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公開番号
2025110587
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-29
出願番号
2024004501
出願日
2024-01-16
発明の名称
半導体装置
出願人
ローム株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H01L
21/76 20060101AFI20250722BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】 耐圧を向上可能な半導体装置を提供する。
【解決手段】
半導体装置は、半導体基板11と、半導体基板11上に設けられた埋込半導体層13と、埋込半導体層13上に設けられたエピタキシャル半導体層14と、エピタキシャル半導体層14内に設けられた第1素子領域50Aと、平面視において、第1素子領域50Aを囲む第1アイソレーション構造TAと、を備え、第1アイソレーション構造TAは、エピタキシャル半導体層14の表面から埋込半導体層13を貫通する位置まで延びた第1トレンチと、第1トレンチの内側に第1絶縁層16A
1
を介して設けられた第1導電領域17Aと、第1トレンチの内側において第1導電領域17Aよりも深い位置の領域に設けられた第1絶縁領域16A
2
と、を備え、第1導電領域17Aの深さは、埋込半導体層13の上面位置よりも浅い。
【選択図】 図4
特許請求の範囲
【請求項1】
半導体基板と、
前記半導体基板上に設けられた埋込半導体層と、
前記埋込半導体層上に設けられたエピタキシャル半導体層と、
前記エピタキシャル半導体層内に設けられた第1素子領域と、
平面視において、前記第1素子領域を囲む第1アイソレーション構造と、
を備え、
前記第1アイソレーション構造は、
前記エピタキシャル半導体層の表面から前記埋込半導体層を貫通する位置まで延びた第1トレンチと、
前記第1トレンチの内側に第1絶縁層を介して設けられた第1導電領域と、
前記第1トレンチの内側において前記第1導電領域よりも深い位置の領域に設けられた第1絶縁領域と、
を備え、
前記第1導電領域の深さは、前記埋込半導体層の上面位置よりも浅い、
半導体装置。
続きを表示(約 560 文字)
【請求項2】
前記第1導電領域と、前記埋込半導体層の上面位置との間の第1距離DZは、
0.1μm≦DZ≦10μm、
を満たす、
請求項1に記載の半導体装置。
【請求項3】
前記第1導電領域は、バイアス電位印加端子に接続されている、
請求項1に記載の半導体装置。
【請求項4】
前記エピタキシャル半導体層内に設けられた第2素子領域と、
平面視において、前記第2素子領域を囲む第2アイソレーション構造と、
を備え、
前記第2アイソレーション構造は、
前記エピタキシャル半導体層の表面から前記埋込半導体層を貫通する位置まで延びた第2トレンチと、
前記第2トレンチの内側に第2絶縁層を介して設けられた第2導電領域と、
を備え、
前記第2導電領域の深さは、前記埋込半導体層の下面位置よりも深い、
請求項1に記載の半導体装置。
【請求項5】
前記第1素子領域及び前記第2素子領域は、前記第1素子領域に対応する前記エピタキシャル半導体層の電位が、前記第2素子領域に対応する前記エピタキシャル半導体層の電位よりも高くなるように設定される構造を有する、
請求項4に記載の半導体装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、半導体装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、ディープ・トレンチ・アイソレーション(DTI)構造を含む半導体装置を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2022/153693号
【0004】
[概要]
本開示は、耐圧を向上可能な半導体装置を提供する。
【0005】
本開示の半導体装置は、半導体基板と、前記半導体基板上に設けられた埋込半導体層と、前記埋込半導体層上に設けられたエピタキシャル半導体層と、前記エピタキシャル半導体層内に設けられた第1素子領域と、平面視において、前記第1素子領域を囲む第1アイソレーション構造と、を備え、前記第1アイソレーション構造は、前記エピタキシャル半導体層の表面から前記埋込半導体層を貫通する位置まで延びた第1トレンチと、前記第1トレンチの内側に第1絶縁層を介して設けられた第1導電領域と、前記第1トレンチの内側において前記第1導電領域よりも深い位置の領域に設けられた第1絶縁領域と、を備え、前記第1導電領域の深さは、前記埋込半導体層の上面位置よりも浅い。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1は、半導体チップの平面図である。
図2は、デバイス領域の平面図である。
図3は、デバイス領域の断面構成を示す図である。
図4は、デバイス領域の断面構成を示す図である。
図5は、製造方法を説明するためのデバイスの断面構成を示す図(図5(A)、図5(B)、図5(C)、図5(D))である。
【0007】
[詳細な説明]
【0008】
以下、図面を参照して種々の例示的実施形態について詳細に説明する。なお、各図面において同一又は相当の部分に対しては同一の符号を附することとし、重複する説明は省略する。
【0009】
図1は、半導体チップ100(半導体装置)の平面図である。まず、XYZ三次元直交座標系を設定する。半導体チップ100の厚み方向(深さ方向)をZ軸方向とする。Z軸に対して垂直な方向をX軸とし、Z軸及びX軸の双方に垂直な方向をY軸とする。
【0010】
本例の半導体チップ100は、バイポーラトランジスタ領域100Bと、CMOS回路領域100Cと、DMOSトランジスタ領域100Dを備えている。バイポーラトランジスタ領域100Bは、1又は2以上のバイポーラトランジスタを含んでおり、各種センサからの信号などのアナログ信号が入力されるアナログブロックである。CMOS回路領域100Cは、1又は2以上のCMOS(相補型金属酸化膜半導体)回路を構成する複数の電界効果トランジスタを含んでおり、デジタル信号が入力されるデジタルブロックである。DMOSトランジスタ領域100Dは、1又は2以上のDMOS(二重拡散金属酸化膜半導体-FET(電界効果トランジスタ)を含んでおり、高電圧信号を処理可能なパワーブロックである。本例の半導体チップ100は、BCD(BIPOLAR-CMOS-DMOS)チップである。BCDチップにおいては、例えば、センサ信号をアナログブロックに入力し、制御信号をデジタルブロックに入力し、これらの出力に基いて、パワーブロックの出力信号を制御することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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