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公開番号2025104078
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-09
出願番号2023221915
出願日2023-12-27
発明の名称テスト回路
出願人ローム株式会社
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類G01R 31/3187 20060101AFI20250702BHJP(測定;試験)
要約【課題】メモリ容量が増えた場合であっても、RAMを高速でテスト可能なBIST回路を提供することを目的とする。
【解決手段】テスト回路は、選択信号に基づいて、複数のRAMの出力データからテスト対象となる対象RAMの出力データを選択する選択回路と、前記選択回路により選択された選択データを保持するパイプラインフリップフロップと、前記選択信号に基づいて、前記パイプラインフリップフロップの出力を期待値と比較する比較回路と、前記選択信号及び前記期待値を制御する制御回路と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
選択信号に基づいて、複数のRAMの出力データからテスト対象となる対象RAMの出力データを選択する選択回路と、
前記選択回路により選択された選択データを保持するパイプラインフリップフロップと、
前記選択信号に基づいて、前記パイプラインフリップフロップの出力を期待値と比較する比較回路と、
前記選択信号及び前記期待値を制御する制御回路と、
を備える、
テスト回路。
続きを表示(約 570 文字)【請求項2】
前記パイプラインフリップフロップの出力を保持するデータ保持フリップフロップを更に備える、
請求項1に記載のテスト回路。
【請求項3】
前記データ保持フリップフロップは、前記比較回路による比較結果に関わらず前記パイプラインフリップフロップの出力を保持する、
請求項2に記載のテスト回路。
【請求項4】
前記制御回路は、前記比較回路に供給する前記選択信号を、前記選択回路に供給する前記選択信号よりも、前記パイプラインフリップフロップの分だけ遅延させる、
請求項1から3のいずれか一項に記載のテスト回路。
【請求項5】
前記比較回路は、前記選択信号に基づいて、前記パイプラインフリップフロップの出力を分割した複数のビットから比較対象とする対象ビットを選択し、前記対象ビットを前記期待値と比較する、
請求項1から3のいずれか一項に記載のテスト回路。
【請求項6】
選択信号に基づいて、テスト対象となる対象RAMの出力データを分割した複数のビットから比較対象とする対象ビットを選択し、前記対象ビットを期待値と比較する分割比較回路と、
前記選択信号及び前記期待値を制御する制御回路と、
を備える、
テスト回路。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
開示の技術は、テスト回路に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には「メモリ回路をアクセスする内部回路と、上記メモリ回路のテスト動作を行うテスト回路として、上記メモリ回路からの読み出し信号とそれに対応した期待値とを比較し、不一致が発生したとき、不一致情報をシフト用クロック信号とともにシリアルに第1と第2の外部端子からそれぞれ出力させ、かかる不一致情報に対応したラッチ用クロック信号も第3の外部端子から出力する。」と記載されている。
【0003】
特許文献2には「RAM2に対して外部よりROM1のアドレスおよびそのデータをRAMデータとして書き込み、RAM2からのRAMデータのうちのROMアドレス出力をROM1のアドレスに接続して、そのアドレスのデータをROM1から読み出し、そのROMデータ出力とRAM2からのRAMデータのうちのROMデータ出力とを一致回路7で比較し、比較結果を任意のタイミングで外部に出力するとともに、比較結果の外部への読み出しは低速で行う。」と記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2002-319297号公報
特開2001-229700号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
近年、LSI(Large Scale Integration)には、搭載されるRAM(Random Access Memory)のテストを容易化するためにBIST(Built-In Self Test)回路が組み込まれ、アットスピードでのテストも可能となっている。BIST回路は、1つの制御回路で1又は複数のRAMをテストすることができ、テストでエラーとなったアドレス、データ及びテストステートを出力することができる。しかしながら、複数のRAMをテストする場合やビット数の多いRAMをテストする場合等、テストすべきメモリ容量が増えると、BIST回路がタイミング仕様を満足できなくなるという問題があった。
【0006】
ここで、特許文献1には、テスト結果を出力できるRAMBIST回路、特許文献2には、アットスピードでテストできるRAMBIST回路が提案されている。しかしながら、いずれの文献においても、メモリ容量が増えた場合の対策はできておらず、上述の問題は解消できていない。
【0007】
そこで、本開示では、メモリ容量が増えた場合であっても、RAMを高速でテスト可能なBIST回路を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示の第1態様に係るテスト回路は、選択信号に基づいて、複数のRAMの出力データからテスト対象となる対象RAMの出力データを選択する選択回路と、前記選択回路により選択された選択データを保持するパイプラインフリップフロップと、前記選択信号に基づいて、前記パイプラインフリップフロップの出力を期待値と比較する比較回路と、前記選択信号及び前記期待値を制御する制御回路と、を備える。
【0009】
本開示の第2態様に係るテスト回路は、選択信号に基づいて、テスト対象となる対象RAMの出力データを分割した複数のビットから比較対象とする対象ビットを選択し、前記対象ビットを期待値と比較する分割比較回路と、前記選択信号及び前記期待値を制御する制御回路と、を備える。
【図面の簡単な説明】
【0010】
従来例に係るBIST回路100が組み込まれたLSI1の概略構成の一例を示す図である。
第1の実施形態に係るBIST回路100_1の機能構成の一例を示す図である。
第2の実施形態に係るBIST回路100_2の機能構成の一例を示す図である。
従来例に係るBIST回路100のタイムチャートの一例を示す図である。
第2の実施形態に係るBIST回路100_2のタイムチャートの一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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