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公開番号2025154344
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-10
出願番号2024057278
出願日2024-03-29
発明の名称RAM
出願人ローム株式会社
代理人弁理士法人 佐野特許事務所
主分類H10B 10/00 20230101AFI20251002BHJP()
要約【課題】ポート間干渉を抑制できるRAMを提供する。
【解決手段】RAM(100)は、第1ビット線(bita)と第1反転ビット線(bitab)とが並走配置され、第2ビット線(bitb)と第2反転ビット線(bitbb)とが第1ビット線(bita)及び第1反転ビット線(bitab)が並走配置される並走方向に沿う方向に並走配置され、第1ビット線(bita)と第1反転ビット線(bitab)との間の領域及び第2ビット線(bitb)と第2反転ビット線(bitbb)との間の領域の少なくとも一部には、電源線(VDD)又はグラウンド線(VSS)が配置される構成を有する。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
複数のメモリセルと、
前記複数のメモリセル各々に接続されて第1クロック信号に基づいて前記メモリセルに情報を書き込むライト動作又は情報を読み出すリード動作に用いられる構成の第1ビット線及び第1反転ビット線と、
前記複数のメモリセル各々に接続されて前記第1クロック信号とは異なる第2クロック信号に基づいて前記ライト動作又は前記リード動作に用いられる構成の第2ビット線及び第2反転ビット線と、
電源線と、
グラウンド線と、を有し、
前記第1ビット線と前記第1反転ビット線とが並走配置される構成を有し、
前記第2ビット線と前記第2反転ビット線とが前記第1ビット線及び前記第1反転ビット線が並走配置される並走方向に沿う方向に並走配置される構成を有し、
前記第1ビット線及び前記第1反転ビット線との間の領域と前記第2ビット線と前記第2反転ビット線との間の領域の少なくとも一部には、前記電源線又は前記グラウンド線が配置される構成を有するRAM。
続きを表示(約 480 文字)【請求項2】
前記第1ビット線及び前記第1反転ビット線により前記ライト動作及び前記リード動作の一方が実行されるとき、前記第2ビット線及び前記第2反転ビット線により前記ライト動作及び前記リード動作の他方が実行されるように構成される請求項1に記載のRAM。
【請求項3】
前記電源線及び前記グラウンド線は、連続した線であり、前記第1ビット線及び前記第1反転ビット線の前記並走方向の長さ、及び、前記第2ビット線及び前記第2反転ビット線の前記並走方向の長さのいずれの長さ以上の長さで構成される請求項1に記載のRAM。
【請求項4】
複数の前記メモリセルは、前記並走方向に沿って並んで配置される構成であり、
前記並走配置される方向に隣り合う前記メモリセルの間には、前記並走方向と交差する方向に延びるワード線が配置される構成の請求項1から請求項3のいずれかに記載のRAM。
【請求項5】
2個の前記メモリセルが、前記ワード線の間に前記並走方向と交差する方向に対をなして並んで配置される構成の請求項4に記載のRAM。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書中に開示されている発明は、RAM(Random Access Memory)に関し、より詳細にはデュアルポートRAM及び2ポートRAMを含むマルチポートRAMに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1で開示されているRAMは、第1メモリセルからのデータ読み出しと、第2メモリセルへのデータ書き込みを、同時又はほぼ同時に行うことができる。このようなRAMは、データの処理を高速に行うことができる。このようなRAMでは、ポート間干渉が発生することが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2007/018043号[概要]
【0004】
特許文献1で開示されているRAMでは、ポート間干渉を抑制する要求が高まっている。
【0005】
本明細書中に開示されているRAMは、複数のメモリセルと、前記複数のメモリセル各々に接続されて第1クロック信号に基づいて前記メモリセルに情報を書き込むライト動作又は情報を読み出すリード動作に用いられる構成の第1ビット線及び第1反転ビット線と、前記複数のメモリセル各々に接続されて前記第1クロック信号とは異なる第2クロック信号に基づいて前記ライト動作又は前記リード動作に用いられる構成の第2ビット線及び第2反転ビット線と、電源線と、グラウンド線と、を有する。前記第1ビット線と前記第1反転ビット線とが並走配置される構成を有する。前記第2ビット線と前記第2反転ビット線とが前記第1ビット線及び前記第1反転ビット線が並走配置される並走方向に沿う方向に並走配置される構成を有する。前記第1ビット線及び前記第1反転ビット線との間の領域と前記第2ビット線と前記第2反転ビット線との間の領域の少なくとも一部には、前記電源線又は前記グラウンド線が配置されるように構成される。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1は、本実施形態に係るデュアルポートRAMの概略ブロック図である。
図2は、メモリセルの基本構成を示す回路図である。
図3は、本実施形態に係るデュアルポートRAMの各部電圧波形を示すタイミングチャートである。
図4は、本実施形態に係るデュアルポートRAMの一部を示す図である。
図5は、本実施形態に係るデュアルポートRAMの一部を示す図である。
図6は、デュアルポートRAMの配線レイアウトを示す概略図である。
【0007】
[詳細な説明]
本明細書において、MOS(Metal Oxide Semiconductor)電界効果トランジスタとは、ゲートの構造が、「導電体または抵抗値が小さいポリシリコン等の半導体からなる層」、「絶縁層」、及び「P型、N型、又は真性の半導体層」の少なくとも3層からなる電界効果トランジスタをいう。つまり、MOS電界効果トランジスタのゲートの構造は、金属、酸化物、及び半導体の3層構造に限定されない。また、Nチャネル型MOS電界効果トランジスタをNMOSトランジスタと称し、Pチャネル型MOS電界効果トランジスタをPMOSトランジスタと称する。
【0008】
<デュアルポートRAM>
図1は、本実施形態にかかるRAMの一例のデュアルポートRAM100の概略ブロック図である。
【0009】
デュアルポートRAM100は、互いに独立した第1入出力ポートであるAポート及び第2入出力ポートであるBポートを備える。
【0010】
デュアルポートRAM100は、Aポート専用の行デコーダ11と、Aポート専用の列デコーダ12と、Aポート専用の行セレクタ13と、を備える。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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