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公開番号
2025165777
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-05
出願番号
2024070080
出願日
2024-04-23
発明の名称
構造体
出願人
日本ゼオン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H10K
39/12 20230101AFI20251028BHJP()
要約
【課題】導電性基板及び多孔質膜の接続部を介した他の電気的要素との短絡の発生を抑制できる構造体を提供する。
【解決手段】導電性基板と、カーボンナノ繊維体を含み、空隙を有する多孔質膜とを有し、前記導電性基板と前記多孔質膜とは、重量平均分子量が5,000以上100,000以下の重合体を含む非導電性の高分子材料が前記空隙内に入り込むことにより、電気的に接続された状態で固定されている、構造体。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
導電性基板と、
カーボンナノ繊維体を含み、空隙を有する多孔質膜とを有し、
前記導電性基板と前記多孔質膜とは、重量平均分子量が5,000以上100,000以下の重合体を含む非導電性の高分子材料が前記空隙内に入り込むことにより、電気的に接続された状態で固定されている、構造体。
続きを表示(約 990 文字)
【請求項2】
前記重合体は水素化重合体である、請求項1に記載の構造体。
【請求項3】
前記重合体は、主鎖に水素化芳香族又はジエン骨格を持つ重合体である、請求項1に記載の構造体。
【請求項4】
前記重合体は、水素化芳香族ビニル化合物-共役ジエンブロック共重合体と、水素化芳香族ビニル化合物-共役ジエンブロック共重合体のケイ素原子含有極性基による変性物とからなる群より選ばれる1種類以上である、請求項1に記載の構造体。
【請求項5】
前記水素化芳香族ビニル化合物-共役ジエンブロック共重合体は、非芳香族性の炭素-炭素不飽和結合と芳香族性の炭素-炭素不飽和結合の両方を水素化した構造を有する、請求項4に記載の構造体。
【請求項6】
前記カーボンナノ繊維体は、平均直径(Av)と直径の標準偏差(σ)とが、関係式:0.20<(3σ/Av)<0.60を満たす、請求項1に記載の構造体。
【請求項7】
前記カーボンナノ繊維体は、吸着等温線から得られるt-プロットが上に凸な形状を示す、請求項1に記載の構造体。
【請求項8】
請求項1に記載の構造体を製造する構造体製造方法であって、
前記高分子材料を溶媒に溶解した溶液を準備する手順と、
前記多孔質膜における前記空隙内に当該溶液が浸透した状態で、前記多孔質膜と前記導電性基板とを貼合する手順と、
前記多孔質膜と前記導電性基板とを貼合した状態で、前記溶媒を除去する乾燥手順とを有する構造体製造方法。
【請求項9】
請求項1に記載の構造体を製造する構造体製造方法であって、
前記導電性基板上に前記高分子材料からなる層を形成する手順と、
前記多孔質膜における前記空隙内に、前記高分子材料を溶解させる溶媒が含まれる液体を浸透させた状態で、当該多孔質膜と前記導電性基板とを前記高分子材料からなる層を介して貼合する手順と、
前記多孔質膜と前記導電性基板とを貼合した状態で、前記溶媒を除去する乾燥手順とを有する構造体製造方法。
【請求項10】
前記乾燥手順は、加熱及び加圧の一方又は両方を行って実施する、請求項8に記載の構造体製造方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は構造体に関する。
続きを表示(約 890 文字)
【背景技術】
【0002】
導電性基板と、カーボンナノ繊維体を含む多孔質膜とを有し、導電性基板及び多孔質膜を電気的に接続する接続部を形成する構造体が知られている(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-121648号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的は、導電性基板及び多孔質膜の接続部を介した他の電気的要素との短絡の発生を抑制できる構造体を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一態様は以下のとおりである。
【0006】
[1]
導電性基板と、
カーボンナノ繊維体を含み、空隙を有する多孔質膜とを有し、
前記導電性基板と前記多孔質膜とは、重量平均分子量が5,000以上100,000以下の重合体を含む非導電性の高分子材料が前記空隙内に入り込むことにより、電気的に接続された状態で固定されている、構造体。
【0007】
[2]
前記重合体は水素化重合体である、[1]に記載の構造体。
【0008】
[3]
前記重合体は、主鎖に水素化芳香族又はジエン骨格を持つ重合体である、[1]又は[2]に記載の構造体。
【0009】
[4]
前記重合体は、水素化芳香族ビニル化合物-共役ジエンブロック共重合体と、水素化芳香族ビニル化合物-共役ジエンブロック共重合体のケイ素原子含有極性基による変性物とからなる群より選ばれる1種類以上である、[1]~[3]の何れか1項に記載の構造体。
【0010】
[5]
前記水素化芳香族ビニル化合物-共役ジエンブロック共重合体は、非芳香族性の炭素-炭素不飽和結合と芳香族性の炭素-炭素不飽和結合の両方を水素化した構造を有する、[4]に記載の構造体。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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