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公開番号2025094435
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-25
出願番号2023209966
出願日2023-12-13
発明の名称組合せ秤
出願人大和製衡株式会社
代理人個人
主分類G01G 19/387 20060101AFI20250618BHJP(測定;試験)
要約【課題】複数の供給ホッパを円形に並列配備し、各供給ホッパから落下排出された被計量物の重量を計量部で計測し、目標重量となる計測値を組合せ演算して、排出対象となる複数の計量部を選択し、選択した計量部から排出された被計量物を、装置中心の下方に設定した集合箇所に、集合シュートを介して流下案内するよう構成した組合せ秤において、集合シュートの脱着を容易に行えるようにする。
【解決手段】集合シュート8を、少なくとも上下方向2段の漏斗状の分割シュート8a,8bに分割し、これら上下方向2段の分割シュート8a,8bの内、下段の分割シュート8aを集合ファネル9の上端部に脱着可能に搭載支持するとともに、上段の分割シュート8bを下段の分割シュート8aにおける上端部に脱着可能に載置支持してある。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
複数の供給ホッパを平面視で円形に並列配備するとともに、前記各供給ホッパの下方に、前記各供給ホッパから排出された被計量物の重量を計測する複数の計量部を配備し、目標重量となる計測値を組合せ演算して、前記複数の計量部のうち、排出対象となる計量部を選択し、選択した計量部から送り出された被計量物を集合シュートで流下案内して、装置中心の下方に設定配備した集合ファネルに導くよう構成した組合せ秤において、
前記集合シュートを少なくとも上下方向2段の漏斗状の分割シュートに分割し、前記上下方向2段の分割シュートの内、下段の分割シュートを前記集合ファネルの上端部に脱着可能に搭載支持するとともに、上段の分割シュートを前記下段の分割シュートにおける上端部に脱着可能に搭載支持してある、
ことを特徴とする組合せ秤。
続きを表示(約 470 文字)【請求項2】
前記上段の分割シュートの下端部を、前記下段の分割シュートの上端部に嵌め入れ可能に構成するとともに、前記上段の分割シュートにおける外周下部の周方向複数個所に、前記下段の分割シュートの上端縁に当接する突出部を設けてある、
請求項1に記載の組合せ秤。
【請求項3】
前記突出部を少なくとも周方向3箇所に設けてある、
請求項2に記載の組合せ秤。
【請求項4】
前記下段の分割シュートの上端縁全周を厚肉口縁に構成してある、
請求項3に記載の組合せ秤。
【請求項5】
前記厚肉口縁を、ヘミング曲げ加工して構成してある、
請求項4に記載の組合せ秤。
【請求項6】
前記複数の計量部それぞれを計量コンベヤで構成し、前記各計量コンベヤにおいて被計量物の重量計測を行った後、計量の済んだ被計量物を装置中心側に向けて載置搬送して、前記集合シュートの上端部に送り込むよう構成してある、
請求項1ないし5のいずれか一項に記載の組合せ秤。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、食品や菓子などの被計量物を所定の重量ずつ計量して排出するよう構成した組合せ秤に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
上記組合せ秤としては、特許文献1等に示されているような、円形配列型のものが多く利用される。例えば、特許文献2においては、円形配列型の組合せ秤は、中央部が大きく上下に開口された基台の上部に、複数の脚を介してセンター基体が配備されている。このセンター基体の中心上部に、被計量物が投下供給される分散フィーダ、及び、分散フィーダによって振動搬送された被計量物を放射状に振動搬送する多数台の直進フィーダが脱着自在に装備されている。更に、センター基体の外周部に、直進フィーダで搬送された被計量物を受ける多数台の供給ホッパ、及び、各供給ホッパから排出される被計量物を受け取る多数台の計量ホッパがそれぞれ脱着可能に装備されている。
【0003】
かかる構造を備えた組合せ秤では、装置中心部の上方から投下供給された被計量物を分散フィーダで分散搬送して直進フィーダ群に送り込み、各直進フィーダで搬送された被計量物を、供給ホッパを介して計量ホッパへ少量ずつ供給してその重量を計測し、計量ホッパ群で得られたた多数の計量値の中から、目標重量範囲になる計量値の組み合わせを演算選択し、選択された計量値の計量ホッパが排出作動される。
【0004】
選択された複数の計量ホッパから排出された被計量物は、集合シュートによって装置中心部下方に流下案内され、集合ファネルで集められて集合ホッパに供給される。集合ホッパは、包装機からの排出要請に基づいて作動し、所定重量の被計量物を排出する。
【0005】
係る構成の組合せ秤においては、計量ホッパから排出された被計量物を装置中心部に流下案内する集合シュートは脚を避けて周方向に複数分割され、脚に取付けた図示されていない支持部材に分割された各集合シュートが脱着可能に取付けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
公開実用昭58-39528号公報
特開2023-89537号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
組合せ秤では、定期的、あるいは、必要に応じて洗浄処理を行って、各部に付着残留した被計量物の残渣や欠片を除去する。この際、被計量物が接触する装置部位を取り外すことになるが、集合シュートは周方向に分割されている。そのため、作業者は装置の周囲を移動して分割された集合シュートの脱着作業を行う必要があり、手間がかかるものとなっていた。
【0008】
また、脚を避けて分割配備される集合シュートは、隣接する集合シュート同士の間に、脚を通す隙間が形成されることになる。そのため、被計量物が集合シュート同士の隙間から飛び出ないように、集合シュートの周方向端部には縦壁を立設する必要があり、その分、分割された集合シュートの個々の重量が大きくなって、取扱いが困難になるものであった。
【0009】
本発明は、このような点に着目してなされたものであって、集合シュートを容易に脱着することのできる組合せ秤を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記目的を達成するために、本発明では、次のように構成している。
(【0011】以降は省略されています)

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