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公開番号2025112602
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-01
出願番号2024006926
出願日2024-01-19
発明の名称半導体装置
出願人ローム株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H10D 30/65 20250101AFI20250725BHJP()
要約【課題】 小型化と耐圧を向上可能な半導体装置を提供する。
【解決手段】
半導体装置は、平面視において、ディープ・トレンチ・アイソレーション構造により囲まれた電界効果トランジスタを備える。電界効果トランジスタは、第1導電型の半導体ウエル領域51と、第1導電型のソース領域54と、第1導電型の第1ドレイン領域521と、ソース領域54と第1ドレイン521との間において、第1絶縁膜を介して配置された第1ゲート電極561と、第1導電型の第2ドレイン領域522と、第2ゲート電極562と、ソース領域54を内部に有する第2導電型のボディ領域53とを備える。ソース領域54及びボディ領域53は、第1ゲート電極561と第2ゲート電極562との間において、第1ゲート電極561の端部及び第2ゲート電極562の端部に自己整合するように位置している。
【選択図】 図4
特許請求の範囲【請求項1】
平面視において、ディープ・トレンチ・アイソレーション構造により囲まれた電界効果トランジスタを備え、
前記電界効果トランジスタは、
第1導電型のエピタキシャル半導体層内に形成された第1導電型の半導体ウエル領域と、
前記半導体ウエル領域の表面に形成された第1導電型のソース領域と、
前記半導体ウエル領域の表面に形成され、前記ソース領域から間隔をあけて位置する第1導電型の第1ドレイン領域と、
前記ソース領域と前記第1ドレイン領域との間において、第1絶縁膜を介して配置された第1ゲート電極と、
前記半導体ウエル領域の表面に形成され、前記ソース領域から間隔をあけて位置する第1導電型の第2ドレイン領域と、
前記ソース領域と前記第2ドレイン領域との間において、第2絶縁膜を介して配置された第2ゲート電極と、
前記ソース領域を内部に有する第2導電型のボディ領域と、
を備え、
前記ソース領域及び前記ボディ領域は、前記第1ゲート電極と前記第2ゲート電極との間において、前記第1ゲート電極の端部及び前記第2ゲート電極の端部に自己整合するように位置している、
半導体装置。
続きを表示(約 680 文字)【請求項2】
前記ディープ・トレンチ・アイソレーション構造は、
トレンチと、
前記トレンチ内に絶縁層を介して設けられた導電材料と、
前記絶縁層の外側に位置する第1導電型の不純物添加層と、
を備え、
前記不純物添加層は、前記電界効果トランジスタが形成される半導体基板の内部に設けられた第1導電型の第1埋込半導体層に接続されている、
請求項1に記載の半導体装置。
【請求項3】
前記不純物添加層と、前記半導体ウエル領域との間の最短距離DXは、
0.5μm≦DX≦10μmである、
請求項2に記載の半導体装置。
【請求項4】
前記半導体ウエル領域の直下の領域に配置され、前記半導体ウエル領域に接合し、前記ボディ領域に接続された第2導電型の第2埋込半導体層を更に備える、
請求項2に記載の半導体装置。
【請求項5】
第1導電型の前記半導体ウエル領域と、第2導電型の前記ボディ領域とは接合している、
請求項1に記載の半導体装置。
【請求項6】
前記ソース領域から前記第2ドレイン領域へ向かう方向をX軸方向とした場合、
距離ΔXは、
X軸上における前記ボディ領域と前記半導体ウエル領域との間の接合界面位置と、
X軸上における前記ソース領域の一方の端部の位置と、
の間の最短距離であり、
0μm<ΔX≦0.5μm、
を満たしている、
請求項5に記載の半導体装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、半導体装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、ディープ・トレンチ・アイソレーション(DTI)構造を含む半導体装置を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2022/153693号
【0004】
[概要]
本開示は、小型化と耐圧を向上可能な半導体装置を提供する。
【0005】
本開示の半導体装置は、平面視において、ディープ・トレンチ・アイソレーション構造により囲まれた電界効果トランジスタを備え、前記電界効果トランジスタは、第1導電型のエピタキシャル半導体層内に形成された第1導電型の半導体ウエル領域と、前記半導体ウエル領域の表面に形成された第1導電型のソース領域と、前記半導体ウエル領域の表面に形成され、前記ソース領域から間隔をあけて位置する第1導電型の第1ドレイン領域と、前記ソース領域と前記第1ドレイン領域との間において、第1絶縁膜を介して配置された第1ゲート電極と、前記半導体ウエル領域の表面に形成され、前記ソース領域から間隔をあけて位置する第1導電型の第2ドレイン領域と、前記ソース領域と前記第2ドレイン領域との間において、第2絶縁膜を介して配置された第2ゲート電極と、前記ソース領域を内部に有する第2導電型のボディ領域と、を備え、前記ソース領域及び前記ボディ領域は、前記第1ゲート電極と前記第2ゲート電極との間において、前記第1ゲート電極の端部及び前記第2ゲート電極の端部に自己整合するように位置している。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1は、半導体チップの平面図である。
図2は、デバイス領域の平面図である。
図3は、デバイス領域の断面構成を示す図である。
図4は、トランジスタ近傍の断面構成を示す図である。
図5は、半導体装置の製造方法を説明するための図(図5(A)、図5(B)、図5(C))である。
図6は、半導体装置の製造方法を説明するための図(図6(A)、図6(B)、図6(C))である。
図7は、半導体装置の製造方法を説明するための図(図7(A)、図7(B)、図7(C))である。
図8は、デバイス領域の平面図である。
図9は、ソース含有領域の第1平面構成(図9(A))と第2平面構成(図9(B))を示す図である。
図10は、半導体チップの平面図である。
【0007】
[詳細な説明]
以下、図面を参照して種々の例示的実施形態について詳細に説明する。なお、各図面において同一又は相当の部分に対しては同一の符号を附することとし、重複する説明は省略する。
【0008】
図1は、半導体チップ100の平面図である。
【0009】
半導体チップ100(半導体装置)は、直方体形状を有している。半導体チップ100は、一方側の第1主面3、他方側の第2主面4(図3参照)を備えている。半導体チップ100は第1主面3及び第2主面4を接続する第1側面5A、第2側面5B、第3側面5C、第4側面5Dを有している。半導体チップ100の厚み方向をZ軸方向とし、Z軸に垂直な方向をX軸方向とし、Z軸及びX軸の双方に垂直な方向をY軸方向とする。なお、半導体チップ100の深さ方向(基板に形成されるトレンチの深さ方向)をZ軸の正方向とし、Z軸の負方向は半導体基板の第2主面4(裏面)から第1主面3(上面)に向かう方向を示すものとする。
【0010】
第1主面3及び第2主面4は、それぞれZ軸に垂直である。第1主面3の法線方向(Z軸方向)からみた第1主面3の平面形状(平面視の形状)は長方形(四角形)である。第2主面4の平面視の形状は長方形(四角形)である。平面視において長方形の対向する二辺を構成する第1側面5A及び第2側面5Bは、それぞれX軸方向に沿って延びている。平面視において長方形の対向する他の二辺を構成する第3側面5C及び第4側面5Dは、それぞれY軸方向に沿って延びている。これらの隣接する側面は平面視において直交しているが、直交以外の角度で交差することもできる。
(【0011】以降は省略されています)

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