TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025105329
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-10
出願番号2023223798
出願日2023-12-29
発明の名称測定器
出願人株式会社ミツトヨ
代理人個人
主分類G01B 3/22 20060101AFI20250703BHJP(測定;試験)
要約【課題】測定器本体部が画期的に小さい測定器を提供する。
【解決手段】測定器は、測定器本体部とは別体のリモート表示装置を備える。リモート表示装置は、測定器本体部とは別体であって、測定器本体部とは無線通信によって通信接続を確立して、測定器本体部で測定された測定値の情報を表示するリモート表示装置と、を備える。測定器本体部が補助的表示部を有する場合、補助的表示部を平面視したとき、補助的表示部の最外郭の輪郭は、測定器本体ケースの輪郭をはみ出ない。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
測定対象物に測定子を接触させて前記測定対象物の位置または変位を測定する測定器本体部と、
前記測定器本体部とは別体であって、前記測定器本体部とは無線通信によって通信接続を確立して、前記測定器本体部で測定された測定値の情報を表示するリモート表示装置と、を備える
ことを特徴とする測定器。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
請求項1に記載の測定器において、
前記測定器本体部の外表面に補助的表示部を有し、
前記補助的表示部を平面視したとき、前記補助的表示部の最外郭の輪郭は、前記測定器本体部の輪郭をはみ出ない
ことを特徴とする測定器。
【請求項3】
請求項2に記載の測定器において、
前記補助的表示部は、
前記測定器本体部の電源のオンオフ状態、無線通信接続の状態、および、電池残量の状態、のうちから選択される一つ以上の情報を表示する
ことを特徴とする測定器。
【請求項4】
請求項3に記載の測定器において、
前記測定器本体部の外表面に、当該測定器本体部を支持器に取り付けるための取付手段を有する
ことを特徴とする測定器。
【請求項5】
請求項4に記載の測定器において、
前記取付手段は、前記測定器本体部の外表面のうちで、前記補助的表示部が設けられた面以外の面に設けられている
ことを特徴とする測定器。
【請求項6】
請求項1に記載の測定器において、
前記リモート表示装置は、前記測定器本体部の設定操作を行うためのリモート操作入力手段を備え、
リモート操作入力手段は、表示部に表示される接触または非接触式の操作手段として提供される
ことを特徴とする測定器。
【請求項7】
請求項1に記載の測定器において、
前記測定器本体部は、
先端に前記測定子を有する測定アームと、
前記測定アームの軸線方向に直交する軸を回転軸として前記測定アームを軸支する測定器本体ケースと、
前記測定器本体ケース内に設けられ、前記測定アームの回転変位量を検出するエンコーダと、を備える
ことを特徴とする測定器。
【請求項8】
請求項3に記載の測定器において、
前記測定器本体ケースの外表面に補助的表示部を有し、
前記補助的表示部を平面視したとき、前記補助的表示部の最外郭の輪郭は、前記測定器本体ケースの輪郭をはみ出ない
ことを特徴とする測定器。
【請求項9】
請求項8に記載の測定器において、
前記測定アームを軸支する軸受部は、前記測定器本体ケースの先端側の端面から先端方向に尖鋭的に突き出るように前記測定器本体ケースに設けられており、
前記測定器本体ケースにおいて前記軸受部とは反対側にあって、前記軸受部と対向する部分を当該測定器本体ケースの基端部とし、
前記軸受部と前記基端部とを繋ぐ面を側面部とし、
前記軸受部と前記基端部とを結ぶ仮想線を基線とするとき、
一つ以上の前記側面部は、段差または傾斜をもって、前記基線に垂直な方向で外側に向けて凸状の部分を有する
ことを特徴とする測定器。
【請求項10】
少なくとも制御部と無線通信部と表示部とを有する情報処理装置にインストールされるリモート表示装置制御プログラムであって、
当該リモート表示装置制御プログラムが前記情報処理装置にインストールされることにより、当該情報処理装置を、
測定対象物に測定子を接触させて前記測定対象物の位置または変位を測定する測定器本体部の無線リモート表示装置として機能させる
ことを特徴とするリモート表示装置制御プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、測定器に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
テストインジケータ(いわゆるてこ式ダイヤルゲージ)が知られている(例えば特許文献1)。テストインジケータは、円周振れ、全振れ、平面度、平行度といった微小変位測定や、マスターワーク(またはブロックゲージ)に対する加工製品の加工誤差といった精密比較検査に使用される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-309687号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来のテストインジケータ(あるいは可搬型の比較的小型の測定器(スモールツール))は、測定器本体部をはみ出すようなサイズの表示部を備えていた。
仮に内部の電装部(エンコーダやマイコンチップ)の小型集積化が進んで測定器本体部が小型化していっても、人の目の判別能力に限界があるから測定値の読み取り易さ(視認性)を確保するには表示エリアのサイズをある程度確保しなければならず、表示部のサイズ縮小にはどうしても限度があった。
一方で、近年では、機械装置、機械部品の小型化が進んで、隙間(デッドスペース)がほぼなくなってきており、測定器を差し込む余地も無くなってきている。
このような状況で装置や部品の精度を検査するにあたって、測りたいところにうまく測定器をアプローチできず、測定器が扱いづらい、また、測定効率が上がらない、などの問題が生じていた。
装置製造や装置修理にあたって、人手不足、コスト削減の要請なども相俟って、このような問題を解決する検査装置が切望されている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の測定器は、
測定対象物に測定子を接触させて前記測定対象物の位置または変位を測定する測定器本体部と、
前記測定器本体部とは別体であって、前記測定器本体部とは無線通信によって通信接続を確立して、前記測定器本体部で測定された測定値の情報を表示するリモート表示装置と、を備える
ことを特徴とする。
【0006】
本発明の一実施形態では、
前記測定器本体部の外表面に補助的表示部を有し、
前記補助的表示部を平面視したとき、前記補助的表示部の最外郭の輪郭は、前記測定器本体部の輪郭をはみ出ない
ことが好ましい。
【0007】
本発明の一実施形態では、
前記補助的表示部は、
前記測定器本体部の電源のオンオフ状態、無線通信接続の状態、および、電池残量の状態、のうちから選択される一つ以上の情報を表示する
ことが好ましい。
【0008】
本発明の一実施形態では、
前記測定器本体部の外表面に、当該測定器本体部を支持器に取り付けるための取付手段を有する
ことが好ましい。
【0009】
本発明の一実施形態では、
前記取付手段は、前記測定器本体部の外表面のうちで、前記補助的表示部が設けられた面以外の面に設けられている
ことが好ましい。
【0010】
本発明の一実施形態では、
前記リモート表示装置は、前記測定器本体部の設定操作を行うためのリモート操作入力手段を備え、
リモート操作入力手段は、表示部に表示される接触または非接触式の操作手段として提供される
ことが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

株式会社ミツトヨ
測定器
1日前
株式会社ミツトヨ
円弧運動及び補正処理を有する測定器
9日前
株式会社ミツトヨ
最適化マルチチャネル照明制御システム
1日前
株式会社ミツトヨ
円弧エンコーダトラックを有する測定器
9日前
株式会社ミツトヨ
高速位置及び向き追跡モードを有する計測システム
15日前
株式会社ミツトヨ
直線エンコーダトラック及び円弧運動を有する測定器
9日前
株式会社ミツトヨ
円弧運動及び分離型エンコーダトラックを有する測定器
9日前
株式会社ミツトヨ
光ビームのパターンを用いる位置及び向き追跡を有する計測システム
15日前
TOPPANホールディングス株式会社
エッチング用金属体、エッチング用金属体の外観検査方法
1日前
日本精機株式会社
計器装置
8日前
株式会社東光高岳
計器
4日前
株式会社ミツトヨ
測定器
1日前
日本精機株式会社
液面検出装置
10日前
大和製衡株式会社
組合せ秤
16日前
大和製衡株式会社
組合せ秤
10日前
大和製衡株式会社
組合せ秤
10日前
大同特殊鋼株式会社
疵検出方法
1日前
日本特殊陶業株式会社
ガスセンサ
11日前
日本特殊陶業株式会社
ガスセンサ
2日前
日本特殊陶業株式会社
ガスセンサ
11日前
日本特殊陶業株式会社
ガスセンサ
22日前
ダイハツ工業株式会社
試験用治具
16日前
エグゼヴィータ株式会社
端末装置
2日前
日本特殊陶業株式会社
ガスセンサ
2日前
タカノ株式会社
試料分析装置
1日前
柳井電機工業株式会社
部材検査装置
2日前
タカノ株式会社
試料分析装置
1日前
バイオテック株式会社
容器設置装置
2日前
富士電機株式会社
エンコーダ
3日前
富士電機株式会社
エンコーダ
3日前
株式会社クボタ
作業車
15日前
新電元メカトロニクス株式会社
位置検出装置
8日前
株式会社ノーリツ
通信システム
8日前
JNC株式会社
トランジスタ型センサ
1日前
TDK株式会社
計測装置
9日前
JNC株式会社
トランジスタ型センサ
1日前
続きを見る