装置において高電位コイルが形成された層を示す平面図である。
図7は、図6に示すVIII-VIII線に沿う断面図である。
図8は、図7に示す領域XIIIの拡大図(分離構造)を示す図である。
図9は、トランスチップのレイアウト例を模式的に示す図である。
図10は、信号伝達装置の実施形態を示す図である。
図11は、信号伝達動作の比較例を示す図である。
図12は、信号伝達動作の第1例を示す図である。
図13は、第1例の符号化テーブルを示す図である。
図14は、信号伝達動作の第2例を示す図である。
図15は、第2例の符号化テーブルを示す図である。
図16は、信号伝達動作の第3例を示す図である。
図17は、第3例の符号化テーブルを示す図である。
図18は、車両の外観を示す図である。
【0008】
[詳細な説明]
<信号伝達装置(基本構成)>
図1は、信号伝達装置の基本構成を示す図である。本構成例の信号伝達装置200は、一次回路系200p(VCC1-GND1系)と二次回路系200s(VCC2-GND2系)との間を絶縁しつつ、一次回路系200pから二次回路系200sにパルス信号を伝達し、二次回路系200sに設けられたスイッチ素子(不図示)のゲートを駆動する半導体集積回路装置(いわゆる絶縁ゲートドライバIC)である。例えば、信号伝達装置200は、コントローラチップ210と、ドライバチップ220と、トランスチップ230と、を単一のパッケージに封止して成る。
【0009】
コントローラチップ210は、電源電圧VCC1(例えばGND1基準で最大7V)の供給を受けて動作する半導体チップである。コントローラチップ210には、例えば、パルス送信回路211と、バッファ212及び213が集積されている。
【0010】
パルス送信回路211は、入力パルス信号INに応じて送信パルス信号S11及びS21を生成するパルスジェネレータである。より具体的に述べると、パルス送信回路211は、入力パルス信号INがハイレベルである旨を通知するときには、送信パルス信号S11のパルス駆動(単発または複数発の送信パルス出力)を行い、入力パルス信号INがローレベルである旨を通知するときには、送信パルス信号S21のパルス駆動を行う。すなわち、パルス送信回路211は、入力パルス信号INの論理レベルに応じて、送信パルス信号S11及びS21のいずれか一方をパルス駆動する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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