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公開番号2025105233
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-10
出願番号2023223649
出願日2023-12-28
発明の名称試料分析装置
出願人タカノ株式会社
代理人個人,個人
主分類G01N 35/10 20060101AFI20250703BHJP(測定;試験)
要約【課題】ピアッシング動作時に生じるカートリッジ外部への吸液対象の試薬の漏出を効果的に抑制できる試料分析装置を提供する。
【解決手段】試料分析装置1は、先細状の先端部としてのピペットチップ40を有し、当該ピペットチップ40から試薬の吸液を行う分注ノズル241と、分注ノズル241に流体の送出及び吸引を行うシリンダ機構243と、試薬が収容される試薬収容部31の開口を覆う封止部材316に対してピペットチップ40を貫通させるピアッシング動作を分注ノズル241の移動によって行うユニット移動機構246と、ピアッシング動作中にシリンダ機構243によって分注ノズル241に対して流体の吸引を行う制御を実行する制御装置としての制御ユニット50と、を備える。
【選択図】図23
特許請求の範囲【請求項1】
先細状の先端部を有し、当該先端部から試薬の吸液を行う分注ノズルと、
前記分注ノズルに流体の送出及び吸引を行うシリンダ機構と、
前記試薬が収容される試薬収容部の開口を覆う封止部材に対して前記先端部を貫通させるピアッシング動作を前記分注ノズルの移動によって行う移動機構と、
前記ピアッシング動作中に前記シリンダ機構によって前記分注ノズルに対して前記流体の吸引を行う制御を実行する制御装置と、
を備える試料分析装置。
続きを表示(約 570 文字)【請求項2】
前記制御装置は、
前記ピアッシング動作後に、前記先端部を一度上方に移動させた後に、前記試薬の吸液を行う位置まで下方移動させる制御を実行する、
請求項1に記載の試料分析装置。
【請求項3】
前記試薬収容部を有するカートリッジと、
前記カートリッジを収容する収容穴を有するカートリッジホルダと、
を更に備え、
前記カートリッジホルダは、
前記収容穴において前記カートリッジに対向する内壁から上下方向に交差する方向に突出する規制部を有し、
前記カートリッジは、
前記内壁に対向する側に前記規制部が入り込む凹部を有する、
請求項1又は2に記載の試料分析装置。
【請求項4】
前記試薬収容部を有するカートリッジと、
前記カートリッジを収容する収容穴を有するカートリッジホルダと、
前記カートリッジ及び前記カートリッジホルダのうち、何れか一方に配置される係合軸と、
前記カートリッジ及び前記カートリッジホルダのうち、前記係合軸が配置されない他方に配置される係合溝と、
を備え、
前記分注ノズルの軸線が前記係合軸の軸線上から外れている、
請求項1又は2に記載の試料分析装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、試料分析装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
検体に含まれる成分に対して反応する反応物質を利用して、検体を分析する技術が知られている。この種の技術が記載されるものとして例えば特許文献1がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-144260号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
試薬を収容するカートリッジには、当該試薬を外部から隔てるアルミを主成分としたシート等によって形成される封止部材が貼付されることがある。液体の吸液時には、この封止部材をピペットチップで貫通するピアッシング動作が行われている。しかしながら、封止部材の面に表面張力で液体が付着していることも多く、封止部材の面に付着していた液体がピアッシング動作によってカートリッジの外部に漏出するおそれがあった。
【0005】
本発明は、ピアッシング動作時に生じるカートリッジ外部への吸液対象の液体の漏出を効果的に抑制できる試料分析装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明の一態様は、先細状の先端部を有し、当該先端部から試薬の吸液を行う分注ノズルと、前記分注ノズルに流体の送出及び吸引を行うシリンダ機構と、前記試薬が収容される試薬収容部の開口を覆う封止部材に対して前記先端部を貫通させるピアッシング動作を前記分注ノズルの移動によって行う移動機構と、前記ピアッシング動作中に前記シリンダ機構によって前記分注ノズルに対して前記流体の吸引を行う制御を実行する制御装置と、を備える試料分析装置である。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、ピアッシング動作時に生じるカートリッジ外部への吸液対象の試薬の漏出を効果的に抑制できる試料分析装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の一実施形態に係る試料分析装置の斜視図である。
本実施形態の試料分析装置の機能的構成を示すブロック図である。
本実施形態の検査キットの斜視図である。
本実施形態の分注ユニット及びカートリッジホルダの斜視図である。
本実施形態の分析チップの分解斜視図である。
本実施形態の分析チップの断面図である。
本実施形態のカートリッジの斜視図である。
本実施形態のカートリッジの側面図である。
本実施形態のカートリッジを傾けた状態における側面図である。
本実施形態のカートリッジの正面図である。
本実施形態のカートリッジ装着状態のカートリッジホルダの斜視図である。
本実施形態のカートリッジを取り外した状態のカートリッジホルダの斜視図である。
本実施形態のカートリッジを取り外した状態のカートリッジホルダの断面図である。
本実施形態のカートリッジホルダへのカートリッジ挿入開始状態を示す断面斜視図である。
本実施形態のカートリッジホルダへのカートリッジ挿入状態を示す断面斜視図である。
本実施形態のカートリッジホルダへのカートリッジ挿入完了状態を示す断面斜視図である。
本実施形態の分注ユニットの斜視図である。
本実施形態の分注ユニットの内部の一部を正面側から模式的に示す断面図である。
本実施形態の分注ユニットの内部の一部を背面側から模式的に示す断面図である。
本実施形態の分注ユニットの伝達部、シリンダ側受部及び押出側受部の位置関係を示す拡大側面図である。
本実施形態の分注ユニットの伝達部及びピストン軸の位置関係を示す拡大平面図である。
本実施形態の分注ユニットの押圧部の待機位置を示す正面図である。
本実施形態の分注ユニットの押圧部の接触位置を示す正面図である。
本実施形態の分注ユニットの吸液処理の一例を示すフローチャートである。
本実施形態の分注ユニットのピアッシング動作を示す側面図である。
本実施形態の分注ユニットのピアッシング動作後の退避位置を示す側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の試料分析装置1の好ましい一実施形態について、図面を参照しながら説明する。
【0010】
図1は、本発明の一実施形態に係る試料分析装置1の斜視図である。図2は、本実施形態の試料分析装置1の機能的構成を示すブロック図である。図3は本実施形態の検査キット2の斜視図である。
(【0011】以降は省略されています)

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