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公開番号2025099617
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-03
出願番号2023216409
出願日2023-12-22
発明の名称発光装置
出願人日亜化学工業株式会社
代理人
主分類H10H 20/855 20250101AFI20250626BHJP()
要約【課題】光取り出し効率に優れた発光装置を提供する。
【解決手段】発光素子12と、発光素子の上面に配置される波長変換部材13と、発光素子の側面と波長変換部材の側面とを被覆する第1反射部材11と、を備える第1部分10と、波長変換部材の上方に、空気層60を介して配置される透光性部材22と、透光性部材の周囲に配置される第2反射部材と、を備える第2部分20と、を備え、第1反射部材の上面は、波長変換部材の周囲に配置される第1上面と、第1上面の周囲に配置される第2上面と、を有し、第2反射部材の下面は、透光性部材の周囲に配置される第1下面と、第1下面の周囲に配置される第2下面と、を有し、空気層は、第1反射部材の前記第1上面と、第2反射部材の第1下面との間にも配置される、発光装置100。
【選択図】図1B
特許請求の範囲【請求項１】
発光素子と、前記発光素子の上面に配置される波長変換部材と、前記発光素子の側面と前記波長変換部材の側面とを被覆する第１反射部材と、を備える第１部分と、
前記波長変換部材の上方に、空気層を介して配置される透光性部材と、前記透光性部材の周囲に配置される第２反射部材と、を備える第２部分と、
を備え、
前記第１反射部材の上面は、前記波長変換部材の周囲に配置される第１上面と、前記第１上面の周囲に配置される第２上面と、を有し、
前記第２反射部材の下面は、前記透光性部材の周囲に配置される第１下面と、前記第１下面の周囲に配置される第２下面と、を有し、
前記空気層は、前記第１反射部材の前記第１上面と、前記第２反射部材の前記第１下面との間にも配置される、発光装置。
続きを表示（約 790 文字）【請求項２】
前記発光装置は、前記第１部分と前記第２部分の間に、第３反射部材を備える第３部分を備え、
前記第３部分は、前記第１反射部材の前記第２上面と前記第２反射部材の前記第２下面の間に配置され、
前記空気層は、前記第３反射部材と接する、請求項１に記載の発光装置。
【請求項３】
前記第１反射部材の前記第２上面は、前記第１上面よりも上側に位置する、請求項１又は請求項２に記載の発光装置。
【請求項４】
前記第１反射部材の前記第２上面は、前記第１上面よりも下側に位置する、請求項１又は請求項２に記載の発光装置。
【請求項５】
前記第２反射部材の前記第２下面は、前記第１下面よりも下側に位置する、請求項１又は請求項２に記載の発光装置。
【請求項６】
前記第２反射部材の前記第２下面は、前記第１下面よりも上側に位置する、請求項１又は請求項２に記載の発光装置。
【請求項７】
前記第２上面は、前記第１上面の外側において全周に配置されている、請求項１又は請求項２に記載の発光装置。
【請求項８】
前記第２下面は、前記第１下面の外側において全周に配置されている、請求項１又は請求項２に記載の発光装置。
【請求項９】
前記第１反射部材の前記第２上面は、前記第１上面よりも下側に位置し、
前記第２反射部材の前記第２下面は、前記第１下面よりも下側に位置する、請求項１又は請求項２に記載の発光装置。
【請求項１０】
前記第１反射部材の前記第２上面は、前記第１上面よりも上側に位置し、
前記第２反射部材の前記第２下面は、前記第１下面よりも上側に位置する、請求項１又は請求項２に記載の発光装置。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、発光装置に関する。
続きを表示（約 2,500 文字）【背景技術】
【０００２】
波長変換部材の上に空気層を介して光透過部材が配置された構造体が知られている（例えば特許文献１）。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特表２０１８－５３１５１７号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
光取り出し効率のさらなる向上が求められている。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
本発明の実施形態は、以下の構成を含む。
発光素子と、前記発光素子の上面に配置される波長変換部材と、前記発光素子の側面と前記波長変換部材の側面とを被覆する第１反射部材と、を備える第１部分と、
前記波長変換部材の上方に、空気層を介して配置される透光性部材と、前記透光性部材の周囲に配置される第２反射部材と、を備える第２部分と、
を備え、
前記第１反射部材の上面は、前記波長変換部材の周囲に配置される第１上面と、前記第１上面の周囲に配置される第２上面と、を有し、
前記第２反射部材の下面は、前記透光性部材の周囲に配置される第１下面と、前記第１下面の周囲に配置される第２下面と、を有し、
前記空気層は、前記第１反射部材の前記第１上面と、前記第２反射部材の前記第１下面との間にも配置される、発光装置。
【発明の効果】
【０００６】
以上により、光取り出し効率に優れた発光装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【０００７】
実施形態に係る発光装置の一例を示す模式斜視図である。
図１におけるＩＢ－ＩＢ線における模式断面図である。
実施形態に係る発光装置の構成を分解して示す模式断面図である。
実施形態に係る発光装置の第１部分の第１反射部材における第１上面と第２上面の配置例、又は、第２部分の第２反射部材における第１下面と第２下面の一例を示す模式図である。
実施形態に係る発光装置の第１部分の第１反射部材における第１上面と第２上面の配置例、又は、第２部分の第２反射部材における第１下面と第２下面の一例を示す模式図である。
実施形態に係る発光装置の第１部分の第１反射部材における第１上面と第２上面の配置例、又は、第２部分の第２反射部材における第１下面と第２下面の一例を示す模式図である。
実施形態に係る発光装置の第１部分の一例を示す模式断面図である。
実施形態に係る発光装置の第１部分の一例を示す模式断面図である。
実施形態に係る発光装置の第２部分の一例を示す模式断面図である。
実施形態に係る発光装置の第２部分の一例を示す模式断面図である。
実施形態に係る発光装置の第３部分の一例を示す模式斜視図である。
実施形態に係る発光装置の第３部分の一例を示す模式斜視図である。
実施形態に係る発光装置の一例を示す模式断面図である。
実施形態に係る発光装置の一例を示す模式断面図である。
実施形態に係る発光装置の一例を示す模式断面図である。
実施形態に係る発光装置の一例を示す模式断面図である。
【発明を実施するための形態】
【０００８】
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を詳細に説明する。なお、以下の説明では、必要に応じて特定の方向や位置を示す用語（例えば、「上」、「下」及び、それらの用語を含む別の用語）を用いる。それらの用語の使用は図面を参照した発明の理解を容易にするためであって、それらの用語の意味によって本発明の技術的範囲が限定されるものではない。
【０００９】
また、複数の図面に表れる同一符号の部分は同一もしくは同等の部分又は部材を示す。さらに以下に示す実施形態は、本発明の技術思想を具体化するための発光装置を例示するものであって、本発明を以下に限定するものではない。また、以下に記載されている構成部材の寸法、材質、形状、その相対的配置等は、特定的な記載がない限り、本発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、例示することを意図したものである。また、一の実施の形態、実施例において説明する内容は、他の実施の形態、実施例にも適用可能である。また、図面が示す部材の大きさや位置関係等は、説明を明確にするため、誇張していることがある。また、「平面視」とは、発光装置の上面側又は下面側から直接又は透視して視ることである。また、「断面視」とは、平面視において発光装置の中心を通る切断面における断面であって、第１部分及び第２部分を含む断面を視ることである。また、平面視において発光装置の中心に近い側を内側とし、発光装置の側面に近い側を外側とする。また、断面図として切断面のみを示す端面図を用いる場合がある。
【００１０】
実施形態に係る発光装置は、発光素子と、発光素子の上面に配置される波長変換部材と、発光素子の側面と波長変換部材の側面とを被覆する第１反射部材と、を備える第１部分と、波長変換部材の上方に、空気層を介して配置される透光性部材と、透光性部材の周囲に配置される第２反射部材と、を備える第２部分と、を備える。第１反射部材の上面は、波長変換部材の周囲に配置される第１上面と、第１上面の周囲に配置される第２上面と、を有する。第２反射部材の下面は、透光性部材の周囲に配置される第１下面と、第１下面の周囲に配置される第２下面と、を有する。そして、空気層は、第１反射部材の第１上面と、第２反射部材の第１下面との間にも配置される。つまり、空気層は、波長変換部材の上面と透光性部材の下面との間だけでなく、第１反射部材の第１上面と第２反射部材の第２下面との間にも配置される。換言すると、空気層は、第１部分の波長変換部材の上面及び第１反射部材の第１上面と接するとともに、第２部分の透光性部材の下面及び第２反射部材の第１下面と接する。
（【００１１】以降は省略されています）

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