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公開番号
2025114376
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-05
出願番号
2024009036
出願日
2024-01-24
発明の名称
半導体装置
出願人
国立大学法人東京科学大学
代理人
個人
,
個人
主分類
H10B
12/00 20230101AFI20250729BHJP()
要約
【課題】積層構造のメモリと周辺回路とを積層させる場合に、ビット線容量の増大を抑制することで読み出しマージンを向上する。
【解決手段】半導体装置は、複数のメモリセルをそれぞれ含む積層された複数のメモリ回路と、前記複数のメモリ回路を貫いて形成される複数の第1データ線とを含む積層メモリと、前記積層メモリ上に形成され、前記複数の第1データ線に共通に設けられる第2データ線と、前記複数の第1データ線を前記第2データ線にそれぞれ接続する複数のスイッチ回路と、前記第2データ線に接続されるデータ端子とを含むインタフェース回路と、前記インタフェース回路上に配置され、前記データ端子に接続されるビアと、前記ビアに接続され、前記複数のメモリ回路の動作を制御する制御回路とを含むロジック回路と、を有することを特徴とする。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
複数のメモリセルをそれぞれ含む積層された複数のメモリ回路と、前記複数のメモリ回路を貫いて形成される複数の第1データ線とを含む積層メモリと、
前記積層メモリ上に形成され、前記複数の第1データ線に共通に設けられる第2データ線と、前記複数の第1データ線を前記第2データ線にそれぞれ接続する複数のスイッチ回路と、前記第2データ線に接続されるデータ端子とを含むインタフェース回路と、
前記インタフェース回路上に配置され、前記データ端子に接続されるビアと、前記ビアに接続され、前記複数のメモリ回路の動作を制御する制御回路とを含むロジック回路と、を有すること
を特徴とする半導体装置。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
前記制御回路は、センスアンプを有し、前記メモリ回路のアクセス時に前記複数のスイッチ回路のいずれか1つをオンし、オンした前記スイッチ回路に接続される前記第1データ線を介して前記メモリセルから前記第2データ線に読み出されるデータを前記センスアンプで増幅すること
を特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
【請求項3】
前記複数のメモリセルは、周期的にリフレッシュが必要なダイナミックメモリセルであること
を特徴とする請求項2に記載の半導体装置。
【請求項4】
前記複数のメモリセルは、周期的にリフレッシュが必要なダイナミックメモリセルであり、
前記制御回路は、前記第2データ線に接続される複数のセンスアンプを有し、リフレッシュサイクル毎に、複数の前記メモリセルからデータを順次読み出して複数の前記センスアンプでそれぞれ増幅し、増幅したデータを読み出し元の前記メモリセルに書き戻すこと
を特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
【請求項5】
前記第1データ線は、前記複数のメモリ回路の各々において平面視で前記第1データ線の両側に位置する一対の前記メモリセルに接続され、
前記複数のメモリセルの各々は、データの記憶ノードと、前記記憶ノードを前記第1データ線に選択的に接続する第1トランジスタとを有すること
を特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の半導体装置。
【請求項6】
前記複数のスイッチ回路の各々は、平面視で前記第1データ線の両側に配置された一対の第2トランジスタを有すること
を特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の半導体装置。
【請求項7】
前記一対の第2トランジスタは、薄膜トランジスタであること
を特徴とする請求項6に記載の半導体装置。
【請求項8】
前記データ端子および前記ビアの各々のレイアウトピッチは、前記第1データ線のレイアウトピッチより大きいこと
を特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の半導体装置。
【請求項9】
前記インタフェース回路は、前記積層メモリ上にモノリシック集積回路として形成され、
前記ロジック回路は、前記インタフェース回路上に配置されること
を特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の半導体装置。
【請求項10】
平面視で並べて配置された複数の積層メモリと、前記複数の積層メモリ上にモノリシック集積回路としてそれぞれ形成された複数のインタフェース回路とを有する第1ウェハーと、
前記複数のインタフェース回路上に配置された第2ウェハーと、を有し、
前記複数の積層メモリの各々は、複数のメモリセルをそれぞれ含む積層された複数のメモリ回路と、前記複数のメモリ回路を貫いて形成される複数の第1データ線とを含み、
前記複数のインタフェース回路の各々は、対向する前記積層メモリの前記複数の第1データ線に共通に設けられる第2データ線と、前記複数の第1データ線と前記第2データ線とをそれぞれ接続する複数のスイッチ回路と、前記第2データ線に接続されるデータ端子とを含み、
前記第2ウェハーは、前記データ端子に接続されるビアと、前記ビアに接続され、前記複数のメモリ回路の動作を制御する制御回路とを含む複数のロジック回路と、を含むこと
を特徴とする半導体装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、半導体装置に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
基板上に複数のDRAM(Dynamic Random Access Memory)を積層することで3次元メモリを含むウェハーを形成し、周辺回路が形成されたウェハーと接合することで複数の半導体装置を含む半導体ウェハーを製造する手法が知られている。そして、半導体ウェハーに含まれる複数の半導体装置が個片化されることで、例えば、HBM(High Bandwidth Memory)等が形成される。
【0003】
従来のDRAMにおいては、キャパシタはウェハーの面方向に対して垂直方向に延在して形成されていた。以下では、ウェハーの面方向に対して垂直方向に延在するDRAMを2D-DRAMと称する。一方、例えば、DRAMが積層された3D-DRAMにおいて、データを保持するメモリセルでは、キャパシタは、ウェハーの面方向に沿って水平方向に延在して形成され、トランスファトランジスタを介して、水平方向に延在するビット線に接続される。トランスファトランジスタのゲートに接続されるワード線は、ワード線信号のRC遅延を小さくするためにDRAMの積層方向である垂直方向に延在して形成される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
米国特許第9230609号明細書
米国特許第10586584号明細書
【非特許文献】
【0005】
J.W. Han et al., "Ongoing Evolution of DRAM Scaling via Third Dimension - Vertically Stacked DRAM -", 2023 Symposium on VLSI Technology and Circuits Digest of Technical Papers, TFS1-1
2018 IEDM Short Course
Meng Huang, et al., "A 3D Stackable 1T1C DRAM: Architecture, Process Integration and Circuit Simulation", 15th International Memory Workshop, pp. 29-32, (2023).
Applied Materials Memory Master Class, May 5, 2021.
Qijun Li, et al., "BEOL-Compatible High-Performance a-IGZO Transistors with Record high Ids,max = 1207 μA/μm and on-off ratio exceeding 1011 at Vds = 1V", IEDM digest of technical papers, pp. 43-45, (2022).
EV Group, NanoCleaveTM - IR Laser Cleave Technology[online], [検索日2023.12.28], インターネット<URL:https://www.evgroup.com/ja/technologies/nanocleavetm-ir-laser-cleave-technology>
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、3D-DRAMにおいて、ビット線を水平方向に延在させる場合、メモリアレイが大きくなるほどビット線の配線長が長くなり、ビット線容量が大きくなる。ビット線容量が大きくなるとメモリセルからのデータの読み出し時にビット線に現れる信号量が小さくなるため、読み出しマージンが低下するおそれがある。
【0007】
また、3D-DRAM上に別レイヤとして周辺回路が形成される場合、周辺回路に形成されるセンスアンプは、積層された複数のDRAMのビット線に接続される。このため、センスアンプに接続されるビット線の総容量は、従来の2D-DRAMのセンスアンプに接続されるビット線の総容量に比べて大きくなり、読み出しマージンが低下するおそれがある。
【0008】
ビット線を垂直方向に延在させることで、ビット線を水平方向に延在させる場合に比べてビット線容量は小さくなるが、3D-DRAMの積層数が増えるほど、ビット線容量が大きくなる。しかしながら、3D-DRAMにおいてビット線を垂直方向に延在させる場合に、ビット線容量の増大を抑制する手法は提案されていない。
【0009】
そこで、本発明は、積層構造のメモリと周辺回路とを積層させる場合に、ビット線容量の増大を抑制することで読み出しマージンを向上することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の一形態の半導体装置は、複数のメモリセルをそれぞれ含む積層された複数のメモリ回路と、前記複数のメモリ回路を貫いて形成される複数の第1データ線とを含む積層メモリと、前記積層メモリ上に形成され、前記複数の第1データ線に共通に設けられる第2データ線と、前記複数の第1データ線を前記第2データ線にそれぞれ接続する複数のスイッチ回路と、前記第2データ線に接続されるデータ端子とを含むインタフェース回路と、前記インタフェース回路上に配置され、前記データ端子に接続されるビアと、前記ビアに接続され、前記複数のメモリ回路の動作を制御する制御回路とを含むロジック回路と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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