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公開番号
2025102190
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-08
出願番号
2023219492
出願日
2023-12-26
発明の名称
エンコーダ
出願人
富士電機株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G01D
5/244 20060101AFI20250701BHJP(測定;試験)
要約
【課題】本開示は、発電素子において効率的に発電するエンコーダを提供する。
【解決手段】第1端部と、第1方向に離隔して位置する第2端部と、を有し、回転軸に固定された磁石による磁場が前記第1端部と前記第2端部との間で変動することにより電力を発生させる発電素子と、前記第1端部に対向して設けられ、前記第1方向に交差する第2方向に沿って延びる第1縦板部を有し、磁性体により形成される第1部材と、前記第1部材から離隔して、前記第2端部に対向して設けられ、前記第2方向に沿って延びる第2縦板部を有し、磁性体により形成される第2部材と、を備えるエンコーダ。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
第1端部と、第1方向に離隔して位置する第2端部と、を有し、回転軸に固定された磁石による磁場が前記第1端部と前記第2端部との間で変動することにより電力を発生させる発電素子と、
前記第1端部に対向して設けられ、前記第1方向に交差する第2方向に沿って延びる第1縦板部を有し、磁性体により形成される第1部材と、
前記第1部材から離隔して、前記第2端部に対向して設けられ、前記第2方向に沿って延びる第2縦板部を有し、磁性体により形成される第2部材と、
を備える、
エンコーダ。
続きを表示(約 900 文字)
【請求項2】
前記第1部材は、前記第1方向に沿って延びる第1横板部を有し、
前記第2部材は、前記第1方向に沿って延びる第2横板部を有する、
請求項1に記載のエンコーダ。
【請求項3】
前記第1横板部は、前記磁石における磁極中心位置まで延びる第1延長部を有し、
前記第2横板部は、前記磁石における磁極中心位置まで延びる第2延長部を有する、
請求項2に記載のエンコーダ。
【請求項4】
前記発電素子が実装される基板を更に備え、
前記第1部材は、前記基板における前記発電素子が実装された第1面と反対側であって、前記磁石側の第2面に設けられる前記第1横板部を有し、
前記第2部材は、前記第2面に設けられる前記第2横板部を有する、
請求項2又は請求項3のいずれかに記載のエンコーダ。
【請求項5】
前記第1部材は、前記基板を貫通する第1貫通部を有し、
前記第2部材は、前記基板を貫通する第2貫通部を有する、
請求項4に記載のエンコーダ。
【請求項6】
前記第1貫通部及び前記第2貫通部のそれぞれは、磁性特性を持つネジである、
請求項5に記載のエンコーダ。
【請求項7】
前記発電素子が実装される基板を更に備え、
前記第1部材は、前記基板と前記発電素子との間に設けられる前記第1横板部を有し、
前記第2部材は、前記基板と前記発電素子との間に設けられる前記第2横板部を有する、
請求項2又は請求項3のいずれかに記載のエンコーダ。
【請求項8】
前記第1縦板部及び前記第2縦板部のそれぞれにおける前記第2方向に沿う幅は、前記発電素子における前記第2方向に沿う幅より狭い、又は、前記第1縦板部及び前記第2縦板部のそれぞれにおける前記第1方向及び前記第2方向のそれぞれに交差する第3方向に沿う幅は、前記発電素子における前記第3方向に沿う幅より狭い、
請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のエンコーダ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、エンコーダに関する。
続きを表示(約 2,500 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、モータの回転軸の回転量を検出する回転検出器が開示されている。特許文献1には、回転検出器が、回転軸に回転一体に取り付けられ、外周方向に4極以上の磁極を有する発電用磁石と、感磁部と誘導コイルからなる少なくとも1つの発電素子と、第1の磁気センサと、第2の磁気センサと、を備えることが開示されている。また、特許文献1には、回転検出器が、回転軸の回転によって、発電用磁石と共に位置が変化し、第1の磁気センサと第2の磁気センサのうちの少なくとも1つに励磁電圧を発生させることがある磁束制御部材を更に備えることが開示されている。特許文献1には、回転検出器が、発電用磁石の回転により発電素子が発電した電力で、第1の磁気センサ及び第2の磁気センサを駆動することが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2021/044758号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
バッテリレスエンコーダとして、バルクハウゼン特性を利用して発電する発電素子を利用する場合がある。磁石による磁場により効率的に発電素子において発電することが望まれている。
【0005】
本開示は、発電素子において効率的に発電するエンコーダを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一の態様によれば、第1端部と、第1方向に離隔して位置する第2端部と、を有し、回転軸に固定された磁石による磁場が前記第1端部と前記第2端部との間で変動することにより電力を発生させる発電素子と、前記第1端部に対向して設けられ、前記第1方向に交差する第2方向に沿って延びる第1縦板部を有し、磁性体により形成される第1部材と、前記第1部材から離隔して、前記第2端部に対向して設けられ、前記第2方向に沿って延びる第2縦板部を有し、磁性体により形成される第2部材と、を備えるエンコーダを提供する。
【発明の効果】
【0007】
本開示のエンコーダによれば、発電素子において効率的に発電できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、第1実施形態に係るエンコーダを用いるサーボモータシステムを説明する図である。
図2は、第1実施形態に係るエンコーダを用いるサーボモータの構成を説明する図である。
図3は、第1実施形態に係るエンコーダの回路構成を説明する図である。
図4は、第1実施形態に係るエンコーダの回路構成を説明する図である。
図5は、第1実施形態に係るエンコーダの回路構成を説明する図である。
図6は、第1実施形態に係るエンコーダにおける磁石の構成について説明する平面図である。
図7は、第1実施形態に係るエンコーダにおける回路基板の構成について説明する斜視図である。
図8は、第1実施形態に係るエンコーダにおける回路基板の構成について説明する平面図である。
図9は、第1実施形態に係るエンコーダにおける回路基板の構成について説明する断面図である。
図10は、第2実施形態に係るエンコーダにおける回路基板の構成について説明する斜視図である。
図11は、第2実施形態に係るエンコーダにおける回路基板の構成について説明する平面図である。
図12は、第2実施形態に係るエンコーダにおける回路基板の構成について説明する底面図である。
図13は、第2実施形態に係るエンコーダにおける回路基板の構成について説明する断面図である。
図14は、第3実施形態に係るエンコーダにおける回路基板の構成について説明する斜視図である。
図15は、第3実施形態に係るエンコーダにおける回路基板の構成について説明する平面図である。
図16は、第3実施形態に係るエンコーダにおける回路基板の構成について説明する底面図である。
図17は、第3実施形態に係るエンコーダにおける磁石と横板部との位置関係について説明する図である。
図18は、第4実施形態に係るエンコーダにおける回路基板の構成について説明する断面図である。
図19は、本実施形態に係るエンコーダの変形例について説明する図である。
図20は、本実施形態に係るエンコーダの変形例について説明する図である。
図21は、本実施形態に係るエンコーダの変形例について説明する図である。
図22は、本実施形態に係るエンコーダの変形例について説明する図である。
図23は、本実施形態に係るエンコーダの変形例について説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態について、添付の図面を参照しながら説明する。なお、各実施形態に係る明細書及び図面の記載に関して、実質的に同一の又は対応する機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複した説明を省略する場合がある。また、理解を容易にするために、図面における各部の縮尺は、実際とは異なる場合がある。
【0010】
≪第1実施形態≫
第1実施形態に係るエンコーダについて説明する。第1実施形態に係るエンコーダは、第1端部と、第1方向に離隔して位置する第2端部と、を有し、回転軸に固定された磁石による磁場が第1端部と第2端部との間で変動することにより電力を発生させる発電素子を備える。また、第1実施形態に係るエンコーダは、第1端部に対向して設けられ、第1方向に交差する第2方向に沿って延びる第1縦板部を有し、磁性体により形成される第1部材を備える。さらに、第1実施形態に係るエンコーダは、第1部材から離隔して、第2端部に対向して設けられ、第2方向に沿って延びる第2縦板部を有し、磁性体により形成される第2部材を備える。
(【0011】以降は省略されています)
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