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公開番号
2025098432
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-02
出願番号
2023214551
出願日
2023-12-20
発明の名称
半導体装置および半導体装置の製造方法
出願人
ローム株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H10D
30/66 20250101AFI20250625BHJP()
要約
【課題】半導体装置における短絡の発生やリーク電流の増加を抑制する。
【解決手段】半導体装置10は、第1面12A、第1面12Aと反対側の第2面12B、および第1面12Aと第2面12Bとを接続する外周面12Cを有する半導体層12と、半導体層12によりその一部が構成された素子構造20とを備える。半導体層12は、第1面12Aの少なくとも一部を含む第1導電型の第1半導体層14と、第1半導体層14上に位置する第2導電型の第2半導体層16とを含む。外周面12Cは、第2面12Bに接続された上部側面94と、第1面12Aに接続された下部側面96であって、外周領域24からアクティブ領域22へと向かう方向に、上部側面94から凹んでいる、下部側面96と、上部側面94と下部側面96とを接続する接続面98とを含む。接続面98は、第1半導体層14と第2半導体層16との界面100から、第1面12Aの方に離れて位置している。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
第1面、前記第1面と反対側の第2面、および前記第1面と前記第2面とを接続する外周面を有する半導体層であって、前記第1面の少なくとも一部を含む第1導電型の第1半導体層と、前記第1半導体層上に位置する第2導電型の第2半導体層とを含む、半導体層と、
前記半導体層によりその一部が構成された素子構造と
を備え、
前記半導体層は、前記素子構造が位置するアクティブ領域と、平面視で前記アクティブ領域を取り囲むとともに前記半導体層の前記外周面を含む外周領域とを含み、
前記外周面は、
前記第2面に接続された上部側面と、
前記第1面に接続された下部側面であって、前記外周領域から前記アクティブ領域へと向かう方向に、前記上部側面から凹んでいる、下部側面と、
前記上部側面と前記下部側面とを接続する接続面と
を含み、
前記接続面は、前記第1半導体層と前記第2半導体層との界面から、前記第1面の方に離れて位置している、半導体装置。
続きを表示(約 690 文字)
【請求項2】
前記第1半導体層は、p型半導体基板で構成され、前記第2半導体層は、n型エピタキシャル層で構成されている、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項3】
前記外周領域から前記アクティブ領域へと向かう方向は、前記上部側面と直交する軸に沿っている、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項4】
前記接続面は、前記上部側面および前記下部側面に対して傾斜している、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項5】
前記半導体層は、前記外周領域に延在する第2導電型のダイシング領域を含む、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項6】
前記半導体層の前記第1面上に形成されたコレクタ電極をさらに備え、前記コレクタ電極は、前記ダイシング領域に隣接している、請求項5に記載の半導体装置。
【請求項7】
前記外周面の全体に対する前記下部側面の割合は、前記上部側面の割合よりも大きい、請求項1~6のいずれか一項に記載の半導体装置。
【請求項8】
前記接続面は、少なくとも部分的に湾曲している、請求項1~6のいずれか一項に記載の半導体装置。
【請求項9】
前記接続面は、少なくとも部分的に平坦である、請求項1~6のいずれか一項に記載の半導体装置。
【請求項10】
前記第1半導体層は、160μm~185μmの厚さを有し、前記第2半導体層は、60μm~85μmの厚さを有している、請求項1~6のいずれか一項に記載の半導体装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、半導体装置および半導体装置の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、トレンチゲート構造を有する絶縁ゲート型バイポーラトランジスタを備えた半導体装置を開示している。半導体チップとして構成されたそのような半導体装置は、一般に、導電性接合材を介して支持基板に実装される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2020/080476号
【0004】
[概要]
半導体装置を支持基板に実装する際に用いられる導電性接合材を介して半導体装置の短絡やリーク電流の増加が発生することがある。
【0005】
本開示の一態様による半導体装置は、第1面、前記第1面と反対側の第2面、および前記第1面と前記第2面とを接続する外周面を有する半導体層であって、前記第1面の少なくとも一部を含む第1導電型の第1半導体層と、前記第1半導体層上に位置する第2導電型の第2半導体層とを含む、半導体層と、前記半導体層によりその一部が構成された素子構造とを備えている。前記半導体層は、前記素子構造が位置するアクティブ領域と、平面視で前記アクティブ領域を取り囲むとともに前記半導体層の前記外周面を含む外周領域とを含んでいる。前記外周面は、前記第2面に接続された上部側面と、前記第1面に接続された下部側面であって、前記外周領域から前記アクティブ領域へと向かう方向に、前記上部側面から凹んでいる、下部側面と、前記上部側面と前記下部側面とを接続する接続面とを含んでいる。前記接続面は、前記第1半導体層と前記第2半導体層との界面から、前記第1面の方に離れて位置している。
【0006】
他の特徴および態様は、以下の詳細な説明、図面、および特許請求の範囲から明らかとなるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、本開示の一実施形態による例示的な半導体装置の概略平面図である。
図2は、図1の半導体装置の一点鎖線F2で囲まれた部分の概略平面図である。
図3は、図2のF3-F3線に沿った半導体装置の概略断面図である。
図4は、図1のF4-F4線に沿った半導体装置の概略断面図である。
図5は、半導体装置の製造に用いられる例示的な半導体ウェハの概略図である。
図6は、半導体装置の例示的な製造工程を示す概略断面図である。
図7は、図6に示す工程に続く製造工程を示す概略断面図である。
図8は、図7に示す工程に続く製造工程を示す概略断面図である。
図9は、図8に示す工程に続く製造工程を示す概略断面図である。
図10は、図9に示す工程に続く製造工程を示す概略断面図である。
図11は、変更例による半導体装置の概略断面図である。
【0008】
[詳細な説明]
以下、添付図面を参照して本開示の半導体装置のいくつかの実施形態を説明する。図面および詳細な説明を通して、同じ参照数字は同じ要素を指す。図面は縮尺通りでない場合があり、図面における要素の相対的な大きさ、比率、および描写は、明瞭さ、説明、および便宜のために誇張されている場合がある。
【0009】
以下の詳細な説明は、記載された方法、装置、および/またはシステムの包括的な理解を提供する。記載された方法、装置、および/またはシステムの変更および均等物は、当業者には明らかである。必然的に特定の順序で生じる動作を除き、動作の順序は例示的なものであり、かつ当業者にとって明らかなように変更することができる。当業者に周知の機能および構造についての説明は省略され得る。
【0010】
例示的な実施形態は、異なる形態を有していてもよく、記載された例に限定されない。しかしながら、記載された例は、詳細かつ完全であり、当業者に本開示の全範囲を伝えるものである。
(【0011】以降は省略されています)
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